キャリア相談室

長時間労働のベンチャーが減ってきていても転職するときに注意してほしい点

ベンチャー企業への転職市場は現在もにぎわっている。大企業は労働の環境が変わってきているのは当サイトで書いたがベンチャー企業も事情が変わってきている。今回はベンチャー企業の労働環境の変化について書かせていただく。

ベンチャー企業は労働環境が整わないと人が集まらない

現在のベンチャーは労働環境が整っている企業ではないと、人材の採用できなくなったという状況ができている。

ベンチャー=低賃金、長時間労働というイメージがあったが、大手企業出身の経営者が増えたこと、そして、ファイナンスの環境がととのったことで人件費にお金をまわせるようになった。

給与面でも、オフィスの面でも労働環境が向上していったことで、ベンチャーの定義がこれまでと変わってきた。

長時間労働のベンチャーもいまだ存在

長時間労働のベンチャーも存在しており、昔から存在するビジネスタイプや優秀な人材が少なく、とにかく量で勝負しているベンチャーもあり、いまだ日をまたぐほど低賃金で働いている人を目にする。

長時間労働は人を疲弊させ、思考する能力を奪い、確実に成長のチャンスを逃している。新規事業の責任者としてオーナーシップをもって動かす事業の長時間労働の場合は考える点が多いため、成長がある。ただ作業量が多くルーティーンだけの長時間労働はおすすめしない。

大抵、そういう場合は効率化できる部分を全く効率化していないところに多くの原因がある。

長時間労働が減ったベンチャー企業の注意点

ベンチャー企業の労働時間が減ったパターンにも2パターンある。効率を重視し、これまでより短時間で生産性をあげるようにしたパターン。もう1パターンは、ただ、単純に労働時間を短くし仕事の質が短くなったパターンである。

短時間で生産性をあげるようになったパターンというのはエクセルでやっていた作業をGoogle Apps Scriptを使って、Google Spread Sheet上で自動化するようになったり、ミィーティングの時間を減らして準備と共有の時間を削減することに成功するパターンだ。この手の企業は気合で何かをやっていこうというマインドがなく、頭をどれだけ使えばいいかということを理解しているので、工夫に工夫を重ねている。

一方、単純に労働時間を短くした企業には大きな問題がある。なぜかというと、仕事の手抜きを覚えているだけでギリギリまでがんばって結果を出そうとする姿勢がなくなってしまうからだ。

なあなあになってしまうことを覚えた人の成長はあっという間にとまる。また、20代のあいだから楽をすることを覚えるのはよくない。効率化を考えることができる側にまわらないといけないが、若手のうちからそれを実践できる人は少ない。

若い間にはがむしゃらに働けというのは効率化するプロセスを体得するために必要だということだ。よって、量をこなさずに効率をあげるためには新しい技術を習得する必要がある。新しい技術は、これまでよりも一次元高いアシストをしてくるため、新しいことを学ぶ意思だけは絶対に捨てないようにすべきだ。

良いベンチャーを見抜くためにツールに詳しくなろう

人間がすべきではない仕事をきちんと自動化しているかを見抜くためにツールに詳しくなっておこう。どういう工夫をして仕事を短時間でするようにしてるかという質問をしたときに、「専用のツールを…」という回答をされたときに具体的な質問をさらにできるとどういう会社なのかが良く分かる。

勤怠管理、労務管理、経費管理、営業管理あらゆるツールがあるので全く工夫をしていないことが分かったら、その会社は厳しいことがわかる。

BtoBの会社がほとんどであるが企業が使う管理ツールを調べてみると面白い。社員数に応じて大体一か月どれくらい費用がかかるかわかるので調べてみてほしい。

outlookでなくてIT系企業ではslackといったツールを使っている。

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早く帰っているという意味にも注意

早く帰っている人もいるが、早く帰って家で仕事をして結局労働時間が長いという場合があるので気を付けてほしい。本当の働き方はどのようになっているかを調べるのは難しい。

