銀行からの転職はどうするべきか~銀行員のキャリア事情

※マイナビ、リクルートなど各社のプロモーションを含みます。
※この記事は有料職業紹介(許可番号:13-ユ-314522)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社エヌリンクスが制作しています。

銀行員の転職事情は厳しいと他の記事でも述べさせていただいた。銀行員で転職をしている人が多い一方で、転職に困っている人が多いのも事実だ。

今回は転職をあきらめている20代後半から30代前半の銀行員についてみていきたいと思う。

なお、すでに転職を決めている銀行員の方には、まずはいくつかのサービスに登録し直すことをお勧めする。まず登録すべきなのはビズリーチだ。

向こうからスカウトを受けることができるので、銀行という経歴がどこまで評価されているのかを客観的に知ることができるだろう。

また、ハイクラス向けの求人サイトなので、他のサイトには乗っていないような多くの就職情報を獲得することができる。

なお、転職活動はネットでの情報だけでは足りない。サイトとエージェントを並行して使用することが大切だ。中でもハイキャリア向けの転職情報を求める方は、リクルートダイレクトスカウトに相談すると良いだろう。

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銀行からの転職で多い転職理由は?

銀行からの転職を希望する若手の方に、転職を希望する理由をヒアリングした。銀行だけに限らず、大企業全般に当てはまるものもあるが、多いものは以下のとおりだ。

ノルマが厳しい

銀行は、差別化が難しい金融商品を取り扱っている。そのため、他社と差別化が難しい(かつ若手の段階で差別化を図るようなアイディアを出すのが難しい)。

よって、若手銀行員には、必然的にノルマが厳しく感じられてしまうことが多い。

また、差別化が難しい中で、「なぜ自分がこの金融商品を売らなければならないのか」という意義を見出しにくいのも理由の一つだろう。

給与や評価が妥当でない

まず、銀行だけに限らず、大企業という時点で、一人一人の成果に紐づいて給与を決めることができない。どうしても、一並びで判断されてしまうため、多少高い成果を出したところで、評価は変わらない。

年功序列で給与や役職をコントロールした方が楽なので、実力の有無にかかわらず先輩の方が良い待遇を受けることが多く、優秀な若手は納得感が薄いことがある。

また、社内外のコミュニケーションが苦手な人から見ると、「忖度ができて先輩付き合いの上手い人が出世コースに乗りやすい」ように見えることがある。

自分が評価されるために同様の振る舞いをしなくてはならないと感じ、嫌気が指す人も多い。

社風、人間関係が合わない

銀行はじめ大企業には、いわゆる派閥、お局さんといった古い組織体質が残っている組織が散見される。特に若い社員から見ると、ミスマッチなことが多いだろう。人間関係で悩み、転職を決意する人が多い。

また、先述のコミュニケーションの話にもつながるが、「根回し」が仕事の上で重要となることも多い。

「根回し」は円滑に業務を進める上での事前調整なので、必ずしもネガティブなアクションではないのだが、当然「根回し」が必要な仕事の進め方が合わない人もいる。

ベンチャーでも「根回し」が大事なことも往往にしてあるのだが。

お願い営業が嫌い

融資先の選び方はかなり機械的で、これから業績が伸びると見込まれる会社よりも、すでに安定しているような会社を選ぶ。

そこに対して「融資させてください」という形で、お金が不要なところにもお願い営業をしなければならないことがあり、嫌になったという人もいる。これは他業界の営業職にも通じうるものではあるが。

お願い営業をしなくてすむ環境の職場に転職するなら、ビズリーチがおすすめ。ハイクラス求人を多数掲載しているので、ブラック企業への転職を防げる。

銀行員が転職する際に気をつけるべきこと

銀行から転職する際に気を付けるべきことは、「銀行員としてのスキル」を生かせる場所はあまりないということだ。

銀行で何年か働いた方なら感じていると思うが、銀行員の仕事は専門性が高く、汎用性が低い。要は、金融業界の他社や、事業会社にはない業務が多いのだ。

ただし、メガバンクでの本店歴や海外支店歴が長かったり、ファイナンス業務に携わっていたり、トレーダーとしての仕事をしていたりというケースは除く。

以前は、同じメガバンク内での転職も基本的にはなかったが、最近は、信託銀行や政府系金融機関などまで含めて見ると、銀行業界内での転職のケースも見かけることがある。

銀行の3年以内に転職する人の割合は?

