企業研究

その人は元リク?なぜリクルート出身の社員は「使えない」のか?

カフェで隣の怪しげな二人組が大声でこう叫んでいた。「リクルート出身の人って、ホント使えないよな」と。カフェで仕事の話を大声でして、公共の場で人の悪口を言う方が「使えない人」ではないかというつっこみは置いておいて、その発言はどうも賛同しかねたので考察してみた。

なお、「いやいや、リクルート出身の人は優秀だ」と思い、リクルートへの転職を考えている人はビズリーチに登録しておくとよい。 また、リクルートに入るためには外部エージェントを探すのが良く、その際は リクナビNEXTに登録しておくと良いだろう。

元リク(リクルート出身者)はなぜ使えないのか

私は多くのリクルート出身者と仕事をしたことがあるし、リクルートに新卒、転職問わず入社している人が多いが「使えない」と思った人はほとんどいない。むしろ他の大手企業に比べても圧倒的に使えない人が少ないどころか、優秀な人ばかりであった。

よって冒頭のように、リクルートの人はダメだよねと聞くと気になってしまう。冒頭のような言い方はしないまでもリクルートの人を採用したけどうまくいかなかった、リクルートの人はリクルートでしか活躍できないなどと言う人がいる。

こういった感想の違いが生まれる背景についてもう少し深堀していきたいと思う。

そもそもリクルート出身と呼べるべき人でない人が多い

リクルートは大企業であるため社員も多く、卒業生の数はかなり多い。なお、リクルートも外資系のコンサルティングファームのように退職を卒業と表現する。近年ではベンチャー系の企業を辞める人も卒業と言っている。

さて、リクルート出身の定義について考えてみたい。

リクルート出身は、現在でいうところのリクルートキャリア、リクルートジョブズ、リクルートスタッフィング、リクルート住まいカンパニー、リクルートマーケティングパートナーズ、リクルートライフスタイル、リクルートアドミニストレーション、リクルートコミュニケーションズ、リクルートテクノロジーズにリクルートHDを加え、その他独立的に事業を展開している企業に在籍していた正社員を指すのではないだろうか。

今回の私が書くリクルートは上記の企業群だと思ってほしい。 再編があったので昔とは名前が変わっているので一部上記とは異なるだろうが、基本的には上記の会社の事業に含まれているはずだ。 さて、これを踏まえたうえで偽リクルートの特徴を書いていく。

リクルート”求人”広告代理店の人が元リクルートを名乗る 

リクルートの代理店、リクルートの求人広告代理店と呼ばれる企業が存在する。これらの企業はリクルートが自社で保有しているメディア(WEB、紙問わず)の広告枠を販売する企業だ。

もちろんリクルート社内でも広告枠を販売しているが、タウンワーク、ホットペッパー、ゼクシイ、じゃらん、リクナビ、SUUMOといったたくさんのメディアがありその一部を代理店が販売している。

問題は、その代理店に勤務していた人が元リクルートを名乗っている場合だ。厳密には、リクルートの広告営業といったり、リクルートのサービスの売り上げを作る仕事といったり、あたかもリクルートの社員と認識させる自己紹介やプロフィールを作っている。

かつて、大学生のとき、まさに上記のような偽元リクルート社員に出会ってしまい、リクルートの話をさも社員かのようにされたが、後からリクルートではない全然違う会社の人だと知ってなんともいえない気持ちになった。

同時にリクルートという会社は嘘をついてでも名乗りたくなるほどブランド力があるのかと思わざるを得なかった。

CV社員が積極的に元リクルートを名乗る

CV社員とはCareerViewの略であり、有期の契約社員だ。契約社員は多くのリクルート系の会社でCVと呼ばれる。

一部契約形態が異なっていたり、ほぼ同義の意味でも呼び方が違っている場合がある。 リクルートのCV社員は、見せかけの正社員登用可能な契約社員ではなく、数として多いわけではないが正社員に十分なれる。

そして一般的な契約社員に比べて優秀な人が集まってくる。 下記のデータを見てもらえると分かるが、CV社員でも倍率が30倍以上であるし実際入社できる人は優秀である確率が高い。そのため一般的な契約社員という形態とは少し異なると考えてもらって構わない。

リクルートキャリアの働き方データ | 企業情報 | リクルートキャリア – Recruit Career

一方で、このCV社員の人が積極的に元リクルートを全面に押し出しているのを見かけると残念な気持ちになる。正確には合っているのかもしれないが、感情として少し違うのではないかと思う。

