キャリア相談室

異動届けを出す前に確認すべきこととは

キャリアを歩んでいく上で、大きな影響を受けるのが、上司との相性だ。実力や経験は自分の努力で伸ばすことができるが、上司との相性は努力でどうにかできるものではない。

仮に上司と合わなかったり、上司の能力が低く自分の実力を正当に評価してくれなかったりする場合、自らの出世を期待するのは絶望的だろう。

そんなとき、転職を模索するのと同時に、異動できないかどうかも模索すべきである。特に、上司という要素を除けば会社に満足している人は、むやみに転職だけを選択肢に入れず、異動によって解決できないか模索して欲しい。

今回のブログでは、異動届けを出す上で気をつけるべきことをまとめた。今の部署のまま解決できることはないのか、異動先で自分の悩みは解決できるのかなど、前もってきちんと調べておこう。

なお、転職か異動かは第三者の目線からアドバイスをもらうことをおすすめする。実際、転職した方が環境が良くなる場合も大いにありうるので、可能な限りいろいろな情報を元に判断していって欲しい。

中でも、求人サイトとエージェントに登録するのがおすすめだ。例えば、ビズリーチに登録すると、企業側からスカウトを受けられるので、自分がどれだけ評価されているのかがわかる。つまり、現状との差分を知ることができる。

また、エージェントに登録すると、自分の今の評価が正当なのかを直接相談することができる。実はエージェントと一口にいっても強みが分かれているので、自分に合ったエージェントに相談することができるのだ。

まず、コンサルから転職したい方は、アクシスコンサルティング、ハイクラス向けの転職で年収アップを狙っている人はJACリクルートメント

それ以外の業界の方は日本一の転職支援実績を持つリクルートエージェントに相談してみよう。

いずれのエージェントも、フラットな立場からあなたを評価してくれる。より納得のいく結果を得るためにも、必ずキャリアアドバイザーとの面談に参加するべきだ。

今の部署で解決できないか

まず考えて欲しいのは、今の部署で悩みを解決することができないかだ。例えば、上司との接し方を変えることや、担当業務を変えること、評価されている人を真似て仕事をしてみる、など。

なぜこういったアドバイスをしているのかと言えば、今の環境で何かを変えようと努力せずに異動届を出すと、単に「逃げた」と思われてしまう可能性があるからだ。

もしまだ何の取り組みも行っていない人は、下記に書いた項目をぜひ実践、検討してみて欲しい。

上司との関係は改善できないか

上司との関係を良い方向にもっていく努力ができないかを考えてみて欲しい。例えば、あなたが質を重視する性格にもかかわらず、上司がスピードを最優先する性格だった場合、あえてその違いを上司に相談してみるのも手だ。

上司からすれば、「なぜ最も評価に関わる項目で手を抜いているのか」が疑問であり、同時にあなたがそのことに気づいていないのでは、と感じていることが多い。

あなた自身が、評価されるポイントに気づいていながら、得意分野が異なり実践できていないことを伝えるだけで、上司からのみられ方は大きく変わるのではないだろうか。

仕事の量・質が問題の場合、相談を行なったか

仕事で求められる量・質に追いつけず、評価が下がってしまった場合、上司に交渉をして欲しい。

規模の大きい企業になればなるほど、一人の社員がどこまで仕事の負担を抱えているのかを把握されていないケースが増える。

上司はあなたの仕事量などを理解しないまま、厳しい評価基準を置いているかもしれないのだ。

自分が周りの人よりも多くの仕事を任されており、現状の量のままでは回らないと感じるのであれば、早めに相談して調整してもらおう。

今の部署で、やりたいことが実現できないか

自分がやりたいことと、任せられた仕事があまりに異なっていて結果を出せていない場合、今の部署で本当に実現できないのかを考えてほしい。

例えば、あなた以外の人がそれを担当しているなら、今の部署でそのポジションを奪う方法を考えた方が良い。あるいは、役職が上がればできると分かっているのであれば、その部署で評価される実力を愚直に伸ばしていくしかない。