金融機関での離職率は入社して1年目~7年目までは年間約10%程度と言われている。つまり3年以内に約30%程度の人数が転職をしていることになる。

銀行は大量採用を行っているが、それでもこの比率はかなり高い。たとえば、年間1,000名程度の大量採用をしている年次だと、単純計算で年間約100名が辞めていることになる。

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1年目での銀行からの転職

銀行に入社して1年目で転職を検討していると、「本当に自分のキャリアで転職できる先なんてあるのだろうか」と不安を抱く人も多いのではないだろうか。

結論からいうと心配いらない。下記の記事でも書いた通り、第二新卒を受け入れてくれる企業はかなり増えている。

ただし、経験やスキルをアピールすることはできないので、学歴や1社目のネームバリューが肝になることを注意しておこう。

ビズリーチに登録し、スカウトで自身の市場価値を確認しながら転職活動を進めよう。

またビズリーチには、経験の浅い銀行員の転職に強いヘッドハンターも多く在籍しているので、きっといいアドバイスを受けられるはずだ。

女性の銀行からの転職

女性の場合、ライフイベントが重なるとそのまま銀行に居続けることが難しくなるケースがある。

銀行に限らないが、総合職として働いていると、会社都合で転勤や残業を受け入れなければならないため、子育てを優先しにくくなる。

大手の銀行であればもちろん福利厚生はしっかり揃っているが、制度上認められている育休期間よりも早く復帰した方がいいと感じてしまう人もいる。

もちろん、子どもがいても、転勤を受け入れてばりばり仕事と育児に邁進する女性管理職もいるが、すべての人がそういった働き方を希望するとは限らない。

多くの女性は、ライフイベントを転機に、子育てと仕事を本当に両立できる企業に転職するのだ。

子育てとの両立は、福利厚生の充実度というよりも、社風による影響が大きいので、意外とベンチャー企業の方が安心して働けることが多い。

まさに今、銀行で働いていて転職活動を検討している女性は、大手以外だけでなくベンチャー企業まで比較検討して選ぶと良い。

転職サービス「ビズリーチ」では、ハイクラス求人だけではなく、幅広い職種を取り揃えているので、ベンチャー就職にも困らない。

銀行から銀行への転職

さて、イオン銀行、セブン銀行、楽天銀行といった事業会社が経営しているネット銀行の名前を聞いたことがあるだろうか。

メガバンクの行員から見ると、ネット銀行への転職は必ずしも魅力的ではないかもしれないが、実はこれらの銀行に早めにメガバンクから転職した人は、出世し、いまや高年収と地位を獲得している例が多いのだ。

もちろん転職した理由はさまざまだろうが、メガバンクの同期でトップクラスにいた人は転職せずにメガバンクでの出世を目指しただろう。

他の銀行でポジションを求めたり、ワークライフバランスを求めたりといった理由で転職したのだ。

振込はネット上で行い、記帳をせずにネット上で残高を確認できる。

クレジットカードやpaypal、電子suicaといった多様な決済方法の登場により、紙の通帳を銀行に持っていき、お金をおろし、お金を支払うという時代から変化してきた。

金融機関がネット上に移行したことで、イオン銀行、セブン銀行といったネット銀行にいた人たちが、時代の潮流に合った経験を積めるようになったのである。

最初はセブンイレブンにATMを置くことなどまともな人なら採算が取れないと思っただろう。

ローンに関しても、ネット銀行がリスクを多少とって、少し大きめの個人融資を行えるようになったことで、不動産購入などに影響を与えたのではないかと思う。

また、少し下のポジションから入ったネット銀行組の人が昇進し、役員に登用される事業会社系の銀行がとうとう出てきた。

銀行からコンサルに転職するパターン

銀行からコンサルへの転職は、アクセンチュア、pwcなどに多い。

20代前半でも、マッキンゼーアンドカンパニー、ベインといったトップファームへの転職は難しいが、大量採用をしているコンサルファームに転職した例は多い。

銀行員として30代まで年齢を重ねていると、ますます他業界への転職が難しくなる。

一方で、20代で銀行員からコンサルに転職した組は、コンサルの仕事の進め方にフィットするのに時間がかかるものの、ドキュメント作成能力、忖度力を駆使することでしぶとく生き残っていることが多い。

