女性

女性コンサルタントがおすすめするキャリア形成に役立つオススメ本8選

今回は、女性コンサルタントで活躍している方からおすすめの本を紹介していただいた。外資コンサルとして活躍している方から、ビジネス書に限らず、幅広いジャンルから選んでいただいたので、職種や男女問わずさまざまな方に読んでいただきたい。

様々なジャンルの本を読もう

普段から、周りの人に幅広いジャンルの本を読むことをオススメしている。社会人はどうしてもビジネス書に偏ってしまいがちなのだが、いつもとは違う本を読んで世界を広げることも大切だと考えているからである。そしてそういう本にこそ、思いがけないヒントがたくさん載っているのだ。

とはいっても、何から読めばいいか分からない、という方も多いだろう。今回は様々なジャンルから私が最近読んだおすすめの本を厳選したので、ぜひ手に取っていただきたい。

雑多な分野での推薦でお願いしますという依頼だったので一貫性がないことはあらかじめご了承いただきたい。2名の方に取材をしてご推薦本をいただいている。いただいたコメントを編集担当者が抜粋して掲載してある。

野心のすすめ (講談社現代新書)

この本はテレビで取り上げられていたこともあるのでご存知の方も多いだろう。

林真理子氏が今にいたるまで泥臭く努力したその半生が描かれている。泥臭い、というと敬遠してしまう方もいるかもしれないが、ドライでスマートな今の世の中を生きる私たちに、忘れていたものを思い起こさせてくれる。

著者がパワフルに奮闘していく姿に大変心を打たれた。自己啓発的な要素も強いが面白い。

短時間で読みたい方におすすめだ。 

野心のすすめ (講談社現代新書)

野心のすすめ (講談社現代新書)

  • 作者: 林真理子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/07/29
  • メディア: Kindle版
 

 死ぬほど読書 (幻冬舎新書)

本を読んでも頭に入らずなんとなく読んで終わってしまう、そもそも本を読む気が起きない、といった方にオススメなのが本書だ。

著者は伊藤忠商事の会長や中国大使を務めた、経済界の重鎮ともいえる丹羽氏だ。丹羽氏は伊藤忠出身ではあるが日本において良くも悪くもプレゼンスを発揮していた印象だ。

読書をどのように仕事に繋げるか、そこで得た知識をどう活かしていくか、具体的に書いてあるのでマネできる部分が多い。

素敵な文章から、読書がいかに人生の栄養になるか、を自然と感じ取ることができるので、今まであまり読書をしてこなかった方にも良書だ。

巻末に載っている紹介本も面白いので、目を通してみてほしい。

死ぬほど読書 (幻冬舎新書)

死ぬほど読書 (幻冬舎新書)

  • 作者: 丹羽宇一郎
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2017/07/27
  • メディア: Kindle版
 

 サラバ! 上

言わずと知れた西加奈子の直木賞受賞作である。主人公の家族を描いた作品なのだが、そのキャラクターが個性的で、長編なのだが全く飽きることがなく読むことができる。

主人公は常に一歩引いて世の中を見ているような少年なのだが、その主人公が大人になってから様々な試練に巻き込まれていく描写はスピーディでかなり呑み込まれる。その中での主人公の感情の揺れ動きがあまりにもリアルで惹きつけられる。

読み終わった後は、大人になるにつれて知らず知らずの間にがんじがらめにしていた心を開放してあげたくなった。

かなりのめりこむことができるはずなので、現実を忘れたい大人のみなさまには特にオススメだ。

サラバ! 上 (小学館文庫)

サラバ! 上 (小学館文庫)

  • 作者: 西加奈子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/10/06
  • メディア: 文庫
 

文庫本の方が持ち歩きしやすいのでおすすめだが、単行本もある。

サラバ! 上

ソフトウエア開発プロフェッショナル

ソフトウェア開発に関わるエンジニアだけでなく、全ての人にオススメしたいのが本書である。私もソフトウェア周りのプロジェクトにアサインされたときに読んだのだが、これからの時代、このレベルの知識は必要とされてくると思うので一読するべきである。

最専門的な言葉が並んでいるかと思いきや、専門外の人間にも分かりやすく書いてあり、なおかつこれ1冊でソフトウェアによる課題解決を導くための道筋が見えてくるので、専門外の私にとっても非常に勉強になり、役立った。

ソフトウエア開発プロフェッショナル

ソフトウエア開発プロフェッショナル

  • 作者: スティーブ・マコネル,松原友夫,山浦恒央
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2005/01/20
  • メディア: 単行本
 

僕の「天職」は7000人のキャラバンになった

 読んだ後、めきめきとやる気が湧いてくる本。著者がNPO組織を立ち上げ、途上国の子供たちのために図書館を立てる、その奮闘を描いたものである。

NPOを立ち上げて、成功に導いていくその優れたマネジメントスキルについても非常に勉強になるのだが、著者を取り巻く同僚や家族、そして支援の対象である途上国の子供たちの言葉や行動にも心が打たれる。

フィクションにも思えるほどのサクセスストーリーだが、ただの夢物語ではなく、自分の目指すものを実現させ困難を乗り越えていく著者のスキルと情熱に、誰しも触発される部分はあるはず。

こちら単体で読んでも大丈夫だが、ぜひ1冊目の『マイクロソフトでは出会えなかった天職』と合わせて読んでいただきたい。

僕の「天職」は7000人のキャラバンになった

僕の「天職」は7000人のキャラバンになった

  • 作者: ジョンウッド
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2013/04/15
  • メディア: Kindle版
 

