20代~30代のキャリアを考えるブログ

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日系コンサルをおすすめしない理由

日系コンサルへの入社を考えています、という相談をよく受けるが、基本的に日系コンサルティング会社への転職はおすすめしていない。必ずしも日系コンサルティング会社が悪いというわけではないが、求めるものとの乖離があると感じているので、日系コンサルティング会社をおすすめしない理由について書かせていただく。

本来は日系と外資という区別は意味がない

日系コンサルティング会社と外資系コンサルティング会社という区別はほとんど意味を持たない。

戦略コンサルティング会社と総合系コンサルティング会社という区別自体は意味がある。マッキンゼーとPwCでは事業内容が異なるため、戦略と総合系は理解しておいたほうがいいが、日系と外資系自体の区別に意味はない。これは金融やメーカー、ITに関してもあてはまる。

新卒採用においては、ドリームインキュベータのような"日系"コンサルでも入社が難関の会社もある。また、具体名を挙げることは避けるが、外資系でもブティック系のような知名度も低く入社難易度も低いところがある。

よって日系と外資で区別すること自体にあまり意味がないことは強調した上で、日系コンサルをおすすめしない理由を述べていく。

少々冒頭文を読んだ後では矛盾点を感じるかもしれないが最後までお付き合いいただけると幸いだ。

市場価値がない

日系コンサルをおすすめしない理由だが、端的に言うと市場価値が低く、転職する際は同業の日系コンサルしか厳しいというのが理由だ。

完全にITに振り切ってITの専門家、SAPの導入のスペシャリストというように専門的なことだけやっていると他社からも採用されるが、下手に経営コンサルの領域の仕事をしていると市場価値がないのが現状だ。

市場価値がない理由として大きいのは、会社の卒業生があまり活躍していないことにある。外資系企業や、大手事業会社、起業といった目立つ分野においてはどうしても外資系コンサル出身者の方が活躍していて、また、世間も外資系コンサルの方が活躍しているというイメージを抱いている。

転職の際は、学歴フィルターと同じように所属企業フィルターのようなものが存在する。会社によっては、指定した企業だけの人を選考に呼んでくれとこっそりと転職エージェントに注文を出す人事もいるのだ。

指定した企業に日系コンサルティング会社が入っていることはほとんどない。

具体的にどこの日系コンサルティング会社ということを指すつもりはないが、一般的に日系コンサルティング会社の多くは若いうちからハードに磨かれているという印象があまりないのが実情である。

転職の際は市場価値がない、厳密には、外資系コンサルティング会社の社員と比べて相対的に市場から求められていないということを認識しておこう。

転職で事業会社から欲しがられない

転職において事業会社から欲しがられないのは日系コンサルの特徴だ。このようなことは風評被害で日系コンサルもまったくそんなことはないと言う人がいるが、事実として、事業会社の経営企画のポジションに採用されているのは外資系コンサルティング会社の出身である。

ドリームインキュベータだけはやはり外資と同様の扱いを受けている実情があるが。

事業会社においては、コンサルで鍛えた、論理的思考力とともにリーダーシップを必要とする役割をコンサル出身者に期待している節がある。あくまで傾向ではあるが、日系コンサルと外資系コンサルの違いではリーダーシップという点は見過ごすことができない。

外資系コンサルティング会社、特にマッキンゼーのような会社はリーダーシップを重んじるため、転職後も、役職に関係なく周りを巻き込みチームをけん引することができる。

事業会社ではただ分析して頭でっかちな人は受け入れられないため、事業会社に必要な素養に関しては外資系の方が結果として磨かれているということを理解してほしい。

転職組のやる気があまりない

さて、これも反発を食らうだろうが、日系コンサル会社の転職組はやる気がない。厳密にはマネージャーからシニアマネージャー以上のポジションだ。給与は外資系の方がよいため、わざわざ同じ仕事内容で日系に行く人はほぼいない。

また、現在は好景気のため外資系でクビになってもほかの外資系が拾ってくれるため、選べる立場にある。それでも日系に行く人はまったり仕事をしたい人だ。

1点補足すると外資系で昇進できなかったが、日系だったらポジションアップでの転職が可能ということで移ってくることはあるが、外資系で昇進できなかった人が来ている時点で能力はお察しだと思ってほしい。