ただし、ファイナンスに詳しいと思って銀行から転職したが、投資銀行等でファイナンスをばりばりやってきた人をまのあたりにし、実は何もわかってなかったというケースもあるので、そこは気を付けていただきたい。

30代を超えて、銀行をはじめとしたコンサル以外の業界から、初めてコンサルに転職するなら、プライドは捨てよう。30代の方は早めに動いた方がよい。

意外でもないが、FAS(ファイナンシャルアドバイザリーサービス)への転職は、銀行員はなかなか通過しない印象だ。FASの仕事に求められるスキルは、銀行では身につかないという判断だろう。

監査法人にいる有能な公認会計士や、投資資銀行の人が、FASを志望するケースが多いので、銀行からの転職は大変だろう

ビズリーチリクルートダイレクトスカウトなどのハイクラス転職に強いサービスを利用して、転職活動を進めよう。

またコンサルへの転職なら、アクシスコンサルティングが特におすすめだ。未経験からのコンサル転職の実績が豊富で、コンサルへの転職成功確率がグッと上がるはずだ。

銀行員からベンチャー企業への転職

銀行員からベンチャーに転職して活躍できるだろうと勘違いしている人があまりに多すぎる。

入行後すぐに銀行を辞めて、第二新卒でサイバーエージェントやリクルートに転職するのはおすすめするが、30代前後でベンチャーに転職しようとなるとそもそも受からないか、受かっても活躍できない現実がある。

なぜ受からないかについては、銀行員で培えるスキルと、ベンチャーで使えるスキルに、あまり共通点がないためと考える。

ベンチャーで必要な事業を作る力、またバックオフィスであれば人事やファイナンスの力だが、銀行で培ったスキルがそのまま生きることはあまりない。銀行出身者がCFOになる事例も決して多くない。

CFOはVCとの折衝、資金調達から人事、ときには一事業の推進までするので、銀行員のスキルではなかなかできないというのが現状だ。

銀行員からベンチャーへの転職であまり指摘されないが、個人的に重要だと思うのが会社のネームバリューだ。

上記の記事を見てほしい。サイバーエージェントの藤田社長は早稲田、伊藤忠、26歳だけを見て採用したのである。

ご存知の通り総合商社は就職人気ランキングが高くある程度激戦であるため転職市場では若い間はポテンシャルが評価される。(30代を超えると銀行員と同じで社名だけで、評価されることはない。)

「マッキンゼー出身の事業部長がいる事業部の営業マンWanted!」のような投稿をfacebookでみたことあるだろう。

このようにマッキンゼーやゴールドマンサックス、またリクルートといった会社の卒業生は、前職のネームバリューで人を集めることができるが、銀行員では残念ながら、ベンチャー予備軍向けの人集めの要素になりにくい。

よって採用される側としては、前職のネームバリューが使えないため純粋な実力勝負になる。

銀行から公務員への転職

銀行から公務員に転職する人は多い。 銀行と公務員は特性自体が全く異なるが、銀行から公務員への転職者が多い理由としては働く環境が全く逆だからである。

銀行の一部の組織は(金融をはじめとする営業職全般で起き得るが)、数字至上主義の体育会組織になりえ、そこに疲れて転職する人が多い。

一方で、公務員は激務であるのは国家公務員と地方公務員でも一部の部署であることや、基本的に数字を目標に追わなくて良いため、ストレスがかかりにくい。

しかし、安易に公務員へ転職を決めない方が良い。例えば、公務員になったところで、任せられる仕事次第では残業があったり、銀行員時代よりも大幅に年収を下げなければいけなかったりする。

