書評

シリコンバレーのベンチャーキャピタリストがおすすめする良かった本13選

本ブログでは各業界人がおすすめする本を紹介している。今回は米国のベンチャーキャピタルに勤務し、現在はベンチャー企業の経営に従事している方に最近読んでよかった本をご紹介いただいた。ベンチャー関係者はぜひ読んでいただきたい。

生産性、プロダクト開発に関する本メインの紹介

ほとんど仕事に直接関連する本ばかりではあるが良書をチョイスいただいている。おすすめの本とそのチョイス理由について書いてある。興味がある本はぜひご購入いただけるとよいだろう。なお、後半に英語の本が一部入っているが興味のある人は勉強の意味も込めて読んでもらえるとよい。

それではさっそく、本の紹介に入っていく。口頭で本とコメントをいただいたので本によってはコメントが短くなっている部分もあるのでご容赦いただきたい。

SPRINT 最速仕事術――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法 

スプリントと聞くとソフトバンクが買収した米国のモバイル企業であるソフトバンクを思い浮かべるかもしれないがそれのことではない。

短時間でプロトタイプをつくり、ローンチまでどうもっていくかを組織の動かし方を含め学ぶことができる。

リーン・スタートアップと合わせて、本書を読むとよいかもしれない。

Googleの手法はシリコンバレーでは特に注目されている。

SPRINT 最速仕事術――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

SPRINT 最速仕事術――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

  • 作者: ジェイク・ナップ,ジョン・ゼラツキー,ブレイデン・コウィッツ
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2017/04/14
  • メディア: Kindle版
 

 Kindleを持っていない方は下記から。

SPRINT 最速仕事術――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

SPRINT 最速仕事術――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

  • 作者: ジェイク・ナップ,ジョン・ゼラツキー,ブレイデン・コウィッツ,櫻井祐子
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2017/04/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 

マネージャーや小さい規模のベンチャー企業の経営者に読んでいただきたい本。部下とのコミュニケーションの方法やどうやって人の能力をストレッチしていくかが書いてある。

内容については普遍的だが、ついつい価値観の違う人間を受け入れず、自分のやり方で押し通そうとするときの戒めという点において役に立つと感じた。

何度も読み返し、チームの中でのコミュニケーション、マネジメントに役立ててほしい。結構本質を突いたことが書いてあるなとふと振り返ってみて感じる。

HIGH OUTPUT MANAGEMENT

HIGH OUTPUT MANAGEMENT

  • 作者: アンドリュー・S・グローブ
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2017/01/11
  • メディア: Kindle版
 

  Kindleを持っていない方は下記から。

HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント

HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント

  • 作者: アンドリュー・S・グローブ,ベン・ホロウィッツ,小林薫
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2017/01/11
  • メディア: 単行本
 

  Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法 

もはや説明不要だろうか。あのAirbnbの話だ。現在は日本でもAirbnbが普及していると聞くがアメリカではAirではAirbnbはインフラとなってる。

Airbnbというアイデア自体はタイトルのように大胆さを感じないが、なぜ誰もできなかったことを実行までできたのかという点に関心があった。

Airbnbを現在の地位にもっていくまでのプロセスを見ることができる良書である。

Airbnb Story

Airbnb Story

  • 作者: リー・ギャラガー
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2017/05/25
  • メディア: Kindle版
 

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Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法

Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法

  • 作者: リー・ギャラガー,関美和
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2017/05/25
  • メディア: 単行本
 

 シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法

Airbnb関連だがなぜ爆発的に成長する企業が生まれるか、多数の企業の共通点から学びを得ることができる。

米国では莫大な金額の株式調達を行い、一気にサービスを成長させる。その点においてベンチャーキャピタルの担う役割は大きい。

ビジネスを飛躍させることは容易ではないが伸びたビジネスから学ぶことは多い。一方失敗した企業の事例も取り扱ってあるので比較しながら見るとよい。

シリコンバレーでは失敗する企業が星の数ほどあり、失敗から立ち上がり次のスタートをきっている。

シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法 ビジネスを指数関数的に急成長させる

シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法 ビジネスを指数関数的に急成長させる

  • 作者: サリムイスマイル,マイケルマローン,ユーリファンギースト
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2015/08/06
  • メディア: Kindle版
 

