キャリア相談室

基本給が低いのは損でしかない

給与のうち、基本給がどれくらいの割合を占めているのかを正しく把握している人はどれくらいいるだろうか。

企業によって、基本給が占める割合は全く異なる。基本給は低く、その分、インセンティブの幅が大きい企業もあれば、人件費を削減するために基本給を低くしている企業も多い。

今回は、後者に関して詳細に解説する。もしあなたがそういった企業に所属している自覚があれば、早めに転職を検討してほしい。

実際のところ、他の企業に転職すれば、同じ時間働くだけで手取りが大きく変わることもありうる。転職をする気がない人も、まずは自分がどれだけ損しているのかを把握しておくのは重要だ。ぜひ情報収集に勤しんでほしい。

なお、情報収集を行うためには、ぜひ求人サイトとエージェントを両方活用してほしい。具体的には、サイトだとビズリーチがおすすめだ。

ビズリーチは、企業側からスカウトを受けることが出来るので、あなたがもっとも評価されている企業を効率的に知ることができる。

提示された年収を見て、自分の今の手取りと比較してみてほしい。

また、同時進行で、エージェントにも登録しよう。口頭でこれまでの経歴を話すことで、よりあなたに合った企業を見つけてくれる。エージェントの場合は、あなたに合ったところを選ぶとよいだろう。

特に転職先の業界をまだ絞っていない人は、日本最大級のエージェント、リクルートエージェントが良い。

一方で、あなたがコンサル出身の場合は、アクシスコンサルティング、年収をさらにアップさせたい場合はJACリクルートメントが良いだろう。

ぜひ行動に移して、あなたがより正当に評価される企業を見つけてほしい。

給与の内訳を知ろう

基本給と各種手当で構成される

給与は、ベースとなる基本給と、残業手当・通勤手当などの各種手当で構成される。そこから税金などが天引きされ、手取り額となる。

なお、残業手当やボーナスは、基本給の額によって決まることが普通なので、基本給が低ければ結果として手当も低くなる傾向にある。

基本給の割合に規定はない

基本給の割合は企業によって決定することができる。

実力主義な会社になればなるほど、基本給の割合が低く、残りをインセンティブで占めることが多い。あるいは、みなし残業分の割合を上げ、基本給の割合が結果として低くなる企業もある。

自分の企業がどちらなのかは見分けをつけておいた方が良いだろう。

なお、一般的な企業だと、基本給は給与のうち9割を占めると言われている。

自分の企業と比較してみよう。企業によって内訳の配分は全くもって異なる。

なぜ基本給が低いと問題なのか

みなし残業が占める割合が高いから

基本給が低いにもかかわらず、一定の総額を受け取っている場合は、みなし残業の占める割合が高いと言える。

みなし残業というのは、以前ブログでもまとめたが、所定の時間分は追加で残業手当がつかず、はじめから給与に含まれているというものである。つまりは、みなし残業が50時間ある場合、50時間働いても追加で残業手当は出ない。

基本給が低く、みなし残業分が多い企業は、残業代を節約するために、みなし残業の割合を上げているのである。

また、この場合、長時間労働が前提となる企業が多い。プライベートの時間があまり取れない上に、残業代も出ない事実を、改めて考え直してみてほしい。

残業代が低くなる

仮に残業代を受け取れたとしても、注意してほしい。

残業代は、基本給ベースで算出されるため、基本給が安ければ残業代も安くなる。同じだけ働いたとしても、基本給によって総額がかなり変化してしまうのである。

また、各種手当、つまり福利厚生の面は簡単に削減されてしまう。基本給が低いと、手当が削減された場合に給与を向上させる術がなくなってしまうのだ。

企業都合で手取りが減ってしまうリスクを把握しておこう。

ボーナスや退職金も安くなる

残業代同様に、ボーナスや退職金も安くなる。

基本給は、他の給与額に大きく影響するのだ。もし基本給とボーナスに相関がなく、ボーナス=インセンティブなのであれば良いが、相関している場合は絶対に転職した方が良い。