さらに、年功序列である点では銀行と変わらないので、本質的に今の環境を変えたい人にはおすすめできないだろう。

銀行から転職すれば年収が上がるのか

銀行から転職する場合、どのポジションでの転職なのかによって大きく変わってくる。

例えば第二新卒の場合は基本的には給料は未経験からのスタートとみなされるケースが多いので給料が下がることは考えられる。

また、基本的にメガバンクは相応の給料があり、大体が年収ダウンする。かつ、福利厚生も相当に充実しているので、生活水準を完全に維持した転職はそこそこ難しい。

ではどこに銀行員は転職したほうがいいのか

30代であれば、基本的にこれまでと大きく業界を変えない転職先がよいだろう。先ほどあげたところでいくとネット系の銀行だ。

ネット系の銀行は口コミ(転職会議など)を見ると評価がよくないところが多い。リスクも多くあり、会社に対して不満を持つ人がいるのは事実なのだ。

ただ、個人としては銀行とネット系の領域の経験ができることはかなり大きいことだと思う。本記事を読み終わったあとに自分で調べるとともに、事例の多い転職エージェントに確認してほしい。

また、最近だとフィンテック系のベンチャーであれば、まだポジションがある。

「ブロックチェーン ベンチャー」といったキーワードで検索すると、さまざまな企業がでてくる。20代〜30代の銀行員は、一定数そうしたベンチャーに転身している。

銀行からベンチャーへの一番良い転職方法は、銀行内で偉くなってその肩書を生かして、ベンチャーの社外取締役や監査役、顧問といった肩書で入ることだ。

ベンチャーが関係省庁や大企業と諸々交渉するときに、銀行の偉い人がいたらいいからだ。

もし若手〜中堅の銀行員の方がベンチャーに行きたければ、堅めの人物を求めるフィンテック系企業を選ぼう。堅めといっても融通がきかないという意味ではなく、しっかり誠実に仕事をする人だ。

仮想通貨にまつわる社会問題で浮き彫りになったが、金融資産を預かるビジネスを展開する会社には、モラルがあり、リスク管理を徹底できる人材がいないといけない。

利益を追求するあまり、セキュリティを放置してしまっては意味がないのだ。そうしたブレーキ的な思考がはたらくのが銀行員のよさであると個人的には考えている。

どこに転職すべきか分からなければビズリーチで相談しよう。銀行員の転職ノウハウが豊富なヘッドハンターが、進むべき道の相談に乗ってくれる。

登録したからといって必ずしも転職しないといけないわけではないので、気軽に利用して欲しい。

銀行からの転職先を選ぶ際の注意点

基本的に第二新卒として一からキャリアを選んでいくという前提に立ったほうがいいだろう。

いろいろと注意事項は述べてきたが、総論、銀行員は転職市場でも20代においては重宝される。特に転職先で大きく職種や業界を変えたとしてもチャンスは多くある。

一方で銀行はその分給料が高いため、銀行に在籍し続けて年収が上がりすぎると、逆に転職しづらくなるので注意をしたい。

銀行から年収ベースで下がることは多くあり得る。そのため、転職先を選ぶ際は年収がどれだけ維持できるかは考えたほうがいい。

銀行員が転職する際に考えるべきこと

現職との比較をするとなかなか転職に踏み切れないとは思うが、銀行をやめたいと本当に思っているなら、自分のためにも周りのためにも辞めたほうがいい。

どこにいったら幸せになれるかをぜひ考えてほしい。現在の年収にこだわりすぎると、後から大変な目にあう。

なお、メガバンクの給料は高いので、それでも貯金ができていないのは壊滅的だと考える。銀行員以外の友人、たとえばベンチャーやメーカーに勤めている人に給料と生活水準を聞いてみて、襟を正すいい機会にしたらよい。

また、転職エージェントから第三者としての意見を聞くのもいい。ビズリーチならハイクラス求人が多いため、年収ダウンを避けつつ、自身が幸せになれる企業に出会える確率が高い。

銀行から転職する際に強みとして考えておくべきこと

銀行から転職を決めた際に面接の準備が必要となるが、銀行員は、銀行以外に訴求する強みを作りにくい。そこで銀行で働くことでつく強みを以下にまとめてみた。

①地味な作業を継続できる力

これは一見、地味だがとても重要な力である。資格や金融知識を身につけるためにコツコツ勉強したことや、訪問、メール、電話を通じた顧客との関係構築力などがここで説明できる。

②リスク感度の高さ

お金を融資する仕事だからこそ、回収できないといけません。そのためリスク感度が高くないと融資する先を決められないため、この能力が身につくと考えられる。

③論理的思考能力

特に法人営業の場合、上司にその企業の情報が全くないところから融資するに値することを説明することが必要なため。

④経営者との折衝力

金融で仕事をすることにおける醍醐味はここだろう。融資に関することの場合基本的には経営者、経営者層と話すことが多くなる。この経験を若年から得られるのは大きいため、法人営業の人は使うべき。

