キャリア相談室

SAPコンサルに将来はあるのか。一刻も早くキャリアを広げることをおすすめする理由

こんな人におすすめ
  • SAPコンサルに勤めているが将来を不安に感じ始めており、転職を検討している人
  • SAPコンサルから転職したいものの、キャリアアップに活かせる転職情報がなくて困っている人
  • 転職活動をしていて、コンサル関連の情報を集めたいと思っている人

SAPコンサルから、転職の相談を受けることが増えた。どの人も「将来性がない気がして不安」と悩んでいる。

結論、今すぐにSAPコンサルの仕事は無くならないので、急いで明日にでも転職しようと焦る必要はない。一方で、今後少しずつ案件数は減少していくので、キャリアを広げられるよう、情報収集は始めておくことをおすすめする。

ちなみに、もう既に転職したい企業などが決まっている人は、早速、転職活動を始めた方が良いだろう。キャリアが狭まってから動き出すのでは遅い。

なお、今回はSAPコンサルの基礎知識から、市場全体の話まで広くまとめてある。今まさにSAPコンサルの将来性を疑っている人は読んでほしい。

早速、情報収集を始めようと思った人や転職を決意した人がいれば、求人サイトとエージェントに登録することをおすすめする。

例えば、求人サイトのビズリーチに登録すれば、企業からのスカウトを受けることが出来るので、自分の経歴やスキルを評価してくれる企業を効率的に探し出すことが出来る。SAPの経験を評価してスカウトをしてくれるので、悩んでいる人にはぴったりだろう。

また、エージェントもフル活用した方が良い。

例えば、アクシスコンサルティングというエージェントは、コンサルからの転職に強い。コンサルからコンサルはもちろんのこと、コンサルから事業会社またはフリーランスへの転職にも強いため、キャリアアップ・キャリアチェンジしたい方はぜひ登録しよう。

あるいは、年収アップを狙いたい人にはJACリクルートメントがおすすめだ。JACリクルートメントはハイクラスの転職に強いため、年収の高い人がさらに年収を上げて転職出来るようサポートすることに長けている。

もちろん、まだ転職先や転職条件すらも決まっていないという人も多いだろう。そういった場合は、リクルートエージェントに登録することをおすすめする。業界最大級の転職エージェントなので、広く情報を集めるのに適しているだろう。

転職するかどうかを決めている場合も、決めていない場合も、求人サイトとエージェントは必須で登録した方が良い。常に最新の情報を集めて、転職を有利に進められるように努力しよう。

この記事でわかること
  • 2025年までは、SAPコンサルの需要が高い
  • SAPコンサルの市場価値を上げていくためには、SAP以外の資格を取得する必要がある
  • 遅かれ早かれ、2025年までには転職活動を行った方が良い

SAPコンサルとは

そもそもSAPコンサルはどんな仕事なのかをまとめた。

仕事内容

SAPコンサルタントは、他のコンサル同様に、会社の経営課題を特定・分析し、改善し得る戦略や施策を打ち出すことが仕事だ。

その中でも、主に必要なITシステムの設計〜導入までをプロジェクトとして担うのがSAPコンサルである。

ITシステムを導入するとなると、経営陣の意思だけではなく、現場レベルでメンバーがどういう作業の仕方をしていて、どんなシステムを好むのかを理解していないと意味がない。

そのため、ITに関する知識だけでなく、現場の人から上手くヒアリングするコミュニケーション能力、それをシステムへと落とし込む能力が必要不可欠と言える。

直近では、多くの業界でシステムの改善や統合が増えているため、SAPコンサルの需要は非常に高い。

SAPコンサルの年収

一般的に、新卒だと500万円台〜高くて600万円ほどであり、その後高くて1200万円まで上がると言われている。

同じITのエンジニアよりも、SAPコンサルは市場価値が高いと言われており、今の時代に稼ぐには良い職種だろう。

SAPコンサルに必要な資格

SAPコンサルタントとしての実力を認定するSAP認定資格がある。

資格がなくてもSAPコンサルタントとして仕事することは出来るが、ERP導入プロジェクトに携わっている人だと、ほとんどが資格を取得している。

必須ではないが、SAPコンサルタントとしてキャリアを築いていく場合には持っておくべきだろう。

なお、SAP認定コンサルタント資格は、SAP社が主催している。ERPパッケージシステムの構築・実装・設定・モデル・トラブルシューティング・ソリューションなどが行えるかを問う試験であり、資格を取得すると、正式に「SAP認定コンサルタント」と名乗ることが出来る。