そもそも契約期間も3年のためMAX3年しかいなかったにも関わらず積極的に名乗っていいものかと疑問をもってしまう。

もちろん働いていたのは事実なので難しいところか。 なお、CV職から正社員になれなくてもネット企業を中心に正社員で転職する人も少なくないためいい選択肢であることを付け足しておく。

もし上記のようなCV社員でリクルートへのキャリアアップを考えているなら、ビズリーチに登録しておくとよい。

一瞬で退職して元リクルート

リクルートキャリアをはじめ営業要員を大量に抱えているリクルートのカンパニーは、比較的転職が容易な時期もあった。

しかし入社してすぐに活躍できないと居づらくなり辞めてしまう。数か月で辞めた人が元リクルートの○○が教えるみたいに書かれてもリクルートの社員側からすると困るだろう。

マッキンゼーでも同様の話をよく聞くが、あの人はほとんどいなかったのに元マッキンゼーを名乗っているよね等、元○○問題はなくなることはないだろう。 さて、以上がそもそもリクルートの人が使えないという前に、リクルートと呼んでいいか怪しい人たちについてとりあげた。

そのうえで、本当の元リクルートの人が使えないのか考えてみよう。以降の元リクルートという単語は、偽元リクルートは入っていないものとして読んでいただきたい。

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変化をしたがるリクルート

リクルートは使えないというところをもう少し掘り下げると、実はリクルートの人が嫌い、もしくは自分とは合わないというのが理由ではないかと思う。

リクルート出身者、特に2010年以前に入社されている方たちは営業マンとしてのパワーと、変化への対応力がある。バリバリの体育会系の風土が強かったことと、2000年代に入ってから紙からWEBへ変化しないといけなかったという事情がある。

彼らは転職すると転職先の企業のやり方が悪いと思ったら積極的に変えようとつとめる。問題があると思ったり、もっといいやり方があると思ったりすると周りを気にすることなく、できる限りうまいやり方で変化を起こそうとする。

変化を好まない人が多い組織であれば、変化を起こしてかき乱そうとしてくる新参者へは抵抗があるだろう。これはリクルート出身者に限らないがリクルート出身者が変化を起こそうとする傾向にあるという点で書かせていただいた。

使えない一部の元リクルート社員

実際に使えないと思われるリクルート社員についても考えてみよう。これはコンサル出身や大手企業出身者がベンチャーに転職した場合と同じパターンがはてはまる。 リクルートのやり方を過信しすぎて柔軟性がなく、転職先の組織のやり方に柔軟に対応できない場合がある。

いつまでも「リクルートでは~」「Rだと~」と言い続け転職先の人から嫌われる。 ベンチャー企業は特にそうだが、リソースが資金面でも人的面でも限られている中で大企業のように洗練されたオペレーションや、雑務をアウトソースするなど効率的にうまくやることはかなり難しい。

適応できない人が使えないと言われるのは事実であるだろう。その組織のやり方に染まりすぎるとほかで活躍できない問題も起こり続けるだろう。

 リクルート出身者を採用すべきか

リクルート出身者は優秀で活躍する人も多い一方、カルチャーフィットの面でゴリゴリの人に入社されても会社として困ると思われる人もいるだろう。

近年は、WEB重視のため、多岐にわたる職種や人材を採用しているため一概にリクルート色と言えないかもしれない。それでも営業が強い人材はやはり多く在籍しているため、勢いとパワーのあるスマートな人材を受け入れる会社側の土壌があるか怪しいかもしれない。

