キャリア相談室

転職に失敗したら、すぐに意思決定をしよう

 はじめての転職活動を経験した人にありがちなのが転職失敗だ。だれしも、転職の失敗をしたくないだろうが、転職活動、特に1回目で失敗をする人は非常に多い。そこで転職活動に失敗して、次の転職をすべきかどうか考えている人にメッセージを送りたい。意思決定の重要性を伝える。

1回目の転職に失敗する理由

1回目の転職の失敗は、新卒就職の失敗よりも起こりやすい。新卒の時は、どのような環境であれ、社会の当たり前として、教えられたことを吸収していく。

例えば、銀行員が、大量のハンコを必要とする書類が社会人の基本だと思ったり、連絡にFAXを使ったり、たいして傾斜のかからない飲み会のお礼を翌朝からしてまわったり、支店長に怒鳴られたりすることを当たり前だと思ってしまう。

銀行というところはどうみてもおかしいのでこれは当たり前ではないと、もし銀行員の方が見ていたら思ってほしい。

1回目の転職だと、すでに慣れてしまったカルチャーがある。3~6年くらいの年次で転職すると、自分の型ではなく、会社の型で仕事をしているため、転職先のやり方が慣れてしまったカルチャーとあわないのだ。

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転職先では変化への対応が重要

現代は、変化の激しい時代であるためどのようなときでも変化に対応できる人材にならないといけない。

特に20代の間に転職する際は、変化に対応できないと、まず転職先で出世することができない。

日本からアメリカに移住したら、違和感があるというより、これがアメリカのやり方なのか!と納得するのと同じように、何事も当たり前だと思わず、会社ごとにルールが定められていると考えたほうがいい。

転職した際も、日本からアメリカに移住したと思って、新しいことを吸収していこう。

1回目の転職に関しては楽観的に

1度目の会社で3年以上働くことができたのであれば、普通のサラリーマンとしては合格点なので、次の会社を仮に1か月で退社することになっても問題ない。

3年は1つの会社にいなければならないという迷信を信じている人がいるが、そんなことは無視してほしい。

3社とも1年未満の在籍だったというのは本人に問題を感じるが、3社のうち1社だけ3か月で残りは3年いたという感じだと全く違和感はない。

よって1回転職を失敗したとしても、すぐに切り替えれば問題ない。特に昨今は人材マーケットが、求職者有利の状況であるため、転職がすぐにできる。

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失敗したと思ったらすぐに意思決定を

転職で失敗したとおもったら、直ぐに意思決定をしたほうがいい。少なくとも3ヶ月で意思決定をすべきだ。3ヶ月して、会社になじめなかったら、それ以上いても慣れる可能性はない。

コンサルティングファームなどで、エクセルスキルが足らず苦労しているというのであれば、「エクセルスキル」というボトルネックが解消されたらうまくいく可能性がある場合以外、意思決定を早くしよう。なお、エクセルが3ヶ月で身につかないというのも問題であるが。

出戻りの可能性もさぐろう

出戻りする場合もある。転職に失敗して、すぐ3ヶ月くらいで戻ってくる人も珍しくない。外資系企業では出戻りがあたりまえだったが、日系大手でも出戻りが可能になった。大手総合商社でも、出戻りが行われるようになり驚きを感じたことを覚えている。

出戻りは、恥ずかしいことではないので、前職との関係が悪くなければ相談をしよう。

1年を超えると、成果が求められる

なぜ意思決定を早くしたほうがいいかという理由の1つに、1年以上いると何かしらの成果を転職面接で聞かれる。一方、数か月単位だと、「会社があわなかったから転職だな」というのは面接官にもわかってもらえる。

たまに、4か月しか在籍していない会社での成果を大きくアピールしている人がいるが、あれは痛い。活躍できなかったときは素直に失敗を認めたほうがよい。そしてなぜ失敗したのかを分析しよう。