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シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法

 スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術 

スクラムはWEB系企業では浸透しているだろう。エンジニアとPMをまとめプロジェクトを進行させる際に効率の良さは求められる。チームとしてどう方向付けをし、仕事を終わらせるかを考えてもらえるとよい。

スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術 (早川書房)

スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術 (早川書房)

  • 作者: ジェフサザーランド
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2015/06/30
  • メディア: Kindle版
 

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スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術

サードウェーブ 世界経済を変える「第三の波」が来る 

シリコンバレーにわたったのが2010年以降なので、シリコンバレーの歴史本といった感じだ。シリコンバレーの隆盛について書かれている。

少し古い時代の話から書かれているのでぴんとこない部分もあったがこんな歴史なんだなという感じだ。

サードウェーブ 世界経済を変える「第三の波」が来る (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

サードウェーブ 世界経済を変える「第三の波」が来る (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

  • 作者: スティーブケース
  • 出版社/メーカー: ハーパーコリンズ・ジャパン
  • 発売日: 2016/06/30
  • メディア: Kindle版
 

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サードウェーブ 世界経済を変える「第三の波」が来る (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣

英語はもちろん大切なのだが、決算書は読む習慣をつけておいた方が様々な企業の概要を一瞬で把握できる。

たくさんの企業を一瞬でインプットするには決算書が読むのは必須のスキルだろう。

MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣

MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣

  • 作者: シバタナオキ
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2017/07/13
  • メディア: 単行本
 

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MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣

マネー・コネクション あなたのビジネスを加速させる「戦略」の見つけ方 

ジェイエイブラハムの本は有名だが、本書は戦略というよりマーケティング視点で物事を考えるうえでのヒントを多数えることができる。読んだことがない方はぜひ読んでいただきたいと思う。

マネー・コネクション あなたのビジネスを加速させる「戦略」の見つけ方 (角川書店単行本)

マネー・コネクション あなたのビジネスを加速させる「戦略」の見つけ方 (角川書店単行本)

  • 作者: ジェイ・エイブラハム
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2017/05/12
  • メディア: Kindle版
 

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マネー・コネクション あなたのビジネスを加速させる「戦略」の見つけ方

 生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

マッキンゼーがうんたらの本は飽きただろうか。ちきりん氏はネットではたたかれがちであるが、本書は生産性を高めることにフォーカスしており個ではなく組織のアウトプットを高めるための視座の高いアドバイスがのっていておすすめだ。

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

  • 作者: 伊賀泰代
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2016/11/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

(Kindle版はありません)

The Inevitable: Understanding the 12 Technological Forces That Will Shape Our Future

ここからは洋書を3冊紹介する。

1冊目だ。今後のテクノロジーの未来について筆者の見解を過去のイノベーションの事例と現代のテクノロジーをもとに述べている。

非常に平易に解説してありテクノロジーの知識がなくても理解できるので英語ができる方はチャレンジしてほしい。

The Inevitable: Understanding the 12 Technological Forces That Will Shape Our Future

The Inevitable: Understanding the 12 Technological Forces That Will Shape Our Future

  • 作者: Kevin Kelly
  • 出版社/メーカー: Penguin Books
  • 発売日: 2016/06/07
  • メディア: Kindle版
 

 Alibaba: The House That Jack Ma Built

アリババのジャック・マーは中国のみならず世界で有名だ。ジャックマーの生い立ちはエリートとは程遠いもののそこから今の地位をつかみ取るのがチャイニーズドリームといったところだろうか。

英語教師が世界に影響を与えるインターネットカンパニーを設立したドキュメンタリーだと思ってもらえるとよい。

Alibaba: The House That Jack Ma Built

Alibaba: The House That Jack Ma Built

  • 作者: Duncan Clark
  • 出版社/メーカー: Ecco
  • 発売日: 2016/04/12
  • メディア: ハードカバー
 

The Upstarts: How Uber, Airbnb, and the Killer Companies of the New Silicon Valley Are Changing the World (English Edition)

