20代~30代のキャリアを考えるブログ

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転職相談を転職エージェントにするときに注意してほしい項目7選

転職相談を転職エージェントにすることは多いだろう。そうした際に、気を付けてほしいことを書かせていただく。

転職エージェントは原則何でも相談していい相手なのだが、相談の方法をうまく行えば交渉が有利になる場合も少なくないので積極的に活用してほしい。

転職相談をする際に、転職エージェントが的確にあなたが望む回答をしてくれるためにはどうしたらいいかいくつかアドバイスを書いたのでご覧になってほしい。転職の目的を決めて相談しよう!といったあたりまえのことからもう少し掘り下げて書いた。

転職相談に関する定義

転職相談にはいくつかのパターンがある。簡単に分類すると、
A.将来に対する漠然とした不安をもっておりキャリア相談したい
B.現職に不満があるが、転職や社内異動を含めてどうしたらいいかわからない
C.転職の意思があり、どこかに転職したい
D.転職したい業界の候補が複数あるが、企業は絞り込めていない
E.具体的に転職したい企業がいくつかある

AからEに行けばいくほど転職したい意欲が高く、つまり転職エージェントにとって良い顧客ということになる。

転職エージェントにとってのよい顧客とは、確実に転職をしてもらい、かつ転職エージェントが求職者に割く時間が少ない場合を指す。一方的な転職エージェント目線の回答なのであまり気にしないでほしいが。

定義はここまでにして、具体的な内容に入っていきたい。

1.職務経歴書は完成させた状態で会う

職務経歴書がない状態でも転職サイトに登録していたら簡単に転職エージェントと会える。

そして転職エージェントと会っている中で、お互いにアイスブレイクをしていきお互いの情報を引き出し合うのが通常だろう。職務経歴書は、お互いの情報を引き出すための時間をより効率的に行ううえで必要だ。

今までどういう仕事をしてきて、どういう経歴で~といったことは口頭で伝えてもいいが、できれば、事前にまとめておき、共有することで、無駄が省ける。LinkedInやWantedlyにまとめてあるレベルでも構わない。

もし、個人情報が多く、不特定多数や同僚に見られたくない場合は、ビズリーチに登録し、ビズリーチ上で転職エージェントにしか見えないプロフィールを作っておくとよい。

もちろん一回一回、PDFファイルを送るのもいいが、添付して送信する手間が省けるので閲覧可能なサービスに情報を蓄積しておくとよい。

職務経歴書や履歴書も加えて完成させておくとどういうメリットがあるかというと、効率性に加えて意外なところで案件のマッチングがおこなわれるからだ。

例えば、薬学部出身で事業会社への転職を探している際に、未経験でもいいから薬学の知識のあるマーケターがほしいとなったときに、大学の学部の欄をあらかじめ書いておけば転職エージェントは早い段階で、レアな薬学部出身者向けの案件を紹介できる。

また、あなたの趣味と近しいサービスを運営している会社の求人もあるので、意外と履歴書の趣味の欄もあなどれない。趣味は履歴書に書きづらい場合はWantedly等に書いておくとよい。

サーフィンが趣味の人が、サーフィンやマリンスポーツ系の販売店をクライアントにする、WEBコンサルティング会社に就職できれば知識を生かせて楽しく働けそうなことは想像がつくだろう。

2.成功体験と同様に失敗体験のエピソードも用意しておく

成功体験を話すのは転職面接では当たり前だろう。これまでの成果や仕事での成功体験は質問される。

同様に失敗体験ももっておくとよい。転職エージェント側の目線になり恐縮だが、転職エージェントは、転職した求職者が会社をすぐ辞めてしまうことが一番怖い。

なぜならば、すぐ辞めた場合、事前に合意した返金規定に基づいて、人材紹介フィーの一部を返金しないといけない。返金が発生した場合、人事に知れ渡り、あの人が紹介した人は微妙だなという印象を与えてしまう。

現場レベルで仕事ができない人の情報はそこそこ大きい企業なら人事まで伝わらないので、どちらかといえば期間内の退職の方が問題だ。具体的な期間は会社によるが3か月ないしは6か月だ。

なぜ失敗体験が大事かというと失敗経験をもち、それを乗り越えた人は傾向として、すぐに会社を辞めにくい。会社を辞めにくく、転職してくれる人が転職エージェントにとっては紹介しやすい人である。

紹介しやすい人になれるかどうかも重要である。紹介しやすい人は、転職エージェントが優先的にいい求人をあてがってくれるのでチャンスだ。

3.現在働いている会社の情報も伝える

転職エージェントは転職関連の情報を引き出す場だと思って間違いない。本記事を見ている優秀層の方は、転職エージェントよりも地頭レベルがよいため、論理的なアドバイスを求めても意味がないと感じることも少なくないだろう。

そのため求人や企業、転職の情報を積極的にもらうとよい。積極的にもらうために、自社の情報をも伝えることを意識してほしい。

なぜかというと、あなたがかりに転職した場合、あなたが辞めた会社は人を採用するので、その採用のための支援もビジネスチャンスとしてあるわけなので、転職エージェントはビジネスチャンスをつかむためにより情報をつかんでおきたいからである。

また、すぐに転職したくないが、ただキャリア相談したい人はすぐに転職エージェントにとってお金になるわけではない。それでも会うのは将来の見込み顧客として考えているからである。