⑤ストレス耐性

これは言わずもがなだ。体育会組織、複数のノルマを超えた経験などから証明できる。

転職エージェントに強みを引き出してもらう

転職エージェントを利用することで、担当者に自分では気づかなかった強みに気付かせてもらえることもある。

自身では気にしていなかった経験・スキルが他企業では重宝される場合もあり、転職エージェントはそういった事情に詳しい。

中でもビズリーチには5,000人以上のヘッドハンターが在籍しており、銀行員の転職に強い担当者に出会える。無料で十分活用でき、ハイクラス求人が多いため、年収アップも狙える。

銀行から転職する際の志望動機

もし日系の企業に転職するのであれば、入念に志望動機を考えておこう。いくら第二新卒での受け入れが増えてきているとはいえ、銀行からの転職はまだまだ珍しいのが現状だ。

なぜ銀行からその企業に転職したいのか、を改めて丁寧に言語化しておこう。

銀行出身者は、受け入れる側からすると、礼儀正しく社会人としての基礎が身についていると思えるので、印象は良い。志望動機で良い印象を無駄にしないよう注意してほしい。

銀行からの転職で失敗・後悔しないためには

銀行から転職して失敗しないために注意してほしいことは

  • 情報収集不足
  • 待遇の悪化
  • スピード感の違い

の3点だ。

情報収集を徹底する

銀行でなくても、日系の大手企業であれば、まだまだ古い社風が残っているところも多い。銀行出身者の多くは、会社のネームバリューを気にしている印象なので、転職先もつい有名企業を選びがちだ。

しかし、転職したところで今と環境が変わらない可能性も高い。しっかり情報収集をして、希望の条件に合う企業をしっかり探してほしい。

待遇が悪化して良いかよく考える

銀行の強みはなんと言っても福利厚生だ。他の大手企業と比べても、あそこまで揃っている業界はなかなかない。

銀行から一度離れて初めて福利厚生の良さに気づくのでは遅い。あらかじめ、この待遇を失ってでも転職したいのかを自分で確認した上で、転職に踏み出してほしい。

転職する理由を明確にする

銀行からの転職で失敗しないためにも銀行から転職する理由をしっかり言語化した方が良い。

銀行問わず、第二新卒の場合の転職理由はポジティブな形で言語化し、論理さえ通っていれば基本的には問題なく面接者は妥当性を判断してくれるし、あとは人柄などで判断されるため、新卒の時に鍛えた面接力が使えるはずだ。

転職エージェントを使えば、転職理由や志望理由の作成のサポートを受けられる。

おすすめのビズリーチなら企業やヘッドハンターからのスカウトもあり、ハイクラス求人が豊富だ。無料で十分活用できるため、使わない手はない。

銀行からの転職者インタビュー

銀行リテール営業から保険業界への転職者へのインタビュー

「数字がすべて!プレッシャーが大きい職場だった」 「無理な営業で売上を作りたくないという思い」 「顧客にとって良い商品を売れる業界を志向」

-自己紹介をお願いします。

早稲田大学商学部を卒業後、メガバンクに入行しました。周囲に金融機関へ進む学生が多かったこと、大学で学んだ内容が活かせそうなことから、自然と金融業界への就職を考えていました。

就職活動時は、メガバンクや、国民生活金融公庫(現在は日本政策金融公庫)や商工中金(商工組合中央金庫)などの公的金融機関、地方銀行を中心に、金融機関を受験しました。

-実際に入行してみて、担当業務や行内の様子はいかがでしたか?

入行当初、神奈川県内の支店に配属されました。

銀行での担当業務は、個人顧客に対して、投資信託や保険などの金融商品のコンサルティング販売でした。金融商品の販売以外にも、住宅ローンの新規開拓や借換業務も担当しました。

支店に配属されてまず思ったことは、「数字(個人の営業実績)がすべてである」ということでした。 支店の先輩の営業社員は、非常に優秀な人だったので、営業目標を毎月達成していました。

しかし、毎日疲弊した様子だったので、銀行の営業は非常にプレッシャーのかかる仕事であると感じました。

毎週、近隣の支店10〜20を統括する組織で営業会議が行われるのですが、新人である私も入行半年後から参加していました。

営業会議は非常にピリピリした雰囲気で、今でも思い出すと気持ち悪くなるくらいの雰囲気でした…。

-営業職として大活躍される中で、なぜ転職を思い立ったのですか?

