キャリア相談室

転職して2ヵ月、合わないと感じたら急いで退職すべき

こんな人におすすめ
  • 転職して間もないが、退職したいと感じている人
  • 早期退職に関して不安を感じている人
  • 入社後のギャップに悩んでいる人

終身雇用制度の崩壊により、転職は当たり前の時代となった。転職をポジティブに捉える人が増え、実際、転職経験者の割合は6割を超えているそうだ。筆者の周りにも、転職を行い、理想的な環境へステップアップした人が大勢いる。

しかし、転職後の環境が、必ずしも自分の理想通りだとは限らない。新しい職場で、嫌な仕事を押し付けられたり、人間関係が合わなかったりすることもある。転職して1ヵ月や2ヵ月しか経過していないのに、もう退職したいと感じるケースもあるだろう。

そこで今回は、「転職後2ヵ月で退職しても問題ないのか?」というテーマについて解説していく。また、「転職後に感じる代表的な悩み」や、「次の転職活動に向けて準備するべきこと」にも触れている。早期退職に関して不安を感じている人や、入社後のギャップに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてほしい。

なお、詳しくは後述するが、結論から言うと、転職後2ヵ月で退職しても全く問題はない。我慢を続けるのではなく、すぐに新しい転職先を見つけるべきだ。そのための第一歩として、まずは転職サイト・転職エージェントに登録してみるとよい。

おすすめは、大手転職サイトのビズリーチだ。企業の人事部やヘッドハンターから、直接スカウトを受け取れるのが特徴である。自分を求めてくれる企業に出会うためにも、まずは自分の経歴やスキルを登録してみよう。

また、大手転職エージェントのリクルートエージェントも評判が良い。求人数の多さに加え、転職サポートの質は業界屈指である。あらゆる業界や企業の内情を詳しく教えてもらい、自分に合った企業を探してみよう。

さらに、コンサル向けのアクシスコンサルティング、ハイキャリア向けのJACリクルートメントもおすすめしたい。もちろん、上記の転職サイトや転職エージェントに既に登録しており、以前の転職活動で利用したことのある人も多いだろう。しかし、まだ登録していない人は、上記への登録を検討してみてほしい。

この記事でわかること
  • 転職後2ヵ月で退職しても問題ない
  • 辛ければ、すぐに新しい転職先を見つけるべき
  • ただし、早期退職の理由は整理しておくべき

転職後2ヵ月で退職しても問題ない?

転職して1ヵ月や2ヵ月が経過し、仕事や職場環境が自分に合わないと感じ、早くも退職したいと感じるケースがある。この場合、多くの人は、早期退職しても大丈夫なのかどうか、不安になるだろう。

会社に迷惑がかからないか、自分のキャリアに傷がつくのではないか、心配になる気持ちは分かる。しかし、そこまで心配する必要はない。転職後2ヵ月で退職しても、全く問題はないのである。

早期退職は悪ではない

早期退職にネガティブな印象を持っている人も多いが、早期退職は決して悪ではない。

世の中には様々な会社が存在し、当然、自分に合わない会社だってある。転職後の環境が、自分の理想通りだとは限らない。

最悪のケースは、辛いまま我慢を続けて、身体的・精神的に体調を崩してしまうことだ。その場合、なるべく早めに退職することが「善」であると言える。

早期退職をする人は意外に多い

早期退職をする人は意外に多いので、安心してほしい。たしかに、早期退職は、企業にとってはマイナス面が大きい。採用コスト・教育コストが無駄になってしまうし、新たな人材も確保しなければならない。

しかし、それは、社会では普通のこと。早期退職する人は一定数いるので、会社側も、早期退職のリスクを加味した上で、人事計画を立てている。ゆえに、会社に迷惑をかけてしまうのではないか、と気に病む必要はないのである。

早期退職について面接で問われる可能性

大半の人は、転職先を1ヵ月や2ヵ月で辞めた後、新しい転職先を見つけるために、再び転職活動を始める。その際に注意すべきことがある。早期退職について面接で問われる可能性だ。

詳しくは後述するが、「なぜ早期退職したのか?」という面接官の質問に対して、明確な返答をしなければならない。

転職後に感じる代表的な悩み

続いて、「転職後に感じる代表的な悩み」を紹介する。以下のような悩みを感じている人は、なるべく早く、ビズリーチに登録し、転職の準備を進めよう。

仕事内容が想像と違う

転職前に聞いていた仕事内容と、転職後実際に行った仕事内容が違うケースである。もちろん、仕事内容について、自分と会社側でお互いに合意をした上で、契約を結んでいるはずだ。しかし、思っていたのと違う業務を回されてしまうことは、決して珍しくない。

人間関係が悪い

転職して1ヵ月も経てば、職場の人間関係も見えてくる。嫌な上司がいたり、陰口や噂話が絶えなかったりすれば、当然ストレスが溜まってしまう。

職場の雰囲気や社風が合わない

仕事を続けていく上で、職場の雰囲気や社風は、非常に重要なポイントである。憧れの企業に転職できても、雰囲気が合わず、なかなか職場に馴染めない人も多くいるのだ。

長時間労働や違法労働

面接では「残業は少ない」と聞かされていても、入社後、本当に残業が少ないとは限らない。労働時間を減らしたくて転職したのに、長時間労働が続き、悩んでしまう人は少なくない。