転職エージェントにとって有益な情報を定期的に提供できるのであれば、見込み顧客のなかでも良い転職をサポートしたいと転職エージェントは思うのである。

ここらへんは人間の個人的な感情にもなるので人によるが、個人でやっているエージェントは有益な情報を与えてくれる候補者の転職は全力で支援するものである。

4.質問方法を工夫する

冒頭のC~Eの段階での比較的転職に前向きな場合の話では、案件を紹介してもらえるだろう。では、案件を紹介してくる際に転職エージェントに対してどういった質問をしたらよいだろうか。

転職エージェントは企業から依頼をされる際に、人が辞めすぎて困って採用したいという場合と、業績がとにかくよくて事業拡大で採用したいというパターンの2つが大きな理由としてある。

ベンチャー企業では特に、どちらのパターンも繰り返してすすんでいく。ベンチャー企業はストック人材がいないので、急に何かの事業があたってとにかく人が欲しいときや、内乱がおきてチームが一気に数人辞めたときなどに、急に採用しないといけなくなる。

転職エージェントは企業の事情をふまえた上で案件紹介をするが、退職者がでた企業への紹介は、求職者にとってはよくない場合が多い。

なぜなら辞めているときは会社の雰囲気も悪く育成する環境がないからだ。それでも、人が欲しい企業は転職エージェントフィーを高く払ってでもうちを優先してくださいというので転職エージェントは紹介せざるをえない。

では質問はどうしたらよいか。この求人のポジションはどうしてあいているのですか?と聞いてみよう。

あいている理由が新設ポジションや業務拡大ならポジティブで、前任者が辞めてしまったから...という理由だとネガティブな可能性が高い。しかし、これだけで判断するのは早計なので、なぜこの求人をすすめてくるのですかと聞いてみよう。

転職エージェントが正直に、退職者が出ているものの、今転職したら上のポジションに早くなりやすいという理由を話してきたなら、転職を検討してみてよいかもしれない。だが、理由もなくすすめてきた場合は金を儲けたくて紹介してきた場合が多い。

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5.信用できる転職エージェントかどうかの精査

はっきりいって、10~20%の転職エージェントはビジネスマナーとして問題があるのではないかと感じられる人がいる。機密情報や個人情報の管理が雑であったり、企業との窓口としての機能をはたしていなかったりという場合だ。

まず、転職エージェントが信頼できるかどうかの精査を行ってほしい。A,Bの段階では、企業をうけるわけではないので時間を無駄にしたな...くらいで終わるが、CDEの段階で、ある程度転職意向があるというだけで勝手に企業に応募しだすとんでもない転職エージェントがいるので注意しよう。

本当はこんな低レベルなことは書きたくないのだが、転職エージェントとのトラブルで勝手に応募されていたというのは珍しい事例ではないので、気を付けていただきたくてわざわざ書いた。

信頼できるかどうかの精査をするために、会う前のメールのやりとりやこれまでの実績の話し方、個人の考え方をみてまともな人かどうか直感も活用して判断してほしい。

6.相談する転職エージェントが本当に強い業界について知る

転職エージェントは業界の得意不得意がある。不得意の業界もよく知っている感じを出すので、未経験転職の場合は特にそうだが、転職したい業界を言う前に、その転職エージェントが最も強い業界は何か?と質問してみよう。

転職サイトをみると強みのある業界を複数のせているので一番強い業界についての質問を行ってほしい。相談相手の転職エージェントが最も得意な業界とあなたが転職したい業界が一致している場合はぜひ活用してほしい。

企業ごとの各論に入る前に業界の話をしっかりとしてくれる転職エージェントは、業界の知見をためつつ、クライアントからの信頼も得ている可能性が高いので,単発的な紹介ではなく継続的に良いキャリアアドバイスができるだろう。

転職エージェントの強みのある業界が、元々働いていたが辞めて転職エージェントになった業界の場合は、働いていた業界とのコネクションが強いはずである。

7.企業名を出してみて、中の人とつながっているかを確認

転職エージェントは、企業の中の人とつながっておく必要がビジネスの性質上ある。人事だけでなく社長や役員クラスともつながっておく必要がある。

きちんと名前をあげて、あの企業は○○だ、と個人名にひもづいた情報ならばある程度信頼できる。面接の際に、紹介していただいた転職エージェントの○○さんと、貴社の○○さんは仲いいのですか?と聞いてみて実際に関係が深い場合はその転職エージェントの情報は信頼できる。

逆に薄っぺらい情報しかなく企業の人とコネクションが全く築けていないのに人脈のあるふりをするとんでもない転職エージェントがいるので注意しよう。とんでもない転職エージェントとわかった瞬間でその転職エージェントと話すのは辞めにしておくべきである。

転職相談をする際は転職エージェントに

転職相談はA~Eであげたようにフェーズが存在し、簡単に決められることではないので情報収集をするためにも必ず転職エージェントと多くあってほしい。できれば10人くらいは会うべきである。

リクルートエージェントは最初に登録する転職エージェントとしてはよい。また転職サイトはビズリーチに必ず登録しよう。ビズリーチに登録すると様々な転職エージェントに出会えるので転職エージェントに会う必要がなくとも転職エージェントはこういうものなのかと知るためにビズリーチを使ってほしい。

すでにビズリーチを使っている方はキャリアカーバーを使おう。今日は以上だ。