 1冊目はこちらから。

マイクロソフトでは出会えなかった天職

N女の研究

「N女」というのはNPO組織で働く女性のことで、本書はそんなN女へのインタビューをもとに書かれたものだ。ここに出てくるN女の方々の多くは20~30代の高学歴の女性たちなのだが、そんな彼女たちが収入の少ないNPOで働くその志にはハッとさせられるものがある。

問題意識を持ち、自ら社会を変えていこうといばらの道を選択し、結婚・出産などライフイベントがある中でどのように困難を乗り越えていくか、彼女たちの姿が詳細に描かれている。

NPO組織で働いている、または働きたいと考えている女性だけでなく、全ての女性にキャリアをどう描くか、考え直すきっかけになるはずだ。

N女の研究

N女の研究

  • 作者: 中村安希
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2017/07/14
  • メディア: Kindle版
 

腸科学 健康な人生を支える細菌の育て方 (早川書房)

最近「腸活」などと言われ、腸内環境を整えることが健康な身体作りにとって大切である、ということをなんとなく知っている方は多いだろう。そんなぼんやりとした知識をお持ちの方に大いにオススメなのが本書である。

健康な生活を送るために、なぜ腸内細菌が大事なのか、衰えた腸内細菌をどうやって復活させるべきなのか、科学的根拠に基づきながら分かりやすく解説されているので腹落ちしやすい。

具体的にとるべき食事や行うべき運動も書かれており、すぐに取り入れやすい。もっと早く読んでおけばよかったと思うほど良書である。健康科学に関する本は様々出ているので自分にあうものを選んでほしい。

腸科学 健康な人生を支える細菌の育て方 (早川書房)

腸科学 健康な人生を支える細菌の育て方 (早川書房)

  • 作者: ジャスティンソネンバーグ,エリカソネンバーグ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2016/11/30
  • メディア: Kindle版
 

ユニクロ対ZARA

両ブランドとも購入したことがある方は多いだろう。どちらもファストファッションで、ともすれば同じようなイメージを抱いている方も多いと思うが、本書を読むとこの2社の違いに驚くはずである。

主にビジネスモデルの切り口から両社について述べられているのだが、身近なブランドの裏側を見ているようでとても面白く読めた。

堅苦しいビジネス本が苦手、という方でも、本書ならかなりサクッと読めるはずだ。何よりこの本を読むことで、ファッション業界だけでなくほかの業界にも興味が湧くような面白さなので、入門書としてもオススメだ。

ユニクロ対ZARA

ユニクロ対ZARA

  • 作者: 齊藤孝浩
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2014/11/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

編集後記

いかがだっただろうか。今回は女性ならではの選書だと感じるものや、普段触れないジャンルのものもあって新鮮なラインナップとなった。まずは自分の興味が出そうなものから手に取っていって、少しずつ視野を広げていってほしい。GWに読んでいただきたい。

また女性の方でコンサルタントへの転身を考えている方は、ビズリーチにぜひ登録してネクストキャリアを検討してほしい。

今回は以上だ。

2019年9月の転職トレンド

2019年9月時点では、各社の採用意欲はおしなべて旺盛であるものの、ポジションの募集が減少する会社と、引き続き多くの社員を募集している会社に二極化している。景況感の悪化リスクが高まる中で、人材業やコンサルティング業など、労働集約的で「なくても困らない」サービスを提供している産業では、採用意欲が減退している。

また、大企業は採用を手控える時期に来ていることを、覚えておいてほしい。というのも、大規模な会社は採用人数が多く、個別研修を実施するのが難しいため、10月1日や4月1日など、期の切れ目に新入社員の入社を集中させたいと考える。今から内定を出したとしても、多くの候補者が10月1日入社に間に合わないため、一旦ポジションをクローズしてしまうのである。逆に言えば、今のタイミングでもポジションをオープンしている大企業は、よっぽど人数が足りずに困っている可能性が高いので、入社難易度が通常時よりも低くなっている場合が多い。

ビズリーチなどのサイトで、どのような会社がないかを探り、是非、積極的にチャレンジしていただきたい。
9月のトレンドは、以上だ。

筆者のお勧め転職サービス

1位 ビズリーチ キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

2位 JACリクルートメント ハイキャリアに特化した転職エージェントであり、年収アップに繋がる転職支援に定評がある。年収が500万円以上の方や、その給与帯を目指したい方は登録すべきだろう。特に、年収1000万円前後の転職では日本有数の実績を有している。まずは、レジュメを登録し、キャリアコンサルタントとの面談に参加してほしい。
また、JACリクルートメントに相談した人へのインタビューは→こちら

3位 リクルートエージェント 日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。

4位 アクシスコンサルティング お勧め度は4位としたが、コンサルティングファームに転職したい方には、一番お勧めしている転職エージェントだ。コンサルティングファームへの転職では日本有数の実績を有しており、主要なファームのほとんどと取引している。特に、事業会社に在籍するコンサル未経験者の支援には定評がある。どのファームでどのような選考が行われ、どうすれば合格できるかを熟知しているので、コンサルティングファームへの転職を視野に入れている方は面談に参加すると良いだろう。

5位 パソナキャリア 日本有数のHR企業であるパソナの転職支援サービスだ。丁寧な候補者支援に強みを有しており、候補者の性格や気持ちを理解しながら、ホスピタリティの高い転職支援を行ってくれることだろう。案件数はリクルートエージェントよりやや少ないが、仕事が丁寧で、自分に合った求人を丁寧に紹介してもらうことができる。他のエージェントの面談に参加し、違和感を感じた方には特にお勧めできるエージェントだ。