あなたの頑張りや成果が全く評価につながらないということと同義なので、早めに環境を変えることをおすすめする。

基本給が低い場合の対処法

会社の規定で決まっていたら転職を

会社の規定で決まっている場合、基本給を上げることは難しい。

また、規定で決まっている場合は、それを変更することはほぼ不可能なので、諦めた方が良いだろう。変に交渉するよりも、転職活動を検討した方がよい。

もし不安なのであれば、まずはビズリーチに登録してみて、自分の市場価値を確かめると良いだろう。

実際は、今の給与の何倍ももらえていた、という事実も大いにあり得る。

転職すべきだが、焦らずに

基本給の低さを知り、焦って転職する必要はない。焦ると、基本給は高いものの、総支給額は下がってしまう企業を選びかねない。

給与周りは、どの企業もうまく見せてくる。自分一人ではなく、エージェントに相談しながら見極めてほしい。

基本給が低い場合は転職を

今回は、基本給が低い場合の転職のすすめに関してまとめた。なかなか給与を内訳で見ることは少なく、特に気にしていなかった人が多いのではないだろうか。

しかし、実際にちゃんと調べてみると、損している人が多い。同じだけ働いて、ちゃんと見返りのある企業に転職してほしい。

また、ブログ内でも何度か書いたが、焦って一人で進めることはおすすめできない。給与は、企業の人事に聞くと巧みに説明してくるため、なかなか見極めることができない。

必ず、プロであるエージェントに頼りながら進めてほしい。最初にも記載したが、自分に合いそうなエージェントを選ぼう。

特に転職先の業界をまだ絞っていない人は、日本最大級のエージェント、リクルートエージェントが良い。

一方で、あなたがコンサル出身の場合はアクシスコンサルティング、年収をさらにアップさせたい場合はJACリクルートメントがおすすめだ。

また、求人サイトのビズリーチは、スカウトを受けることができるので、効率的に評価される企業を探すときに良い。

ぜひ今日から行動に移して、良い企業を見つけてほしい。

今日は以上だ。

2019年11月の転職トレンド

企業は10月に下期の採用を終えて体制が整い、今の時期は求人情報としては凪の状況であるという向きもある。11月の採用決定者数は、数字としては低調になっているのが事実だ。

転職希望者も、上半期末や下半期初の繁忙期を終えて一息つき、転職活動をなかなか始めない。実際に、転職メディアの閲覧数は、11月は決して多くない。

だからこそ、実は、11月に転職活動を休む、年末年始休みまで転職活動を始めなくていい、というのは誤りだ。管理職や、チャレンジングなポジションの転職を望む人がいれば、少なくとも情報収集は、確実に11月から開始したほうがいい。

日本の企業の多くは3月決算だが、上期の業績の着地結果が固まるのは今、11月の始めである。企業側では、業績の着地結果を踏まえて事業計画を修正し、下期の業績達成に向けて動き出していく。

業績を達成するため、欠員を急いで補充するケースもあるが、逆に、チャレンジが必要なプロジェクトで、クリティカルに必要な人を採用するので、重要な求人ポストの募集が意外と始まる時期なのが11月だ。

中途入社は4月がピークだが、重要なポジションは採用決定まで時間がかかる。重要なポジションを4月に確実に充足させるため、先行して、とりわけ非公開ポジションの募集を始める会社も多い。 重要なポジションは数も少ないので早い者勝ちだ。あっという間にクローズするので、多くの転職希望者が気付かない間に、募集が終わっていくのである。

→ビズリーチなどの転職サイトにまずは登録し、経験豊富なプロのエージェントに、非公開ポジションの情報を、直接ヒアリングすることをおすすめする。

11月のトレンドは、以上だ。

筆者のお勧め転職サービス

1位 ビズリーチ キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

2位 JACリクルートメント ハイキャリアに特化した転職エージェントであり、年収アップに繋がる転職支援に定評がある。年収が500万円以上の方や、その給与帯を目指したい方は登録すべきだろう。特に、年収1000万円前後の転職では日本有数の実績を有している。まずは、レジュメを登録し、キャリアコンサルタントとの面談に参加してほしい。
また、JACリクルートメントに相談した人へのインタビューは→こちら

3位 リクルートエージェント 日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。

4位 アクシスコンサルティング お勧め度は4位としたが、コンサルティングファームに転職したい方には、一番お勧めしている転職エージェントだ。コンサルティングファームへの転職では日本有数の実績を有しており、主要なファームのほとんどと取引している。特に、事業会社に在籍するコンサル未経験者の支援には定評がある。どのファームでどのような選考が行われ、どうすれば合格できるかを熟知しているので、コンサルティングファームへの転職を視野に入れている方は面談に参加すると良いだろう。

5位 パソナキャリア 日本有数のHR企業であるパソナの転職支援サービスだ。丁寧な候補者支援に強みを有しており、候補者の性格や気持ちを理解しながら、ホスピタリティの高い転職支援を行ってくれることだろう。案件数はリクルートエージェントよりやや少ないが、仕事が丁寧で、自分に合った求人を丁寧に紹介してもらうことができる。他のエージェントの面談に参加し、違和感を感じた方には特にお勧めできるエージェントだ。