インタビュー

アクセンチュアストラテジー(戦略)の女性コンサルタントが語ったカルチャーと優秀な人とそうでない人の違い

アクセンチュアに関して数々の記事を出してきたが、今回は女性で活躍するアクセンチュアのコンサルタントにお話を伺った。働き方を中心にこれまでとは違う切り口で語っていただいているのでご覧いただきたい。

また、アクセンチュアのようなコンサル業界への転職を考えているのであればまずビズリーチに登録しよう。アクセンチュアのような外資コンサルの案件も多く保有しており、またコンサル業界に詳しいエージェントがいるのでコンサル業界に転職するなら絶対に登録しておくとよい。未経験からのコンサル転職を考えているのであれば併用して、アクシスコンサルティングに登録し、コンサルに特化した対策を行おう。アクセンチュアへの転職も強く本サイトでも強く推奨している。

外資コンサル以外の外資系企業全般でハイキャリア求人をお探しであればJACリクルートメントも利用したい。

他にもエージェントの質にこだわるならリクルートエージェントに登録しておけば間違いないだろう。

倒れるまで働きたいと思いコンサルへ

-自己紹介をお願いします。
アクセンチュアの戦略部門(ストラテジー)に新卒入社しました。入社後は業界にフォーカスしたコンサルティングを行う組織に配属されました。最近では近い業界を複数クロスしてプロジェクトに携わっています。

-コンサルタントになった動機はなんだったのでしょうか?
メーカーでの研究職を最初は考えていましたが、真剣に就職活動をしていなかったので、たまたまタイミングがあったアクセンチュアを受けて入社しました。コンサルティング業界では倒れるまで働きたいと思っていましたね。

-実際倒れるまで働くことはできましたか?
倒れるまでは働くことはなく、大学院時代の方が忙しかったです。新卒1年目時代は仕事の終わる時間は遅かったですが、それ以降はやるべき範囲が終わるとすぐに帰っており、時間で言えば大体21時には帰っていました。

最終報告の前の日は朝方まで仕事をした経験もありますが、無駄にスコープを広げなければ抱えきれない仕事が増えることはありません。

お客さんとのミーティングで本当にお客さんが求めているスコープを明らかにできれば、上の人(MD、シニアマネージャー等)がスコープを無駄に広げすぎないようにできます。そうなると下(アナリスト、コンサルタントクラス)に負荷がかからなくなります。

スコープを広げないことが生産性をあげる鍵

-スコープを広げないというのは簡単に言いますが難しいように感じます。

私はシニアの人と働くことが多いのですが、シニアになってくると今までの経験を活かせますし、かつ体力が無いのか、比較的要領良くやります。行き当たりばったりでプロジェクトを進めることが少ないように感じます。

無駄にスコープを広げたい人はストーリーが出来ないため、無駄に多く作業したりしてみたり、クライアントや自身の興味関心のまま作業をさせたりする人が多いと感じます。
効率性重視のシニアマネージャーと働いたときには、最終報告日の前日すら17時ごろに帰宅することもありました。報告のストーリーラインをつくり早い段階でお客さんと握っておくと、途中でスコープが広がることがありません。骨子を作って、あれもこれもではなく1つだけ掘り下げるということでお客さんと握っておくことが大事です。

一緒に働く下の子たちの話を聞くと早く帰れると物足りなく感じている人もいますが。まぁある程度がむしゃらにやることで得られる経験や反省に関しても、体験しないとわからないので、そういった意味でメリットはあるかと思いますが。

-コンサルタントとしてはある程度長時間働く方が成長につながると考えますがいかがでしょうか?
余った時間は早く帰って、知識のインプットや勉強に励んだほうがよいのではないでしょうか。

クライアントにとって本質的には価値の無い無駄な仕事をやる必要はないと思いますし、プロジェクト外でいろいろと知識をためて、人間として成長することも必要だと思います。

-エクセル等の作業は作業量をこなすことでスキルの向上につながると思いますがいかがでしょう?