なお、最も多いのは、やりたいことは挙手制となっており、意志を伝えられた人がやりたいことをやれるという文化だ。

大抵、そこに手を上げて挑戦できる人間にチャンスが降ってくる。そういったチャンスを自分で逃していなかったか、振り返って考えてみてほしい。

単に自分の能力が低いのが問題という可能性はないか

会社に所属していると、「評価して欲しい」など「〜して欲しい」というニーズが増えていってしまうが、そもそも自分で価値を出せる状態になっていなければ評価されない。

周りと自分を比べた時に、任せられている量は一緒なのに、自分だけ仕事が遅い、ミスが多い、などという場合は取り組み方を見直した方が良い。

単に自分の実力が不足している場合は、異動しても転職しても満足な環境に身を置くことはできないはずだ。

環境を変えることよりも、今の環境の中で結果を出す方法を模索して欲しい。

異動先のことを理解しているのか

異動したい部署は決まっているか

今の部署でうまく行かず、異動を考える人の多くが、「どこでもいいから異動したい」と思ってしまう。

それもそのはずで、今の状況を変えれば、結果も何か変わるのではないかと人は思いがちだ。

しかし、どこでもいいから異動と思って異動すると、前の部署と同じ問題がまた新しい部署でも起きてしまう。

必ず、異動先が、今の自分の課題を解決してくれる部署なのかを考えて行動しよう。

異動先のメンバーを知っているのか

もし、今の部署で、人間関係が原因で上手くいっていない場合、異動先のメンバーを知っておくことはかなり重要だ。

誰も知っている人がおらず、イメージだけで異動先を決めている場合、異動してみたら「何も変わらなかった、もっと悪化した」ということが容易に起こりうる。

社内だとしても、隣の芝生は青く見える。

異動先の人たちと良い関係性を築けるかは事前に把握しておこう。

異動先の仕事内容を把握しているか

業務内容を変更することで心機一転を図る場合、異動先でどんな業務を担うのかを把握しておこう。

全く知らないというのはもちろん問題だが、「マーケティング」「営業」という曖昧なくくりでしか知らないのはもっと問題である。

これまで営業をやっていて、上手くいなかったからマーケティング、という考えを持つ人が結構多いようだが、大抵思う通りにはいかない。

具体的な業務について学び、自分で成果を発揮できる自信があるか考えてから、異動を決意しよう。

評価制度を把握しているか

期中の異動の場合、その期は評価されないし、昇給もしない会社は多い。異動する時期を間違えると、なかなか研修が準備されず、他の社員よりも少し不利に結果がはたらいてしまうので注意だ。

また、異動先の部署の評価制度はよく調べておいた方が良い。

例えば同じ営業でも、新規受注なのか、継続受注なのか、クロスセルなのか、どの受注が最も売り上げに寄与して評価されるのかが重要だ。

人それぞれ得意不得意があるので、もし自分が評価されづらい内容であれば、異動を考え直す方が良い。

転職という選択肢も並行して考えたか

これまでで述べた通り、今の環境が苦しいからといって、むやみに社内で異動をしても上手く行かない。

社内で環境を変えたとしても、評価制度にフィットしなかったり、人間関係で同じことを繰り返すかもしれない。

異動にこだわらず、社外にまで目を向けるのもおすすめだ。

無理に社内で動いて、さらに自分の評価を下げてしまうくらいなら、真新しい環境で挑戦する方が良い。

転職と異動を天秤にかけて、どちらが自分に向いているかで判断しよう。

異動か転職かは、情報収集してから判断

今回は、異動する上での注意点と、異動だけでなく転職も視野に入れて行動することの勧めをまとめた。

再三指摘した通り、異動といっても、事前に情報をしっかり集めておかないと後悔してしまう可能性が高い。

異動届けを出したあと、もう後戻りは出来ないので、後悔のないように情報収集に勤しもう。

なお、異動と同時に転職を検討する際は、求人サイトとエージェントに同時に登録しておくことをおすすめする。

具体的には、ビズリーチとプラスで他のエージェントに登録するのが良いだろう。企業とエージェントからスカウトを受け取ることができ、社外からの自分の評価を知ることができる。

