20代~30代のキャリアを考えるブログ

若手のキャリア、転職についてインタビュー、意見を発信しています。

大手人材紹介会社DODA(パーソルキャリア)の現役社員に聞いた成功する転職の方法

大手人材会社は、リクルートエージェントを運営するリクルートキャリア、DODAを運営するパーソルキャリア(旧インテリジェンス)、JACリクルートメントが存在する。今回は、業界第2位であるパーソルキャリアの現役社員に大手転職エージェントの裏事情を聞いてきた。大手転職エージェントをフル活用するための秘訣を語って頂いたので、是非ご覧いただきたい。匿名でお答えいただいたのでかなり本音で答えていただいている。

パーソルキャリアでの仕事内容

-パーソルキャリアではどのような仕事をされているのですか?

中途で旧インテリジェンスに入社しました。数年にわたって、法人側の営業を担当しています。組織のお話をすると、リクルートとパーソルは、キャリアアドバイザー(CA)とリクルーティングアドバイザー(RA)にわかれています。

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簡単にいうとキャリアアドバイザーは求職者にあって求人斡旋をします。通常の求職者が会っているのは、キャリアアドバイザーの方ですね。私は、リクルーティングアドバイザーと呼ばれる、法人側の営業をしています。

-具体的にリクルーティングアドバイザー(RA)のお話を詳しくお聞かせいただけますか?

リクルーティングアドバイザーの仕事は多岐にわたります。まず、企業側のニーズを聞き、キャリアアドバイザーに企業のニーズを伝えます。その後、ぴったりの候補者を紹介してもらう場合、すでにぴったりな人材がいて、企業にこちらから提案する場合、また人事機能をほぼ全て代行する場合もあります。

採用のプロが人事にいるとは限らず、我々が採用機能をまるごと代行することで、採用の要件定義、部署へのヒアリング、募集要項の作成、外部の転職エージェントに紹介の依頼をするといった、中の人事とほぼ変わらない業務を補填する場合もあります。

人事として入り込めることができればできるほど価値はあります。

-企業が採用機能を人材紹介会社に依頼するのはなぜでしょうか。

人事部が採用を上手に出来ていないことがあります。依頼先の企業は超がつく大手ばかりなので、採用担当者もいそうですが、人事側は労務研修や社内研修にばかり注力しています。

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結果、相対的に採用の優先度が低くなってしまっています。これは一般的な人事評価制度の話ですが、採用よりもその他の業務の方が社内の評価指標になっているためです。

一方、IT業界におけるエンジニアの採用担当は、同じ人事でもエンジニアをどれだけ採用できたか、つまり採用が評価指標として重きに置かれているため、一生懸命に採用活動をしています。

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それでもエンジニアは採用が難しい状況のため、外部の人材紹介会社に採用のサポートを依頼している状況です。

-ご担当されている業界を教えてください。

大手企業は幅広く担当しています。大手メーカーや大手IT企業、外資系企業、コンサルティング会社を担当しています。特に、製造業としてくくられている大手メーカーを担当しています。家電メーカー、自動車メーカー、部品メーカーが多いですね。

-差し支えない範囲で取り扱っている企業名を教えてください。

あまり具体的には言いづらいですが、電機メーカーの上位に位置するソニー、日立、パナソニック、東芝、富士通、三菱電機といった企業群のほとんどをクライアントにしています。

自動車メーカーに関しても、日産等の自動車メーカーから、自動車メーカーの部品供給源である、tier1と呼ばれるサプライヤーまでをクライアントとしています。具体的にはtier1はアイシンやデンソーといった企業群です。

大手メーカーだとNECや富士通もですね。ほとんどのメーカーはクライアントだと思って問題ないでしょう。

その他の企業だとAmazonといった外資系IT企業から、Yahoo!といった大手インターネット企業、mixiのようなメガベンチャー、そしてそれに類する企業がクライアントになっています。

どこの会社にいっても紹介されるであろうアクセンチュアやアビームコンサルティングも、もちろん担当です。

大手でも幅広い学歴の人が転職している

-現在の転職市場(2018年)全般をどう見ていますか。

かなり転職しやすいです。大手メーカー、IT企業を見ていても、人材不足のため学歴が問われなくなってきています。リクルート等の超大手と呼ばれる人材会社にも、学歴に関係なく転職ができるような状況があります。