難易度が高いため、転職市場では強いアピールポイントとなる。

SAPコンサルの課題

需要が伸びているにもかかわらず、SAPコンサルの将来性が心配される理由は何だろうか。今回は、その理由を3つの切り口から分析した。

SAPの需要に左右されてしまう

今、この時点ではSAPコンサルは足りないくらいだが、一方で、「日本で2,000社以上が導入しているSAP ERPの保守サポートが2025年で終了する」という問題がある。

SAP ERPを使用している場合、2025年までに、SAP ERPの後継製品「S/4HANA(エスフォーハナ)」に移行するか、別の商材にリプレイスするかを選択する必要がある。

そのため、2025年までには、後継商品に移行することを選んだ企業へのコンサル案件が急増するため、ニーズが一気に増す。しかし、後継製品「S/4HANA(エスフォーハナ)」は単なるバージョンアップではなく、仕組みが異なるため、全く別の商材にリプレイスする企業が一定層存在することも事実だ。

2025年を過ぎると、移行作業も落ち着き、かつ移行せずにリプレイスする企業もいることから、担当の案件が一気に減少してしまう。

このように残り5年間で市場が一気に狭まってしまうため、今からSAPコンサルを目指すのは一般的におすすめできないと言われている。

他領域に転職しにくい

SAPコンサルから他の領域に展開することは難しい。

先にも述べた通り、SAPコンサルの技術を生かしてITエンジニアなど他職種に転職したとしても、年収が伴わなかったりと、納得のいく転職をすることは難しい。

あくまでも、SAPコンサルの技術を軸に、そこと掛け算出来る資格を取得することが推奨されている。

人材として差別化を図るのが難しい

他のコンサルと比較して、SAPコンサルは差別化を図るのが難しいと言われている。

企業の現場に入って、いかに正しく現状をヒアリングし、理解出来るかといったコミュニケーション能力に差は出るものの、そのあとのソリューションの限界は決まっているため、コンサルタントごとの差は出づらいのである。

実際、年収1000万を超えるコンサルタントとなると、SAPのみならず、他の資格も持っていて掛け算でソリューションを提案出来る人材だ。SAPに限って評価されようと図るのは筋が悪い。

もちろん、具体的にどの資格を取ることがもっともキャリアに生きるのかは、プロからアドバイスをもらった方が良い。アクシスコンサルティングは、コンサルの転職に強いため、よりキャリアアップを狙える方法を教えてもらえるだろう。

ぜひ活用してほしい。

SAPの需要と将来性

需要は伸びている

先述の通り、2025年に向けてシステムを変更する必要があるため、多くの企業でSAPコンサルの需要は伸びている。

特に、今の時代だと、海外拠点の立ち上げも増えており、国内企業だけでなく国外企業へのサポート需要も大きい。

日本のERP市場自体を見ると、成長率は横ばいが続いているが、ここ数年は右肩上がりの状況が続いている。2017年ERPパッケージライセンス市場は1,097億9,000万円に上り、前年比0.8%増となった。

2020年には、なんと1,212億円まで伸びると言われており、今後もSAPコンサルの需要は高いと言える。

競合商品の増加

2018年の同市場全体のシェア首位はSAP、2位は富士通、3位はオービックとなっている。

出典元:2018年 国内ERM市場シェアを発表(IDC Japan)

https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ45453419

SAP以外にも、富士通をはじめとした国内ERP商品が増えてきており、日本だけの慣習や法制度に対応した商材が少しずつシェアを拡大しているのである。競合が増えていく一方で、2025年にはSAPの需要は頭打ちとなることから、SAPコンサルとしての向かい風は続くだろう。