エージェントは、もしコンサルからの転職を検討しているのであれば、アクシスコンサルティングに登録してキャリアアドバイザーの面談を受けてほしい。コンサルからの転職の支援実績ではNo.1だ。

元コンサルのキャリアアドバイザーも在籍しており、実情に即したアドバイスを受けることができるだろう。

JACリクルートメントはハイクラスの転職に強いので、年収アップを同時に成し遂げたい人向けだ。

それ以外の業界の方は日本一の転職支援実績を持つリクルートエージェントに相談してみよう。必ずキャリアアドバイザーとの面談に参加するべきだ。

可能な限り情報を収集して、納得のいく環境に身を置いて欲しい。

今日は以上だ。

2019年11月の転職トレンド

企業は10月に下期の採用を終えて体制が整い、今の時期は求人情報としては凪の状況であるという向きもある。11月の採用決定者数は、数字としては低調になっているのが事実だ。

転職希望者も、上半期末や下半期初の繁忙期を終えて一息つき、転職活動をなかなか始めない。実際に、転職メディアの閲覧数は、11月は決して多くない。

だからこそ、実は、11月に転職活動を休む、年末年始休みまで転職活動を始めなくていい、というのは誤りだ。管理職や、チャレンジングなポジションの転職を望む人がいれば、少なくとも情報収集は、確実に11月から開始したほうがいい。

日本の企業の多くは3月決算だが、上期の業績の着地結果が固まるのは今、11月の始めである。企業側では、業績の着地結果を踏まえて事業計画を修正し、下期の業績達成に向けて動き出していく。

業績を達成するため、欠員を急いで補充するケースもあるが、逆に、チャレンジが必要なプロジェクトで、クリティカルに必要な人を採用するので、重要な求人ポストの募集が意外と始まる時期なのが11月だ。

中途入社は4月がピークだが、重要なポジションは採用決定まで時間がかかる。重要なポジションを4月に確実に充足させるため、先行して、とりわけ非公開ポジションの募集を始める会社も多い。 重要なポジションは数も少ないので早い者勝ちだ。あっという間にクローズするので、多くの転職希望者が気付かない間に、募集が終わっていくのである。

→ビズリーチなどの転職サイトにまずは登録し、経験豊富なプロのエージェントに、非公開ポジションの情報を、直接ヒアリングすることをおすすめする。

11月のトレンドは、以上だ。

筆者のお勧め転職サービス

1位 ビズリーチ キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

2位 JACリクルートメント ハイキャリアに特化した転職エージェントであり、年収アップに繋がる転職支援に定評がある。年収が500万円以上の方や、その給与帯を目指したい方は登録すべきだろう。特に、年収1000万円前後の転職では日本有数の実績を有している。まずは、レジュメを登録し、キャリアコンサルタントとの面談に参加してほしい。
また、JACリクルートメントに相談した人へのインタビューは→こちら

3位 リクルートエージェント 日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。

4位 アクシスコンサルティング お勧め度は4位としたが、コンサルティングファームに転職したい方には、一番お勧めしている転職エージェントだ。コンサルティングファームへの転職では日本有数の実績を有しており、主要なファームのほとんどと取引している。特に、事業会社に在籍するコンサル未経験者の支援には定評がある。どのファームでどのような選考が行われ、どうすれば合格できるかを熟知しているので、コンサルティングファームへの転職を視野に入れている方は面談に参加すると良いだろう。

5位 パソナキャリア 日本有数のHR企業であるパソナの転職支援サービスだ。丁寧な候補者支援に強みを有しており、候補者の性格や気持ちを理解しながら、ホスピタリティの高い転職支援を行ってくれることだろう。案件数はリクルートエージェントよりやや少ないが、仕事が丁寧で、自分に合った求人を丁寧に紹介してもらうことができる。他のエージェントの面談に参加し、違和感を感じた方には特にお勧めできるエージェントだ。