最近はエクセルでデータ処理もしませんね。専用のデータアナリティクスがアクセンチュアデジタルにいるので、ストラテジーのコンサルタントがエクセルのデータ処理に関わることは少ないです。

エクセルに関わるのはファイナンス等のビジネスケースを作るときくらいでしょう。ストラテジーでビジネスケースを作る際も(データ分析と比べて)エクセルでのアウトプット量は多くありません。

社内交渉をコンサルタントがすることも

-精神的に辛い状況になったようなプロジェクトはどのようなものでしょうか?
クライアントとなかなか折り合いがつかず前に進まないプロジェクトです。粘って押し込む体力系のジョブになります。スピード感がなく、葛藤の日々が続きました。

-粘って押し込むとはどういうことでしょうか?
発注元のお客さんの部門がOKといっても、発注元でない部門、もしくは会社としてストップがかかることがあります。この場合、お客さんの部門間の交渉をコンサルタントが行います。

社内交渉をするような仕事もあります。社内交渉のような何も作業をしない仕事はコンサルタントの仕事という観点ではつまらなく、本質的でないと感じることはあります。

-このような仕事を断ることもできたと思いますが参加した理由は?
海外出張出来るからと、もともと仲が良かった上司に誘われたからですかね。

-アクセンチュアストラテジーとして単価の高いプロジェクトをするという話を聞きましたがいかがでしょう。

はい、ストラテジーは単価が高いプロジェクトをやろうということになっています。KPIとしても1か月あたりの単価を約○○万円というように指標があります。今までは売上が指標になっていたため量を稼いで目標を達成しようという人がいましたが、単価をあげようとなると話が変わってきます。

余談ですが単価の話で言うと、BCGとアクセンチュアを両方経験した人は、BCGになぜお客さんがあんなにお金を払っているのかよくわからないと言っていましたね。

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優秀でない人は全体感をとらえることができない人

-ストラテジーはアクセンチュアの中でも優秀な人達ばかりがいるイメージがありますが、いかがでしょうか?

優秀な人もいますし、優秀でない人もいます。

-優秀でない人はどんな人でしょう?

例えば、細かいことにとらわれて全体感をとらえることができない人です。また、そもそも地頭が良くない人です。新卒でも中途でも、採用にはそれなりに限界があるので、ある程度優秀ではないと感じる人も入社しています。

-優秀でない人はマネージャーになれないのでは?
アクセンチュアはUp or Outが強いファームではないので、多少カウンセリングアウトはありますが、他ファームに比べると昇進基準は緩いです。

ずっと頑張り続け時間をかけて昇進していくような人も割といます。ある意味メンタルや体力があるのでそれはそれですごいと思います。

-優秀な人はどういう人でしょうか?
優秀ですごいなと思う人は、会話の中で、お客さんが話したことの要点を組み立てさらに仕事の組み立てまでできる人です。

本質を見抜く力があるので、話すだけでこうしたプロセスを行うことができるのだと思います。

-本質を見抜くのは、知識と経験が重要でしょうか?
全然そんなことはありません。若い人でも本質を見抜く力があります。コンサルタントは知識ではなく、どう本質を見抜き、どこをどれだけ話せば良い意味で「知ったかぶり」ができるかを心得ていることが大事です。

本当に細かいことはお客さんに話してもらわないといけませんが、ある程度対等な立場に立たないと話してもらえませんので。

気持ちよく話してもらうためにもあなたが言っていることはわかっていますよという感じを出すべきです。

女性コンサルタントの比率が増えてきている

-女性が増えてきたのでしょうか?
ストラテジーでも最近の採用のうち3,4割は女性ではないでしょうか。職場が華やかになったなと感じています。

それにともなってか、男性コンサルタントも、女遊びの話が普段の会話から出なくなりました。本当は遊んでいるのかもしれませんが。

他ファームに行った元上司と話したときは、アクセンチュアの上の人が遊ぶときは社外でよろしくやってくれるが、転職先では社内に手を出して困ると言ってましたね。

-女性コンサルタントのパフォーマンスはいかがでしょうか?
女性の方が効率良く働く傾向にあります。
男性と比べた観点でいくと、男性はボラティリティが高い場合があります。

例えば飲みニケーションをうまくやってお客さんから非常に気に入られる場合もあれば、学生ノリや舐めた発言など幼稚な振る舞いをして嫌われる場合もあります。女性は、平均的にあまり変な行動をしないです。

めちゃくちゃ優秀な人はいない?!