営業職として、順調に数字を重ねて行きましたが、顧客に金融商品を売る時にいつも自問自答がありました。

「本当にこの商品を販売して、顧客のためになっているのか。」ということと、「無理な営業活動をして、売上数字を作りたくない。」ということです。

私の勤務先の銀行の商品ラインナップは、もちろん決して悪いものではありません。しかし正直、証券会社や保険会社のような、その金融商品を専門に取り扱う金融機関の方がいい商品があるかもと個人的には思っていました。

これらの経験から、「銀行で扱っている金融商品ではなく、保険会社や証券会社で販売している金融商品を紹介したほうが、この顧客のためになるのでは」と、営業活動中に思ったことが何度もありました。

このような疑問が出てきて、転職活動をしてみようと思いました。 -実際の転職活動について教えてください。 転職先を検討する中で、保険業界への転職を考えました。

私は、金融商品のコンサルティング営業を行う中で、保険を絡めた相続ビジネスが得意であり、好きでした。

そこで、「顧客にとって良い保険商品を販売できる保険会社に転職したい」と考えたのです。 具体的には、今在籍しているプルデンシャル生命や、ソニー生命などです。

実際に具体的に転職活動を行ったのは、入行9年目、30才になったばかりの頃でした。

しかしこの時点では、仕事が忙しかったのと、そこまで真剣に転職を考えていなかったため転職エージェントに登録して担当の人と面談した程度でした。

しかし、2年後に転機が訪れました。私と同じ勤務先からプルデンシャル生命に転職した友人を介して、プルデンシャル生命の営業所長に会う機会ができたのです。

最初はわからなかったのですが、これは転職のスカウトでした。 -数ある保険会社の中で、プルデンシャル生命に転職した決め手を教えてください。 プルデンシャル生命の営業所長の話を聞いて、

  • 取り扱っている保険商品の内容が非常に良い
  • 自分がやりたい相続ビジネスができそうである
  • 法人オーナーに保険を提案することもできる

の3点に魅力を感じました。 「プルデンシャル生命なら、自分が理想としている思った相続ビジネスをすることができる」と思い、転職を決意しました。

-プルデンシャル生命への転職に不安はありませんでしたか。

転職するときの最大の不安は、報酬形態がフルコミッション(仕事の成果に応じて賃金が払われる「完全歩合制」のこと)であることでした。

報酬は、保険商品の販売額、手数料率、販売した保険の継続率(2年以上)で決まります。

しかし、銀行員時代に行っていた投資で、数年間は生活できるある程度の蓄財があったので、不安はありましたが、自分のやりたいことに賭けようと決めました。

-実際に転職してみてどう感じていらっしゃいますか。

メガバンクから転職して、本当に良かったと思います。もちろん、新規の顧客開拓など大変な面もあり、顧客の紹介を得られないときはとても苦しいです。

それでも、顧客にとって本当に良い商品を、自信を持って販売できることが、現在の仕事の最大のやりがいです。顧客から新しい顧客を紹介してもらえることも多く、人脈も広がってきています。

転職前に不安を感じていた年収も、今では銀行員当時の年収を超えています。大変な仕事ではありますが、転職して本当に良かったと思っています。

転職する際には、銀行員はまずはビズリーチを使おう

今回のブログでは、銀行からの転職を考えている人向けにアドバイスをまとめた。

銀行からの転職は、しっかり準備をしておけば大丈夫なので、求人サイトと転職エージェントを活用しながら進めていくことをおすすめする。

ちなみに、銀行員の転職のためのファーストチョイスは間違いなくビズリーチだ。銀行員が多く使っており、また、銀行出身の転職エージェントからスカウトが多くくる。

あるいは、コンサルに転職したいと考えているならアクシスコンサルティング、ハイクラス向けのリクルートダイレクトスカウトも相性が良いだろう。

いずれにせよビズリーチにまず登録してから、自分にあったエージェントに登録して情報収集を進めていくことが重要だ。

明るい未来がくることを信じている。

今日は以上だ。

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