-具体的に、どの企業にどのくらいの学歴があれば転職できるのですか。

具体名は書けませんが、日本の超大手総合電気メーカー、自動車メーカー、ITメーカー、またリクルートといった企業に、大東亜帝国(大東文化大学、東海大学、亜細亜大学、帝国大学、國學院大學)卒で経験年数を満たしていれば転職が可能です。

日東駒専(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学)も以前より、かなり転職がしやすいです。

我々の人材業界も転職エージェントをしていると、超大手企業の人事として引き抜きされることもあります。新卒では早慶以上でないと面接にすら呼ばれないのにも関わらず、現在の状況ではMARCH以下でも、超大手企業に転職している現状があります。

この前も同僚が、誰もが知る業界トップクラスのメーカーに、人事として転職していきました。

それほど人が足りない状況です。新卒で学歴フィルターに苦しんだ人も転職はできますし、本当に逆転したいなら今しかありません。

-それぞれ年齢的にどういった区分で採用をみていますか。
日本の大手企業だと32歳以下は若手として、33歳以上はマネジメントを求められて、主任~課長ポジションで転職しています。

32歳以下の若手もどんどん採用したい状況ですが、33歳より上の主任以上のポジションは、はっきりいってがら空きですね。リーダー経験を持っていたら簡単に転職できます。

こちらも学歴等を問わずに転職できます。

営業転職での注意点

-ベンチャーから大手はいかがでしょうか。
ベンチャーから日系大手に行く例も多くあります。

経理、人事をはじめとしたバックオフィスとエンジニアは汎用性があるため、すぐに転職できます。

営業に関しては条件があります。ベンチャーの中でも大手企業をクライアントとした法人営業を担当していた場合は、大手企業に転職しやすいです。大手企業は大手のクライアントばかりなので、大手を相手にした経験があるかどうかが営業で問われてきます。

いずれにせよベンチャーの待遇や環境に不満があれば秒速で辞めて大企業に行くことをおすすめします。なぜならば今がチャンスだからです。

 

-キャリアアドバイザー(CA)はどのように評価されるのでしょうか。
転職決定数が大前提です。面談した人を多く転職支援できればOKですが、目標もそれなりに高いので30%程度の人しか目標を達成できず目標未達になる人がほとんどです。

次に見られるのはカウンセリング数です。多くの人と面談していたら転職決定数が伸びる可能性があるということで評価されるわけです。

-面談数というと、誰でも達成できそうな指標に私は感じてしまします。
普通はそうですが、キャリアアドバイザー(CA)が面談をさぼることがよくあります。

面談希望者は平日働いている人ばかりなので、土日に面談を希望しますが、キャリアアドバイザー側が土日休みを取りたいと思って出勤しなかったら面談を多くこなすことができません。

また、面談を入れられないように自分で勝手にスケジュールを仮ブロックしてさぼっている人がいます。本人のやる気の問題で、はっきりいってダメな人です。

-こうした人には会社側から注意しないのでしょうか。
人材不足なのは人材業界も同じです。辞められたら困るので、部下のキャリアアドバイザーに対して上司も強く言えていません。

私はリクルーティングアドバイザー(RA)ですが、企業からの要望に応えるために、求職者からのフィードバックを回収してほしい時があるのですが、そうしたお願いも無視されることがあり、モラルが崩壊しています。

逆に頑張れば報われる世界なので、仕事をしたい人はぜひ人材業界に来てほしいですね。

人材紹介会社による違い

-人材業界はリクルート、パーソル、JACとありますが、どのような違いがあるのでしょうか。
色々な切り口から比較させていただきます。
まず、会員数ですが、
リクルートエージェント420万人
DODA 320万人
JACリクルートメント100万人
パソナ60万人
マイナビ30万人
となっています。

そして何より大事な点は、リクルートとパーソルキャリア(DODA)で人材紹介会社登録の80%を抑えています。つまりこの2社が転職市場の情報、特に企業側の情報を圧倒的に保持しています。

よって大手転職エージェントはリクルートかパーソルキャリアは使うべきです。

-各社を一言で表すとどのような違いでしょうか。

リクルートとパーソルキャリアは全般的に強いオールラウンダーです。JACリクルートメントは年収500万円以上に強いです。

マイナビは20代の若手に強いです。パソナキャリアは年齢が高い人の再就職支援に強いですね。

またパソナがやっているビジネスとして早期退職者の支援があります。パソナは業績の関係から早期退職者をつのり、人件費を削りたい企業に食い込んでいって、早期退職者のカウンセリングを企業から依頼され、別の会社に転職支援するサービスが強いです。