また、違法労働が行われている場合は、転職後何日目であろうと、速やかに退職すべきだ。

早めに次の転職先を見つけよう

最後に、「次の転職活動に向けて準備するべきこと」について解説する。

早期退職の理由を整理する

上記でも少し触れたが、早期退職した後の転職活動では、必ずと言っていいほど、早期退職した理由について面接で問われる。当然ながら、採用担当者は、「また早期退職してしまうのではないか?」という不安を抱いている。

ゆえに、「なぜ早期退職したのか?」という面接官の質問に対して、明確な返答をした上で、「次は早期退職しないだろう」と思わせなければならない

入社前に提示された採用条件と入社後の現実が違っていた場合、その事実と自分なりに努力したことを話し、新しい会社の志望理由を伝えよう。例えば、以下のような形だ。

  • これまでの経験を活かすため、ルート営業担当として入社したが、実際の配属先は、新規営業担当の部署だった。
  • 何事も経験だと思い、2ヵ月間、新規営業の仕事に真剣に取り組んだ。
  • ルート営業を希望して入社したので、ルート営業への転属を願い出た。
  • しかし、会社方針として新規営業を強化しており、ルート営業への転属は難しいと言われた。
  • 退職を決意。
  • これまでの経験を活かしながら、ルート営業業務に専念できるということで、御社を志望した。

また、人間関係や職場の雰囲気が嫌で早期退職する場合は、例えば以下のような形で、面接官に退職理由を伝えよう。「人間関係が悪い」「職場の雰囲気が良くない」と直接伝えてしまうと、悪い印象を持たれかねないので、注意してほしい。

  • 前職では、個人の売上が重要視されており、個人で行動する機会ばかりだった。
  • そのため、チーム一丸となって目標を達成しよう、という雰囲気もなかった。
  • 私自身は、周囲とコミュニケーションを取りながら仕事をしたいタイプ。
  • 退職を決意。
  • 御社ではチームワークが重要視されていると伺った。
  • さらに、協調性のある人材を求めていると伺ったので、御社を志望した。

まずは転職サイト・エージェントに登録しよう

上述したように、早期退職の理由さえ整理できていれば、転職後2ヵ月で退職しても全く問題はない。我慢を続けるのではなく、すぐに新しい転職先を見つけるべきだ。

以下では、おすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介する。もちろん、既に登録している人も多いだろうが、登録していないサイト・エージェントがあれば、すぐに登録してほしい。

まず、大手転職サイトのビズリーチがおすすめだ。求人企業やヘッドハンターが、登録者の経歴を見た上で、スカウトを送ってくれる。積極的にやり取りを行うことで、自分にとって理想的な会社を見つけられるだろう。

さらに、ハイキャリア志向の人は、JACリクルートメントにも登録してほしい。また、管理職・営業職・専門職を検討している人も、登録すべきである。非公開求人も多く取り扱っており、他では得られない求人情報に出会える可能性が高い。

大手転職エージェントのリクルートエージェントもおすすめである。リクルートエージェントの特徴は、何といってもエージェントの質の高さだ。「転職後2ヵ月で退職しても大丈夫だろうか?」「新しい転職先は見つかるだろうか?」という悩みに対しても、真剣に向き合い、有益なアドバイスをくれるだろう。

今日は以上だ。

筆者のお勧め転職サービス

1位 ビズリーチ キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

2位 アクシスコンサルティング コンサルティングファームに転職したい方には、一番お勧めしている転職エージェントだ。コンサルティングファームへの転職では日本有数の実績を有しており、主要なファームのほとんどと取引している。特に、事業会社に在籍するコンサル未経験者の支援には定評がある。どのファームでどのような選考が行われ、どうすれば合格できるかを熟知しているので、コンサルティングファームへの転職を視野に入れている方は面談に参加すると良いだろう。

3位 リクルートエージェント 日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。

4位 JACリクルートメント ハイキャリアに特化した転職エージェントであり、年収アップに繋がる転職支援に定評がある。年収が500万円以上の方や、その給与帯を目指したい方は登録すべきだろう。特に、年収1000万円前後の転職では日本有数の実績を有している。まずは、レジュメを登録し、キャリアコンサルタントとの面談に参加してほしい。
また、JACリクルートメントに相談した人へのインタビューは→こちら

5位 パソナキャリア 日本有数のHR企業であるパソナの転職支援サービスだ。丁寧な候補者支援に強みを有しており、候補者の性格や気持ちを理解しながら、ホスピタリティの高い転職支援を行ってくれることだろう。案件数はリクルートエージェントよりやや少ないが、仕事が丁寧で、自分に合った求人を丁寧に紹介してもらうことができる。他のエージェントの面談に参加し、違和感を感じた方には特にお勧めできるエージェントだ。