ベンチャー

LINEへの転職にあたり知っておくべきこと

今回は、コミュニケーションアプリ「LINE」 を開発・運営している LINE株式会社に転職する際に知っておくべきことについて述べる。

LINE株式会社への転職を検討している方は、会社の成り立ちや、現在の戦略、今後の展開についてまとめておいたので、しっかりと情報をインプットした上で選考に臨んでほしい。

さらに最新の選考情報を得たい場合は、転職エージェントの面談の場を活用して、積極的に情報収集することをおすすめする。転職活動は情報戦だということを肝に命じてほしい。

LINEに興味がある方が、まず登録するべきなのはビズリーチだ。LINEは勿論、他のメガベンチャーも積極的にビズリーチを活用している。
転職支援実績No.1のリクルートエージェントと、ハイキャリアに強いJACリクルートメントは、特にキャリアアドバイザーの質が高い。
現在コンサルに在籍する方はキャリアインキュベーションに相談しよう。
LINEより規模のアーリーなベンチャーも視野に入れているなら、GEEKLYに相談すべきだ。

エージェントによって把握している情報は異なる。まずはビズリーチに登録しながら、うまく併用してほしい。

LINEの特徴

LINEの前身はオンラインゲーム会社

LINE株式会社は、2000年にNHN Japan株式会社として設立された。「CLOSING THE DISTANCE 世界中の人と人、人と情報・サービスとの距離を縮めること」をミッションとする、従業員数1,938名(LINE株式会社単体、2018年10月末時点)の東証一部上場企業である。

NHNはもともと、韓国を代表するオンラインゲーム会社で、「ハンゲーム」を中心にサービスを展開していた。20代後半や30代の読者の方であれば、「ハンゲーム」の各種オンラインゲームにハマった方も多いかもしれない。
日本市場でもそこそこ成功していたハンゲームジャパンであるが、大きな転機になったのは2010年4月の旧ライブドア社買収であった。

ライブドアの買収で優秀なメンバーがジョイン

ここで、優秀なライブドアのメンバーが、NHN Japanにジョインしたことが大きかった。いわゆる「ライブドア事件」により当時の堀江社長ら経営幹部陣は根こそぎ逮捕されてしまったが、その下の準経営幹部陣にも、優秀なメンバーが控えていたのである。

LINE出身の有名人

実際、LINEの代表取締役CEOである出澤剛氏や、上級執行役員で広告事業責任者を務めた田端信太郎氏田端 信太郎 氏(株式会社ZOZOコミュニケーションデザイン室 室長)はライブドアの出身であった(田端氏は、現在はZOZOに転じた。インフルエンサーとしてTwitter上でも活躍している)。
そのような旧ライブドアの優秀な幹部やメンバーの力が、森川 亮 氏(C Channel株式会社代表取締役社長・元LINE株式会社代表取締役)や、枡田淳氏(取締役CSMO)ら、旧NHN出身のメンバーの力と融合することとなった

「スマホのプラットフォーム」から逆算されてできたLINE

そして、多様で優秀な幹部のディスカッションの中で2011年に生まれたのがコミュニケーションアプリである「LINE」である。
もともと、彼らはPCをベースに「NAVERまとめ」を出して、まずまずのヒットを飛ばしたのだが、サービスの根幹はGoogleに依存しており、プラットフォームを創れなかったという悔しさを持っていた。
そのような中、2011年に、スマートフォーンが急速に普及しはじめたのである。スマホの時代がくると直感した当時の幹部陣は、スマホのプラットフォームを創ることを強く決意した。
「スマホ時代にプラットフォームとなりうるものは何か」を議論する中で「写真」「ニュース」「メッセージ」という3つのアイデアが出て、その中で「メッセージ」をチョイスしたということだ。

2011年3月11日に発生した東日本大震災をきっかけに、メッセージのインフラの必要性が叫ばれていたことが、最後の後押しになったと言う。その後、写真では「Instagram」、ニュースでは「グノシー」のようなスマホベースのインフラが出てきたことを考えれば、彼らの市場選定は慧眼だったと言って良いだろう。

その後のLINEの躍進については、もはや解説する必要があるまい。2019年2月時点では、国内だけで月間アクティブユーザーが7800万人に達し、40代~60代を含む幅広い世代に利用される国内No.1アプリとなっている。

そして、お気付きの方も多いと思うが、もはやLINEはモバイルメッセンジャーにはとどまらない。LINEという圧倒的に普及しているツールを入り口にして、ショッピング、求人、ファイナンス、エンターテイメントなど、生活のあらゆるニーズを満たそうと展開しているのだ。

優秀な人材と大きなチャレンジをしたい方はLINEに応募しよう

多様なバックグラウンドを持った優秀な人材が集まり、自由闊達に議論をしてサービスを企画、伸張させていくLINEのDNAは、今もまったく変わっていない。優秀な仲間と、大きく面白いチャレンジをしたいと考えるのであれば、LINEにチャレンジしてみると良い。