SAPコンサルはどうキャリアを歩んでいくべきか

スキルを生かして横展開する

多少、年収は落ちる可能性があるが、ITコンサルなど今の技術を使える業界に転職するのがもっとも現実的である。即戦力であり、ITコンサル側も歓迎して受け入れてくれるので、効率的に転職を進めることが出来るだろう。

ちなみに、年収がどうしても引っかかるという人は、早めにJACリクルートメントに相談すると良いだろう。エージェント側がしっかり年収交渉を行ってくれるので、年収問題を解決して安心して転職することが出来るはずだ。

2025年までに、余裕を持った転職計画を立てよう

いかがだっただろうか。

SAPコンサルは向こう5年間と、その後で重要が大きく変化する。2025年以降に案件がすぼまり、キャリアが頭打ちになってしまう前に、早めに転職活動を始めよう。

また、転職を見据えて、今のうちから資格を追加で獲得しておくこともおすすめだ。SAPの資格と掛け算して、キャリアアップが見込める資格を早めに調査し、行動に移そう。

なお、実際に行動に移す際は、エージェントに相談しながら進めることをおすすめする。例えば、コンサル出身者の転職に強いアクシスコンサルティングに相談すれば、よりキャリアアップが狙える企業あるいは業界を教えてもらえる。

もし年収にこだわりがあり、年収アップが譲れないという場合は、JACリクルートメントに登録しよう。年収交渉まで行ってくれるので、自分だけでは交渉し切れなかったところまで代わりに実施してもらうことが出来る。

自分にとって、合うエージェントを見つけられると、かなり効率的にキャリアアップを望めるので、ぜひ参考にしてほしい。

もちろん、まだ転職先や転職条件すらも決まっていないという人も多いだろう。そういった場合は、リクルートエージェントに登録することをおすすめする。業界最大級の転職エージェントなので、広く情報を集めるのに適している。

あるいは、求人サイトのビズリーチに登録すれば、企業側からのスカウトを受けることが出来るので、自分の経歴やスキルを評価してくれる企業を効率的に探し出すことが出来る。

転職するかどうかを決めている場合も、決めていない場合も、求人サイトとエージェントは必須で登録した方が良い。

SAPコンサルから、良いセカンドキャリアを築けるように、頼れる先に頼りながら転職活動を進めていこう。

今日は以上だ。

筆者のお勧め転職サービス

1位 ビズリーチ キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

2位 アクシスコンサルティング コンサルティングファームに転職したい方には、一番お勧めしている転職エージェントだ。コンサルティングファームへの転職では日本有数の実績を有しており、主要なファームのほとんどと取引している。特に、事業会社に在籍するコンサル未経験者の支援には定評がある。どのファームでどのような選考が行われ、どうすれば合格できるかを熟知しているので、コンサルティングファームへの転職を視野に入れている方は面談に参加すると良いだろう。

3位 リクルートエージェント 日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。

4位 JACリクルートメント ハイキャリアに特化した転職エージェントであり、年収アップに繋がる転職支援に定評がある。年収が500万円以上の方や、その給与帯を目指したい方は登録すべきだろう。特に、年収1000万円前後の転職では日本有数の実績を有している。まずは、レジュメを登録し、キャリアコンサルタントとの面談に参加してほしい。
また、JACリクルートメントに相談した人へのインタビューは→こちら

5位 パソナキャリア 日本有数のHR企業であるパソナの転職支援サービスだ。丁寧な候補者支援に強みを有しており、候補者の性格や気持ちを理解しながら、ホスピタリティの高い転職支援を行ってくれることだろう。案件数はリクルートエージェントよりやや少ないが、仕事が丁寧で、自分に合った求人を丁寧に紹介してもらうことができる。他のエージェントの面談に参加し、違和感を感じた方には特にお勧めできるエージェントだ。