-めちゃくちゃ優秀な人はどのような人でしょうか?
めちゃくちゃ優秀な人はいませんね。普通に優秀と言うレベルです。コンサルタントとしての考え方がフィットさえすれば誰でも出来る仕事だなと感じています。

-めちゃくちゃ優秀な人ってどういう人でしょうか?
マーク ザッカーバーグとかですね(笑)。

-今後はコンサルタントとして働いていく予定でしょうか?
いつも辞めたいと思っています。コンサルタントの仕事は飽きました。かといって他にやりたいことがないです。余裕があるプロジェクトにアサインされているときは転職の面接には行っていますが、忙しいときは面接にも行けません。

-転職の面接はどのように?
上司からビズリーチに登録しろと言われて、登録してメッセージが届いた中から適当に会ったエージェント経由ですね。求人を提示された企業は個人的に調べて興味を持てれば応募します。

上司から転職サイトの登録を促される

-上司から転職サイトの登録を言われるのですか?
はい。上司から言われました。最初、ビズリーチが有料だと思っていたのですが上司から無料(注:経歴を埋めた場合などの条件付き)で利用できると言われ登録しました。

上司は「ビズリーチでこういう案件きたよ」とか教えてきますね。
かっこよく言うと、自分の市場価値は常に確認しておけということは言われます。
そしてシニアになればなるほど、このようなことは上から言われているそうです。

私個人としては、競合のコンサルティングファームを受けに行ったこともあります。
自分の市場価値を知るとともに競合は自分が担当している領域で、そういった方向で事業を成長させていこうとしているのかということがわかり勉強になりました。

-中途でバリューをだす人はどのような人でしょうか?
コンサル経験の有無に関係なく、先ほど述べた優秀な人に該当する人です。加えて最近はテック系の案件もあるので、SIer(アクセンチュアの社内外ともに)からアクセンチュアストラテジーに転職してきた場合、デジタル戦略の話ができると活躍できます。

-現在アクセンチュアが注力している領域はどのようなところでしょうか?
デジタル、クラウド、IoT、セキュリティといった領域に注目しています。これらの領域は経験がある人は多くないので、社内異動でこれまでの経験を問わず募集しています。

外部から採用するという方法もありますが、社内から採ったほうが手っ取り早くバリューも出しやすいということで注力している領域では社内向けの採用説明会をやっています。

幅広くやりたい人にストラテジーがおすすめ

-戦略コンサルタントになりたい人、アクセンチュアストラテジーを目指している人にメッセージはありますか?

他の戦略ファームにあてはまるか分かりませんが、アクセンチュアストラテジーだと1つのことを突き詰めたい人には向いていません。

戦略だとやっぱり何でもやるので、趣向として色々なことをやりたい、幅広い成長を目指したい人に向いていると思います。

アクセンチュアのMC(マネジメントコンサルタント)やテクノロジー、デジタルだと1つのことを突き詰めることが求められているので、その点がストラテジーとの違いでもあると思います。

資質としては、先ほども申し上げたように本質を見抜く力があることが大事です。加えて、答えのない新しいことをやらされるので日々変化していくことに対して柔軟に対応できる人が良いと思います。

編集後記:

現役のアクセンチュア女性コンサルタントに取材を実施した。戦略部門の中でも女性かつ、新卒からずっとワークライフバランスが整っているので、かなりレアなパターンのように感じた。