LINEに興味がある方が、まず登録するべきなのはビズリーチだ。LINEは勿論、他のメガベンチャーも積極的にビズリーチを活用している。
また、LINEの内定を獲得するためには、転職エージェントに相談してみるのが良い。転職支援実績No.1のリクルートエージェントと、ハイキャリアに強いJACリクルートメントは、特にキャリアアドバイザーの質が高い。
コンサルへの転職も考える方や、コンサルからの転職ならキャリアインキュベーションに相談しよう。
LINEより規模のアーリーなベンチャーも視野に入れているなら、GEEKLYに相談すべきだ。まずはビズリーチに登録しながら、併用してほしい。

LINEの事業内容

LINE株式会社では、事業を「コア事業」と「戦略事業」の二つに分類している。
「コア事業」で収益の柱を築き、次の新しい収益の柱を産む新規事業を「戦略事業」としている。
2019年は特に、これまでの高成長を牽引してきた広告事業と今後の成長を担うLINE Payに注力していく。

コア事業

  • 広告(アカウント広告・ディスプレイ広告)

LINEアプリ内の「LINE NEWS」と「Time Line」に配信される「LINE Ads Platform」や企業公式アカウントの「LINE@」での広告。

  • コミュニケーション・コンテンツ 

LINEスタンプ・着せ替え・ゲーム・漫画・占い・ミュージック などLINEを入り口としたコンテンツ。

 

戦略事業

  • LINE Pay 

スマホ一つでお店での支払いやLINEの友だち同士での送金や割り勘が可能なモバイル送金・決済サービス。

  • 金融サービス 

LINEスマート投資・LINE証券・LINEほけんを2018年にリリース。

  • AI 

LINEの送受信や家電操作など可能なAIアシスタント「Clova」

  • コマース 

以下の3つのeコマースを行っている。

 ーLINEショッピング(ポイントサービスで自社ECサイトを支援)
 ーLINEデリマ(デリバリーサービス)
 ーLINE FRIENDS(LINEのキャラクター販売)

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LINEの組織体制

LINEでは、2019 年2月より社内カンパニー制が導入された。目的は、事業の成長や拡大をさらに促進するためである。カンパニー制の導入によって、業務効率や意思決定の高速化、効率化が期待される。

カンパニー制では、各カンパニーに、「カンパニーCEO」が設置されている。各カンパニーにおける権限(のリソース配分や、人材採用権など)が各カンパニーCEOへ委譲され、カンパニーごとの権限が強化されている。
各カンパニーは、下の図を参照してほしい。出澤CEOの下に、本社機能と各カンパニーが並列している形だ。

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(引用元:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2597)

 

参考までに、各カンパニーの事業内容も列挙する。

  • デジタルコンテンツ

LINE GAME、LINEマンガ 等

  • マーケティングソリューション  

LINE広告事業、B2B事業、HR事業(LINEバイト、LINEキャリア) 等

  • エンターテイメント 

LINE MUSIC、LINE RECORDS、LINE LIVE、LINEチケット、コンテンツ投資 等

  • AI  

Clova事業、Clova B2B事業、dApps事業、1 to 1事業、LINEヘルスケア、Gatebox、myBridge等

  • ポータル 

LINE NEWS、LINE BLOG、livedoor事業、NAVERまとめ事業、LINEギフト 等

  • O2O  

LINEショッピング、LINEデリマ、LINEトラベル 等

  • Fintech  

LINE Pay、LINEウォレット(クーポン、マイカード)、LINE家計簿、ブロックチェーン/LINK事業 等

  • Financial  

銀行準備事業、LINE Credit、LINEほけん、LINEスマート投資、LINE証券 等 

LINEの強み

LINEの第一の強みは、堅調な売上の増加である。
2018 年年間売上収益2072億円 前年比18.7%増と堅調に伸ばしている。
コア事業である「広告」や「コミュニケーション・コンテンツ(LINEスタンプや着せ替えなど)」で大きな利益を生みつつ、戦略事業への挑戦をしている。

第二の強みは、新しいことにチャレンジしやすい社風と、充実した福利厚生の両立だ。
LINEでは、心身ともに健康で自由かつメリハリのある働き方を実現し、社員間のチームワークだけでなく社員が家族を大切にでき、LINEのサービスが成長することを支える個の多様性を認め個の成長を支援している。

具体的には、年に1回LINEグループ内で募集されている求人に応募することができる社内公募制度、マッサージ師の社内常駐、朝食無料のカフェの設置、社内サークル活動への会社からの補助、柔軟な勤務時間のとれる裁量労働制、Family Day等のサポートがある。

LINEの募集職種

LINEの募集職種は、大きく分けて、ビジネス企画職、サービス企画職、ビジネスサポート職、デザイン職、技術職である。
このなかでも、本ブログの読者が主に関心を持つと考える、ビジネス企画職、サービス企画職、ビジネスサポート職について詳しく説明したい。