規模が30人未満のベンチャーであれば、短期の社会人インターンを受け入れてくれることもあるのでぜひ転職前に聞いてみるといい。

ある程度の規模になっても交渉次第では短期インターンをしてもらえる企業があるので実際の労働形態がどうなっているかがよくわかる。

ベンチャーは数をあたってみることが大事

ベンチャー企業を見る際は、いきなりいい企業を見つけることは難しいので様々な企業をあたってみて調べるとよい。

 ビズリーチでスカウトが多数きてベンチャー企業の名前をまず知って、1社1社調べてみるとよいだろう。数をあたって、本当にいい働き方をしている企業をさがそう。

今日は以上だ。

2019年11月の転職トレンド

企業は10月に下期の採用を終えて体制が整い、今の時期は求人情報としては凪の状況であるという向きもある。11月の採用決定者数は、数字としては低調になっているのが事実だ。

転職希望者も、上半期末や下半期初の繁忙期を終えて一息つき、転職活動をなかなか始めない。実際に、転職メディアの閲覧数は、11月は決して多くない。

だからこそ、実は、11月に転職活動を休む、年末年始休みまで転職活動を始めなくていい、というのは誤りだ。管理職や、チャレンジングなポジションの転職を望む人がいれば、少なくとも情報収集は、確実に11月から開始したほうがいい。

日本の企業の多くは3月決算だが、上期の業績の着地結果が固まるのは今、11月の始めである。企業側では、業績の着地結果を踏まえて事業計画を修正し、下期の業績達成に向けて動き出していく。

業績を達成するため、欠員を急いで補充するケースもあるが、逆に、チャレンジが必要なプロジェクトで、クリティカルに必要な人を採用するので、重要な求人ポストの募集が意外と始まる時期なのが11月だ。

中途入社は4月がピークだが、重要なポジションは採用決定まで時間がかかる。重要なポジションを4月に確実に充足させるため、先行して、とりわけ非公開ポジションの募集を始める会社も多い。 重要なポジションは数も少ないので早い者勝ちだ。あっという間にクローズするので、多くの転職希望者が気付かない間に、募集が終わっていくのである。

→ビズリーチなどの転職サイトにまずは登録し、経験豊富なプロのエージェントに、非公開ポジションの情報を、直接ヒアリングすることをおすすめする。

11月のトレンドは、以上だ。

筆者のお勧め転職サービス

1位 ビズリーチ キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

2位 JACリクルートメント ハイキャリアに特化した転職エージェントであり、年収アップに繋がる転職支援に定評がある。年収が500万円以上の方や、その給与帯を目指したい方は登録すべきだろう。特に、年収1000万円前後の転職では日本有数の実績を有している。まずは、レジュメを登録し、キャリアコンサルタントとの面談に参加してほしい。
また、JACリクルートメントに相談した人へのインタビューは→こちら

3位 リクルートエージェント 日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。

4位 アクシスコンサルティング お勧め度は4位としたが、コンサルティングファームに転職したい方には、一番お勧めしている転職エージェントだ。コンサルティングファームへの転職では日本有数の実績を有しており、主要なファームのほとんどと取引している。特に、事業会社に在籍するコンサル未経験者の支援には定評がある。どのファームでどのような選考が行われ、どうすれば合格できるかを熟知しているので、コンサルティングファームへの転職を視野に入れている方は面談に参加すると良いだろう。

5位 パソナキャリア 日本有数のHR企業であるパソナの転職支援サービスだ。丁寧な候補者支援に強みを有しており、候補者の性格や気持ちを理解しながら、ホスピタリティの高い転職支援を行ってくれることだろう。案件数はリクルートエージェントよりやや少ないが、仕事が丁寧で、自分に合った求人を丁寧に紹介してもらうことができる。他のエージェントの面談に参加し、違和感を感じた方には特にお勧めできるエージェントだ。