企業側としても早期退職者で人件費を削ることができますし、パソナも転職成功したらお金がもらえますし、求職者も簡単に集められるわけですからおいしいビジネスですね。

JACリクルートメントについて

-JACが500万円以上に注力しているイメージはあまりありませんが、なぜ500万円以上なのでしょうか。
厳密には、転職紹介料が200万円以上の人でないと転職エージェントの売上数値に加算されないのです。

仮に年収300万円で、転職紹介フィー30%の人の転職紹介を成功させると転職エージェントの売上は90万円ですが、200万円以下なのでその人の売上成果にならないのです。

よって、年収700万円の人の転職紹介を成功させ、転職紹介フィー30%で700×30%=210万円といった感じの転職支援をしないといけないので高年収ばかり狙っています。

高年収となると、外資系や英語ができる人といった人材にしぼられるのでJACはそうした対象に強いと言われています。またJACは高年収の人を扱うが故に、候補者をいい意味で持ちあげるようなことをしないため、正当に実力を評価してもらえます。企業もあれこれ受けさせてくれません。

高めの年収を狙うなら、JACリクルートメントは大手転職エージェントの中でもおすすめしています。

-リクルートエージェントとパーソルキャリア(DODA)の違いをもっと知りたいです。
パーソルキャリアの情報がメインになりますが、まず営業側の話をします。

パーソルキャリアの方が営業を細かく分けて、人海戦術を行っているので小さい案件や地方の案件を始め、多くの案件を持っています。とはいえ、大きく変わるわけではありません。
また、パーソルキャリアはNet Promoter Scoreという指標を重要視しています。10段階で評価を求職者につけてもらい、ボーナスの額に差をつけています。キャリアアドバイザーの質に問題を指摘されている現状があるので、求職者からの満足度をより成果に反映させる仕組みにして、ボーナスで5倍ほど開きが出るようになっています。

もちろん満足度が高い人は売上自体も高くなる傾向があるので、そのせいもあります。

-各社、キャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーのようにわかれているのですか。
リクルート、パーソルキャリア、マイナビは分かれています。一方、JACリクルートメント、パソナは両手型と呼ばれる、企業側の営業も個人のキャリアカウンセリングのどちらも担当する仕組みになっています。

どちらもメリット、デメリットはあります。分かれているほうが効率的に行うことができるので、売上は立てやすくなります。また、企業のRPO(採用代行)をはじめ、人材紹介だけに限らないビジネスまで深く食い込むことが出来ます。

一方、両手型は、企業のニーズ調査と候補者の面談を同じ人がやるので、より、企業のニーズに近い人を提案できるようになります。法人営業と求職者カウンセリングが分かれている場合、社内でのやりとりで企業側の要望と求職者の要望がうまく伝わらないミスコミュニケーションが起こるので。

JACリクルートメントのような会社には、企業側も課長クラス以上の高年収かつ、採用をしていることを外部の競合企業にばれたくない場合があるので、こっそりと採用活動をする場合に重宝されます。

-DODAを運営していた旧インテリジェンスは買収され、パーソルキャリアとなりましたが買収の影響はありましたか。
良い面悪い面どちらもあります。

良い面は顧客の数が増えたことです。パーソル自体は派遣に強いので、旧インテリジェンスの取引がなかった企業の営業に一緒に行かせてもらうことができて、人材紹介の窓口を開けることに成功するパターンが増えました。

一方、リクルートは分社化した影響で、リクルートがもつ総合サービスをワンストップで提案できたのが、人材は人材、その他サービスはその他サービスでといった形で分かれることになり、シナジーがなくなりました。

悪い面ですが、意思決定のスピードが遅くなりました。意思決定の際に巻き込む人数が多くなったのと、パーソル全体で見たときに、ビジネスでカニバリゼーションを起こしてしまい、パーソル内の別の会社からクレームがつくこともあります。

旧インテリジェンスの人たちからしたら知ったこっちゃないのですが。
また、合併後の統合がまだまだ上手くいっていないので、シナジーを完全に出せていない状況です。

-パーソル内で異動はあるのですか。
あります。人材紹介から派遣に異動するといったことですが、基本的に仕事ができない人が異動する仕組みなので、DODA側にも人がくるのですが、良い人は来ません。

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リクルーティングアドバイザー(RA)とキャリアアドバイザー(CA)