日本でも影響がでてきているUberやAirbnbが突如として現れた背景、およびこれまでの企業との違いを感じ取ることができる一冊だ。

すでに影響があるが設立10年もいっていない正真正銘のベンチャーである企業がどのように大きくなってきたかご覧になれる。

The Upstarts: How Uber, Airbnb, and the Killer Companies of the New Silicon Valley Are Changing the World (English Edition)

The Upstarts: How Uber, Airbnb, and the Killer Companies of the New Silicon Valley Are Changing the World (English Edition)

  • 作者: Brad Stone
  • 出版社/メーカー: Little, Brown and Company
  • 発売日: 2017/01/31
  • メディア: Kindle版
 

筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

 シリコンバレーはほぼ全員といっていいほど筋トレをしている。ジムもあるし、プロテインもおいしいのが安くで飲める。すっかり日本に戻って筋トレをしなくなったが、アメリカはでかいやつがすごいという風潮なので、筋トレはマストだ。

一つ言えることは筋トレはしたほうがいい。

筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

  • 作者: Testosterone
  • 出版社/メーカー: ユーキャン
  • 発売日: 2016/10/21
  • メディア: Kindle版
 

 Kindleを持っていない方は下記から。

筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

 編集部より

最近読んでよかったおすすめの本を12冊ご紹介いただいた。色々言っていたが最後に大事なのは筋トレということらしい。

「でかいやつが偉い」というセリフに驚かされた。でかいやつが偉いと言われるのはシリコンバレーとクラブくらいではなかろうか。

すでにベンチャー企業で働いている方に向いている本が心なしか多かった気がする。興味があるものがあれば手に取ってご覧になってほしい。

2019年10月の転職トレンド

2019年10月時点では、各社の採用意欲はおしなべて旺盛であるものの、ポジションの募集が減少する会社と、引き続き多くの社員を募集している会社に二極化している。景況感の悪化リスクが高まる中で、人材業やコンサルティング業など、労働集約的で「なくても困らない」サービスを提供している産業では、採用意欲が減退している。

大規模な会社は採用人数が多く、個別研修を実施するのが難しいため、10月1日や4月1日など、期の切れ目に新入社員の入社を集中させたいと考えるが、外資系企業など、会社によっては1月入社可能なところもある。 また、10月に転職をするメリットもあるので、下記の記事を参考にしていただきたい。

→10月に転職活動を開始すると有利な理由

マクロでは転職市場が狭まり始めていることを踏まえると、転職を検討しているなら、少しでも早く情報収集に動いた方が賢明だ。→ビズリーチなどの転職サイトにまずは登録し、プロのエージェントに直接ヒアリングすることをおすすめする。

10月のトレンドは、以上だ。

筆者のお勧め転職サービス

1位 ビズリーチ キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

2位 JACリクルートメント ハイキャリアに特化した転職エージェントであり、年収アップに繋がる転職支援に定評がある。年収が500万円以上の方や、その給与帯を目指したい方は登録すべきだろう。特に、年収1000万円前後の転職では日本有数の実績を有している。まずは、レジュメを登録し、キャリアコンサルタントとの面談に参加してほしい。
また、JACリクルートメントに相談した人へのインタビューは→こちら

3位 リクルートエージェント 日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。

4位 アクシスコンサルティング お勧め度は4位としたが、コンサルティングファームに転職したい方には、一番お勧めしている転職エージェントだ。コンサルティングファームへの転職では日本有数の実績を有しており、主要なファームのほとんどと取引している。特に、事業会社に在籍するコンサル未経験者の支援には定評がある。どのファームでどのような選考が行われ、どうすれば合格できるかを熟知しているので、コンサルティングファームへの転職を視野に入れている方は面談に参加すると良いだろう。

5位 パソナキャリア 日本有数のHR企業であるパソナの転職支援サービスだ。丁寧な候補者支援に強みを有しており、候補者の性格や気持ちを理解しながら、ホスピタリティの高い転職支援を行ってくれることだろう。案件数はリクルートエージェントよりやや少ないが、仕事が丁寧で、自分に合った求人を丁寧に紹介してもらうことができる。他のエージェントの面談に参加し、違和感を感じた方には特にお勧めできるエージェントだ。