無駄に激務にならないためにはパートナークラスをうまく選ぶことも重要のように感じた。ヘビーなエクセル分析の仕事やクライアントの社内交渉といったことをコンサルの仕事ととらえている人の話も聞いたことがあるが、今回の方はコンサルタントがすべき本質の仕事を自分なりに考えクライアントにとって本当に必要なことだけをすることでコンサルタントとして成長しているように感じた。

アクセンチュアに転職したい方、もしくはアクセンチュアや他のファームに勤務している人で他ファームの様子を知りたい方や転職を検討している方は本文にあったようにぜひともビズリーチを使ってほしい。アクセンチュアをはじめとするコンサルティングファームから直接連絡がくるので強くおすすめしている。

またアクセンチュア等の転職実績としてアクシスコンサルティングは強いのでご覧になってほしい。日系案件も多い。
今日は以上だ。

2019年11月の転職トレンド

企業は10月に下期の採用を終えて体制が整い、今の時期は求人情報としては凪の状況であるという向きもある。11月の採用決定者数は、数字としては低調になっているのが事実だ。

転職希望者も、上半期末や下半期初の繁忙期を終えて一息つき、転職活動をなかなか始めない。実際に、転職メディアの閲覧数は、11月は決して多くない。

だからこそ、実は、11月に転職活動を休む、年末年始休みまで転職活動を始めなくていい、というのは誤りだ。管理職や、チャレンジングなポジションの転職を望む人がいれば、少なくとも情報収集は、確実に11月から開始したほうがいい。

日本の企業の多くは3月決算だが、上期の業績の着地結果が固まるのは今、11月の始めである。企業側では、業績の着地結果を踏まえて事業計画を修正し、下期の業績達成に向けて動き出していく。

業績を達成するため、欠員を急いで補充するケースもあるが、逆に、チャレンジが必要なプロジェクトで、クリティカルに必要な人を採用するので、重要な求人ポストの募集が意外と始まる時期なのが11月だ。

中途入社は4月がピークだが、重要なポジションは採用決定まで時間がかかる。重要なポジションを4月に確実に充足させるため、先行して、とりわけ非公開ポジションの募集を始める会社も多い。 重要なポジションは数も少ないので早い者勝ちだ。あっという間にクローズするので、多くの転職希望者が気付かない間に、募集が終わっていくのである。

→ビズリーチなどの転職サイトにまずは登録し、経験豊富なプロのエージェントに、非公開ポジションの情報を、直接ヒアリングすることをおすすめする。

11月のトレンドは、以上だ。

筆者のお勧め転職サービス

1位 ビズリーチ キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

2位 JACリクルートメント ハイキャリアに特化した転職エージェントであり、年収アップに繋がる転職支援に定評がある。年収が500万円以上の方や、その給与帯を目指したい方は登録すべきだろう。特に、年収1000万円前後の転職では日本有数の実績を有している。まずは、レジュメを登録し、キャリアコンサルタントとの面談に参加してほしい。
また、JACリクルートメントに相談した人へのインタビューは→こちら

3位 リクルートエージェント 日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。

4位 アクシスコンサルティング お勧め度は4位としたが、コンサルティングファームに転職したい方には、一番お勧めしている転職エージェントだ。コンサルティングファームへの転職では日本有数の実績を有しており、主要なファームのほとんどと取引している。特に、事業会社に在籍するコンサル未経験者の支援には定評がある。どのファームでどのような選考が行われ、どうすれば合格できるかを熟知しているので、コンサルティングファームへの転職を視野に入れている方は面談に参加すると良いだろう。

5位 パソナキャリア 日本有数のHR企業であるパソナの転職支援サービスだ。丁寧な候補者支援に強みを有しており、候補者の性格や気持ちを理解しながら、ホスピタリティの高い転職支援を行ってくれることだろう。案件数はリクルートエージェントよりやや少ないが、仕事が丁寧で、自分に合った求人を丁寧に紹介してもらうことができる。他のエージェントの面談に参加し、違和感を感じた方には特にお勧めできるエージェントだ。