-現在リクルーティングアドバイザー(RA)をされていますが、優れたRAとそうでないRAの違いは何でしょうか。
一言でいうと、クライアントの社外人事になれるかどうかです。RPO(採用代行)の案件でなく、単に人材紹介を頼まれている場合でも、自分がその会社の人事になったつもりで仕事ができる人は優れたRAです。

例えば、人事は良い求人票が作れず困っていたとします。そうした際に、自分の職務範囲でなくても、「現場にヒアリングさせて、私に求人票を作らせてください」とお願いをして現場に足を運んで求人票をつくり採用の成果につなげると人事に信頼されます。

人事に信頼されはじめると、独占案件を信頼されている営業だけに渡すようになります。

リクルートエージェントとパーソルキャリアは法人営業が強いためこの2社しかもっていない案件、もしくはこの2社だけに先に流通する転職案件が多々あります。よってこの2社は利用しておくべきだと思います。

-求職者がキャリアアドバイザー(CA)を利用する際に気を付けるべきことはありますでしょうか。
ダメなキャリアアドバイザーに当たってしまうと、転職エージェントとしての機能を全く果たさないので気をつけてください。

先日も年収1,000万円くらいの40歳ほどのメーカーの技術者がきて、うちのCAがカウンセリングしたところ、どこも転職は難しいでしょうし、年収もあがらないでしょうと酷いアドバイスをして追い払う形になりました。

しかし、その方が別の転職エージェントに行って、相談に行ったところ、年収が倍以上、つまり2000万円オーバーで転職に成功したのです。よくよく聞いてみるとその方は、現在求められているトレンド技術の開発に大きな役割を果たしており、市場価値の高い希少な人材だったのです。

そうした方の可能性を見出すどころか追い払う対応をする転職エージェントが世の中にいるわけです。転職エージェントには複数会ってみることが重要だということがわかります。

パーソルキャリアのCAも残念ながらレベルの低い人達が多数いるので、少しでもダメだと思ったら担当を変えてもらってください。

-企業から提示された要項だと応募が厳しい企業に応募したいというニーズがありますがそうした方への対応はどうするのでしょうか。
CAだと対応してもらえないので、RAが企業に対してどう交渉するかが重要です。
企業からは理想を提示しますが、こちらから人材紹介の提案をするときに複数パターンほど球をもっておきます。余裕で通りそうな人を提案するのも大事ですが、ギリギリ通るか通らないかの人材を提案して、徐々に要件緩和をしてもらいます。

転職回数が2回までと言われていても4回に緩和してもらったり、年齢をもっと緩和してもらったり、経験が足りなくても長期的な育成を考えて緩和してもらったりと様々です。

こうしたRAの交渉によって、最初は企業からの募集要項を満たしていない候補者でも応募できる形になります。

-求職者としてはキャリアアドバイザー(CA)にどう動いてもらうかが重要な気がします。どうしたらよいでしょうか。
その前に、転職エージェントの会社側からアプローチしてもらうことを意識することが重要です。

登録していただいたデータベースの中から、該当する条件にヒットする人にこちらから声をかけて、このような独占求人があるのですがいかがでしょうか?と話すこともあります。そのためレジュメは更新する必要もあり、情報を正しく記入する必要もあります。

さて、求職者側からCAへのアプローチですが、CAがめんどくさがり屋だということを前提として認識しておくとよいかもしれません。

例えば、大手でRAとCAのように分かれている会社であれば、求職者と面談をしたRAが、求職者が応募したい企業に対して推薦状を書きます。その推薦状をRAがチェックしてOKなら企業に売り込みに行きます。

ここで注意点があります。もしあなたがCAに相談して、複数の企業や業界に応募したいとします。その際に、CAが手抜きをして、全ての企業や業界に同じ志望理由で出すことがあります。まさかとは思うかもしれませんが、手抜きをする人はしています。

新卒でいうと、全ての企業に同じ志望理由で出している状態です。

例えば、超有名企業だったら少し年収が希望に達していなくてもいい、未経験の業界への応募だったら年収が下がってもいいので受かる事を優先したいといった個別事情を業界や会社ごとに作ってもらうようにしてください。

また、年収アップしたいのに、はっきりと言わないため、適当にやりがいのある仕事をしたいと推薦状を書かれて、企業を受けてみても、あれ?年収が全然あがっていないぞとなるわけです。要望ははっきりと伝えて推薦状に書いてもらいましょう。