少々強く書きすぎたが、コンサルとしてのキャリアをいったん落ち着かせるために、コンサルタントとして腰を据えて働ける日系に来て、あまりやる気を出さない人が存在するのは事実である。

これは外資系投資銀行からFASに転職する際も同様の理由で、給与は下がっても労働時間が短くなるのでそれなりに満足する人がいるのと構造が似ている。

転職組のやる気がないと何が問題かというと、自分の上司になる人が成長に対して貪欲になっていないため、若手であるあなたの成長をあまり所望していない点にある。成長こそがすべての状態だと、上司は若手のお尻を叩き良い循環になるが、上司がやる気がないと、それなりのレベルで収まってしまう。

最悪なのは、上司は若い間に外資系でハードなトレーニングを積み基礎力があるのに、若手のあなたはハードに働いた期間がないため、コンサルタントに必要な成長機会がないまま年齢を重ねてしまうことだ。

案件の質が違う

さて、日系と外資系で案件の質が違うとしたら、グローバル案件の強さに違いがある。外資系は海外にある程度支配されるデメリットはあるが、海外案件をゲットでき、クロスボーダーや海外駐在がしやすい。

もちろん日系のコンサルティングファームでも欧米、東南アジアを中心に展開しているプロジェクトがあることは伝えておきたい。

このように案件の質が微妙に異なってくる。アクセンチュアはグローバルのコントロールから逃れ比較的独立しているのでよい。かつ海外にも人を送り込んでいるのでバランスのよい外資系コンサルティングファームのように感じる。

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日系大手事業会社からの転職場所としては決して悪くはない

ここまで日系コンサルティング会社の話を中心にしてきたが、日系大手事業会社、特にお堅い会社から転職する際は日系コンサルティングファームは悪くない。カルチャーギャップが大きすぎるため外資系では能力を発揮する前に辞めてしまう人がたまにいるが、日系コンサルティング会社だと比較的日本企業の出身者への理解が強く、新卒アナリストからの当たりも強くない。あくまで比較的だが。

外資系の新卒アナリストの中には、生意気で中途に対して厳しい当たり方をする人がいて、中途の人は心を痛めてしまうことがある。端的にいうと新卒組が調子に乗っているのだが。

中小企業ばかり扱う企業は注意

さて、日系コンサルティング会社と謳う中には船井総研のような中小企業をメインとするコンサルティング会社がある。彼らは中小企業のコンサルティングを行い付加価値をだしている。

中小企業のコンサルティング経験を通して得られるものと大企業のコンサルティングの経験を通して得られるものは全く別物である。

外資系コンサルは、基本的に大企業に対してのコンサルティングだが、日系コンサルは中小企業でかつ潰れかけの企業の再生を行う会社から大企業のコンサルティングまで幅広いので会社選びが難しい。

また野村総合研究所のようにシステム、政府、民間と多岐に幅広くカバーしている大きなコンサルティング会社もある。日系コンサルというとみなさん野村総合研究所を思い浮かべるだろうか。独立系でないところは、証券や銀行とつながっており案件の獲得が容易であるので恵まれた案件にありつけることもある点はよい。

転職エージェントに各日系コンサルティング会社の特徴を聞こう

ここでは具体名をあまりださずに抽象的な話をしてきたので転職エージェントに日系コンサルティング会社の実情を聞こう。最初に述べた通り、日系外資のくくりというより会社名で見たほうがいい。ただし日系コンサルティング会社は一般的に本記事で述べたデメリットがあるので理解しておくとよいだろう。

ビズリーチの転職エージェントで日系コンサルティング会社出身の方がスカウトを送ってくるので彼らと会ってみてほしい。同時に外資系出身の転職エージェントもいるのでどちらにも会って、それぞれに日系外資系のコンサル会社に関して質問をして情報を収集することをおすすめする。

日系/外資問わず一通り会社を見よう

最後に言いたいのは日系外資系を問わず、一通りみても10数社なので事業会社転職よりもだいぶ選択肢が最初から限られておりその分転職活動が楽である。もちろんケース面接対策等はあるが、その難しさよりも企業探し、企業選びのほうが難しいのでやはりコンサル転職は受験勉強的な感じでそこまで難しさがない。

ぜひ、ビズリーチに登録し様々なコンサルティング会社を見てほしい。

また、日系のコンサルも多くあつかっているアクシスコンサルティングに相談にいくのもよい。

 ビズリーチと併用して利用しよう。

今日は以上だ。