ダラダラ辞めたい会社にいても成果は絶対に出ない。意思決定を早くできるかもビジネススキルとしては必須だ。

1回目の転職で失敗したときのリカバリアクション

まず、すぐさま、転職活動をする時だ。1回目の転職活動は往々にして視野が狭い。

相談相手を増やそう。元同僚でもいいし、転職エージェントでもいいし、大学の友人でもいい。転職活動の結果を振り返ろう。そして、現在の悩みが、客観的に見て正当なものであれば転職をすぐにしよう。

転職エージェントの選択肢を増やす

転職エージェントの選択肢が狭すぎると、次の転職先も見つけ難くなる。転職エージェントの選択肢は、転職を考えていないときも含め常に増やしていこう。

転職エージェントには素直に失敗したことやお願いをつくっておこう。

まずは転職サイトへの登録から

転職サイトはまずはビズリーチに登録しよう。ビズリーチは登録しているエージェントや企業が多く、転職失敗した人の支援をしたエージェントが多数いる 

またコンサルへの転職も多い。アクシスコンサルティングなどのエージェントへいこう。また年収が高めの転職ならハイクラス転職サイト「転機」を使用しよう。今日は以上だ。

2019年11月の転職トレンド

企業は10月に下期の採用を終えて体制が整い、今の時期は求人情報としては凪の状況であるという向きもある。11月の採用決定者数は、数字としては低調になっているのが事実だ。

転職希望者も、上半期末や下半期初の繁忙期を終えて一息つき、転職活動をなかなか始めない。実際に、転職メディアの閲覧数は、11月は決して多くない。

だからこそ、実は、11月に転職活動を休む、年末年始休みまで転職活動を始めなくていい、というのは誤りだ。管理職や、チャレンジングなポジションの転職を望む人がいれば、少なくとも情報収集は、確実に11月から開始したほうがいい。

日本の企業の多くは3月決算だが、上期の業績の着地結果が固まるのは今、11月の始めである。企業側では、業績の着地結果を踏まえて事業計画を修正し、下期の業績達成に向けて動き出していく。

業績を達成するため、欠員を急いで補充するケースもあるが、逆に、チャレンジが必要なプロジェクトで、クリティカルに必要な人を採用するので、重要な求人ポストの募集が意外と始まる時期なのが11月だ。

中途入社は4月がピークだが、重要なポジションは採用決定まで時間がかかる。重要なポジションを4月に確実に充足させるため、先行して、とりわけ非公開ポジションの募集を始める会社も多い。 重要なポジションは数も少ないので早い者勝ちだ。あっという間にクローズするので、多くの転職希望者が気付かない間に、募集が終わっていくのである。

→ビズリーチなどの転職サイトにまずは登録し、経験豊富なプロのエージェントに、非公開ポジションの情報を、直接ヒアリングすることをおすすめする。

11月のトレンドは、以上だ。

筆者のお勧め転職サービス

1位 ビズリーチ キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

2位 JACリクルートメント ハイキャリアに特化した転職エージェントであり、年収アップに繋がる転職支援に定評がある。年収が500万円以上の方や、その給与帯を目指したい方は登録すべきだろう。特に、年収1000万円前後の転職では日本有数の実績を有している。まずは、レジュメを登録し、キャリアコンサルタントとの面談に参加してほしい。
また、JACリクルートメントに相談した人へのインタビューは→こちら

3位 リクルートエージェント 日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。

4位 アクシスコンサルティング お勧め度は4位としたが、コンサルティングファームに転職したい方には、一番お勧めしている転職エージェントだ。コンサルティングファームへの転職では日本有数の実績を有しており、主要なファームのほとんどと取引している。特に、事業会社に在籍するコンサル未経験者の支援には定評がある。どのファームでどのような選考が行われ、どうすれば合格できるかを熟知しているので、コンサルティングファームへの転職を視野に入れている方は面談に参加すると良いだろう。

5位 パソナキャリア 日本有数のHR企業であるパソナの転職支援サービスだ。丁寧な候補者支援に強みを有しており、候補者の性格や気持ちを理解しながら、ホスピタリティの高い転職支援を行ってくれることだろう。案件数はリクルートエージェントよりやや少ないが、仕事が丁寧で、自分に合った求人を丁寧に紹介してもらうことができる。他のエージェントの面談に参加し、違和感を感じた方には特にお勧めできるエージェントだ。