また、大企業にしては自由すぎる社風のため、しっかりした企業には規律やルールの順守と言う観点において守れない人が発生するだろう。

錚々たる元リクの人達

本記事では偽リクルートについて述べたが、やはりリクルート出身者は起業家が多い。以下が「元リク」の著名者だ。

宇野康秀:株式会社USENの代表取締役社長

千葉功太郎:株式会社コロプラ元代表取締役副社長

杉本哲哉:株式会社 マクロミル代表取締役会長兼社長

須藤憲司:Kaizen Platform, Inc.創業者

井上高志:株式会社ネクスト代表取締役社長

平尾丈:株式会社じげん代表取締役社長

高山雅行:株式会社アイレップ代表取締役社長

古川健介:株式会社nanapi代表取締役社長

山野智久:カタリズム株式会社代表取締役社長

森健志郎:株式会社スクー代表取締役社長

篠塚孝哉:株式会社Loco Partners代表取締役社長

工藤智昭:株式会社ジーニー代表取締役社長

小笹芳央:株式会社リンクアンドモチベーション会長

経沢香保子:トレンダーズ株式会社代表取締役社長

七村守:株式会社セプテーニ・ホールディングス代表取締役社長

リクルートに入社すべきか

転職先の一つとしてリクルートはぜひ検討してほしい。様々述べてきたがリクルートに在籍していたことは少なからずメリットになることは多いだろう。

近年ではリクルートからコンサルに転職したり、コンサルや投資銀行からリクルートに転職したりと人材の動きがある。

ぜひ自己成長に重きを置く人には入社してもらえるとよいかもしれない。リクルートに入りたいときは、リクルート系のサービスをつかうよりも、他社の転職サイトに登録し、一般のエージェントからアドバイスをもらったほうがよい。

リクルート系の会社の採用はリクルートキャリアではあまりしていないのだ。(もちろん例はある)

【BIZREACH(ビズリーチ)】リクナビNEXT(外部エージェントを探すため)に登録しておくとよい。また、JACリクルートメントも同時に登録しておくと良いだろう。 今日は以上だ。 今日は以上だ。

ちなみにコンサル転職なら、ビズリーチの利用と同時にアクシスコンサルティングを使ってほしい。

今日は以上だ。

2019年11月の転職トレンド

企業は10月に下期の採用を終えて体制が整い、今の時期は求人情報としては凪の状況であるという向きもある。11月の採用決定者数は、数字としては低調になっているのが事実だ。

転職希望者も、上半期末や下半期初の繁忙期を終えて一息つき、転職活動をなかなか始めない。実際に、転職メディアの閲覧数は、11月は決して多くない。

だからこそ、実は、11月に転職活動を休む、年末年始休みまで転職活動を始めなくていい、というのは誤りだ。管理職や、チャレンジングなポジションの転職を望む人がいれば、少なくとも情報収集は、確実に11月から開始したほうがいい。

日本の企業の多くは3月決算だが、上期の業績の着地結果が固まるのは今、11月の始めである。企業側では、業績の着地結果を踏まえて事業計画を修正し、下期の業績達成に向けて動き出していく。

業績を達成するため、欠員を急いで補充するケースもあるが、逆に、チャレンジが必要なプロジェクトで、クリティカルに必要な人を採用するので、重要な求人ポストの募集が意外と始まる時期なのが11月だ。

中途入社は4月がピークだが、重要なポジションは採用決定まで時間がかかる。重要なポジションを4月に確実に充足させるため、先行して、とりわけ非公開ポジションの募集を始める会社も多い。 重要なポジションは数も少ないので早い者勝ちだ。あっという間にクローズするので、多くの転職希望者が気付かない間に、募集が終わっていくのである。

→ビズリーチなどの転職サイトにまずは登録し、経験豊富なプロのエージェントに、非公開ポジションの情報を、直接ヒアリングすることをおすすめする。

11月のトレンドは、以上だ。

筆者のお勧め転職サービス

1位 ビズリーチ キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

2位 JACリクルートメント ハイキャリアに特化した転職エージェントであり、年収アップに繋がる転職支援に定評がある。年収が500万円以上の方や、その給与帯を目指したい方は登録すべきだろう。特に、年収1000万円前後の転職では日本有数の実績を有している。まずは、レジュメを登録し、キャリアコンサルタントとの面談に参加してほしい。
また、JACリクルートメントに相談した人へのインタビューは→こちら

3位 リクルートエージェント 日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。

4位 アクシスコンサルティング お勧め度は4位としたが、コンサルティングファームに転職したい方には、一番お勧めしている転職エージェントだ。コンサルティングファームへの転職では日本有数の実績を有しており、主要なファームのほとんどと取引している。特に、事業会社に在籍するコンサル未経験者の支援には定評がある。どのファームでどのような選考が行われ、どうすれば合格できるかを熟知しているので、コンサルティングファームへの転職を視野に入れている方は面談に参加すると良いだろう。

5位 パソナキャリア 日本有数のHR企業であるパソナの転職支援サービスだ。丁寧な候補者支援に強みを有しており、候補者の性格や気持ちを理解しながら、ホスピタリティの高い転職支援を行ってくれることだろう。案件数はリクルートエージェントよりやや少ないが、仕事が丁寧で、自分に合った求人を丁寧に紹介してもらうことができる。他のエージェントの面談に参加し、違和感を感じた方には特にお勧めできるエージェントだ。