こうしたことを求職者側に求めるのは心苦しいですが、CAの質が低下していて、はずれを引くこともあるので注意してほしいです。

推薦状を用意することもある

-熱意や志望度を転職エージェントに会う段階で伝えることも大事でしょうか。
会社ごとに個別の理由があったり、もし第一志望であることが明確に推薦状にあったりしたら、RAが企業側に特別に強くpushすることもあります。よって、志望度をきちんと伝えておくことも大事です。

また、驚くかもしれませんが、転職面接で落ちた人の合否がひっくり返ることもあります。

-どういうことでしょうか。
一度面接の結果が芳しくなく落ちたとしても、どうしても行きたい企業だとしたら、熱意を伝える文章を書いて、転職エージェント経由で送ってもらうか、再度面接を設定してもらうかで結果が覆ることがあります。

日本の大手企業の中途採用ではこのようなことはしばしば起こります。もちろん一度落ちているので確率自体は低いですが、結果が転職エージェントの交渉次第でひっくり返ることはすごいことだと思いませんか。

-すごいですね。何%くらいの結果をひっくり返せるのでしょうか。
チャレンジしたうちの5~6%は結果が変わります。

人気で有名の企業でも転職エージェント、つまり我々RAの仕事で変わるのでCA経由で再度受けさせてくださいと伝えましょう。基本的に第一志望の企業で、受かったら入るつもりの企業で使える手法です。

こうした動きも候補者側から熱意を伝える文章を作成して渡してもらうことが有効なので自分から動きましょう。

-大手のキャリアアドバイザー(CA)の面接対策の質は低いように感じています。どのように考えていますか。
確かに質が低いという話はここまでしてきた通りです。面接対策についても裏技があります。CAに面接を頼まずRAに頼めばいいのです。

-なぜでしょうか。
RAは法人営業で常に企業の人事や現場の人と対峙しているので、業界のことを常に勉強しておく必要があります。そのため、その企業の人事と同じレベルで業界や企業のことを理解しているうえに、どのようにしたら面接で受かるかをよく理解しています。

CAは企業と直接会っているわけではないので、面接対策もRAに頼めばいいのです。RAが面接対策を直接することもあります。

RAを味方につけろ

-どのようにしたらリクルーティングアドバイザー(RA)が対策してくれるのでしょうか。
担当の営業であるRAに面接対策してもらいたいとCAに伝えてください。CAとしても面接対策を自分がしなくていいですし、RAに対策してもらったほうが受かる確率もあがるのでお願いを聞いてくれます。ただし、自分からお願いしない限りRAが面接対策をしてくれることはないです。

RAは企業ごとについているので様々なRAに面接対策をしているので有効です。RAに面接対策をお願いするということは、どの面接官がくるとか面接の特徴がどうとかを詳しく教えてもらう良い機会なのです。

優秀なRAはという質問がありましたが、優秀なRAはグーグル検索をしなくても業界や企業のことを咀嚼して、わかりやすく説明してもらえるので面接対策をしてもらえば非常に勉強にもなるはずです。

また、同業界で複数企業に会う場合、例えば自動車だとしたら、トヨタのような業界1位を担当しているRAに会ってください。人材紹介会社にとって売上の大きい企業は大抵業界1位の企業なので、そうした企業の担当者は人材紹介会社の中でもエース級なのでまずはエース級のRAに対策してもらうことが有効です。

優秀な人は”予測できる人”

-人材会社の人間から見てどういう求職者が優秀だと思いますか。
自分の立ち位置を理解している人です。言い換えると市場価値を理解しているということでしょうか。

この会社なら受かるだろう、年収はいくらくらいだろうという予測ができる人です。自分がどれだけ評価されるスキルと経験があるかを整理していると、自分を理解できているなとこちらも判断するので、この人は転職を支援してあげたいなという気持ちになります。

転職エージェント側も求職者によってサポートしたい度合いが変わってくるので、自分のことをよく理解できていることがアピールできると交渉や書類選考の優遇をがんばってくれます。

スキルはあるのは大前提ですが、正直かつ誠実であることも重要です。

-ありがとうございました。

編集後記:

某大手人材紹介会社の現役社員に話を伺った。今回紹介したパーソルキャリアを利用したいかたはDODAをぜひ利用してほしい。ほかにも大手はリクルートエージェントJACリクルートメントも利用してほしい。 一気に転職エージェントを比較していきたい場合は、ビズリーチがもっともおすすめである。転職エージェントとあわせてビズリーチを利用していこう。

今日は以上だ。