LINEの職務内容

  • ビジネス企画職

B to Bの事業開発、広告商品企画/ 販売、また、自社の広報・マーケティングなどを行う。LINE のプラットフォームを活用した企業向けサービス・提携を担当する。
採用ポジションは、事業開発、ゲーム事業開発、マーケティングコミュニケーション、企画営業、法人商品企画などである。

  • サービス企画職

LINE株式会社が展開するサービス(LINE、LINE GAME、LINE ファミリーアプリ、NAVERまとめ、livedoorなど)の企画、開発ディレクション、コンテンツ編集を行う職種。いずれかのサービスを担当し、エンジニア・デザイナー・マーケティングと一緒にサービスを作る。
採用ポジションは、サービス企画、運営企画、ゲームプランナー、エディターなどである。

  • ビジネスサポート職

人事、財務経理、法務、翻訳、通訳など事業を推進していく上での基幹業務に携わる。サービスの成長、グローバル展開、新規事業の展開などを支えるために、社員のニーズや業界動向を把握しながらアクティブに事業をサポートする。
採用ポジションは、法務、情報セキュリティ、財務経理、購買、翻訳通訳、HR、コーポレートコミュニケーション、内部監査、知財、業務管理などである。

LINEの狙い目の職種

LINEでは、多くのポジションでメンバーを募集しているが、2019年も積極採用を進めるポジションは以下の職種だ。

  • プロジェクトマネージャー 【LINEバイト・LINEキャリア・新規サービス】職
  • マーケティングコンサルタント【LINE Biz-Solutions】
  • ビジネスプランナー(広告事業企画)【公式アカウント/スタンプ】
  • サービス企画【LINE NEWS】

いずれの職種も、ロジカルな思考力、周囲を巻き込む力、自ら創り出す力を求められている。

LINEに転職するために

LINEの年収事情

年収は、25〜29歳だと約640~690万円、30〜34歳だと約670~770万円となっている。

LINEの給与は”この人はこの業界の中でどれくらいの価値がある人材なのか””LINE にとってどれくらい貢献できそうなのか”ということをふまえ決定している。
入社後には、1年に2回評価のタイミングがあり、最適な報酬に変えていくフレキシブルな報酬の決め方をしている。昇給についてはルールよりも、適正な報酬がいくらなのということに軸足をおいている。

評価方法はP-ReviewとC-Reviewの2つだ。
P-Reviewは半年間のパフォーマンスを評価。会社で固定された評価項目は無く、その人の役割に応じた評価をうける。
C-Reviewは、上司・同僚・部下による多面的な評価、いわゆる360 度評価だ。C-Reviewは大きくは単刀直入な項目とコンピテンシーに基づいた評価の2軸で実施する。


LINEの面接のポイント

LINEは、職種ごとに求められる経験やスキルはあるものの、ベースとして、自走力が高くロジカルかつポジティブで、柔軟な対応力、巻き込み力、コミュニケーション能力のある人を求めている。
その上で、「LINEにとってどれくらい貢献できそうなのか」を問われる。

面接では、自己紹介、志望理由、転職理由等一般的な質問や、発想を問うような質問をされる。その回答の中で「自分がLINEで何をしたいか・何ができるか」を明確に論理的に語ることができるかがポイントとなるだろう。

編集後記

LINEへ転職を考えているなら、ファーストチョイスは迷わずビズリーチだ。LINEをはじめ、多くのメガベンチャーも積極的にビズリーチを活用している。
また、LINEの内定を獲得するためには、転職エージェントに相談してみるのが良い。転職支援実績No.1のリクルートエージェントと、ハイキャリアに強いJACリクルートメントは、特にキャリアアドバイザーの質が高い。
コンサルへの転職も考える方や、コンサルからの転職ならキャリアインキュベーションに相談しよう。
LINEより規模のアーリーなベンチャーも視野に入れているなら、GEEKLYに相談すべきだ。

まずはファーストアクションとして、ビズリーチに登録しながら、他のエージェントもうまく併用しながら転職に成功してほしい。今日は以上だ。

2019年8月の転職トレンド

2019年8月時点では、各社の採用意欲は引き続き旺盛だが、求人案件数が減少する業界も現れてきている。例えば、積極的に採用を行っていたリクルートキャリアをはじめとする大手人材会社や、各コンサルティングファームも軒並み採用数が減少に転じている。人材業界やコンサルティング業界は、各社の業容拡大の支援を行う業界だ。だからこそ、各社が業容を拡大したいと感じる景況感が良いタイミングほど顕著に業績が向上する。そのような会社の採用人数が減じていることは、景況感の悪化リスクが高まる兆候だと言っても良いだろう。

今後は、景況感の悪化懸念が増すことで、多業種の求人案件が減少する可能性も高いだろう。そうすれば、キャリアチェンジの難易度は格段に上がってしまう。転職を検討している方には、早いタイミングでキャリアチェンジを行うことをお勧めしたい。

筆者のお勧め転職サービス

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