キャリア相談室

新卒など20代のうちにベンチャーに行って、後悔をしないでほしい

就職活動が落着きはじめ大手はほとんど内定が出そろった。水面下の動きも激しく、5月末から6月1日にかけての企業と学生の攻防は今年も見物であった。さて、複数内定が出そろったところで改めて考えた結果ベンチャーに行く方もいるだろう。

ベンチャーに行く場合は考えてほしいので筆をとらせていただいた。 ベンチャーというと定義が色々あるだろうが、人数と売上が小さい企業だ。具体的にどれくらいかといわれると難しいが、DeNA、サイバーエージェント、メルカリといった企業群はビジネスとして大きくなっているためベンチャーというとらえかたは違ってくるだろう。

さて、今回の記事は、ベンチャー企業への入社を検討している、あるいはすでに入社をしている、新卒や20代若手社員に向けて書いた。自分に合うベンチャー企業が見つかれば、これほど良いことは無いが、そうではないベンチャー企業に入社すると悲惨である。だからこそ、慎重に検討してほしい。

なお、ベンチャーへの入社/転職やベンチャーからの転職を検討している方にまずお勧めしているのが、ビズリーチへの登録だ。多くの優良企業がビズリーチを活用し、案件を掲載している。また、あなたへのスカウトメッセージが届く可能性もある。

また、キャリアに対する具体的なアドバイスがほしい方は、転職コンサルタントに相談してほしい。特に、ハイキャリアに強いJACリクルートメントと日本一の転職支援実績を持つリクルートエージェントはお勧めだ。また、ベンチャーに興味がある方は、ベンチャーに強いギークリーに相談すると良いだろう。 まずはビズリーチに必ず登録し、他のサービスを併用してほしい。

また、新卒の方はビズリーチ・キャンパスでベンチャー企業に務めるOBやOGに訪問して、イメージを膨らませてみると良い。

ベンチャーの定義について

同様に上場して3,4年たっている企業もある程度組織がしっかりしてきているところのため今回のベンチャー企業からは外させていただく。売上20億円未満、人数100人未満、設立10年未満の企業を今回取り扱うベンチャー企業としてほしい。

ベンチャー企業に行って後悔する人が後を絶たない

ベンチャー企業に行って将来は起業をしたいと言う学生を毎年目にする。就職活動では、コンサルや商社、損保といった有名企業に内定したにもかかわらず、起業のためと大企業をあっさり辞退する。

その後、ベンチャー企業に就職する人の多くが企業をすることなく転職をして、2,3年ごとにコロコロキャリアを変えている人を見ている。ベンチャー間の転職はポジションアップでないと厳しく20代でベンチャーを転々とするのはおススメしない。

ベンチャー企業に行く前のモチベーションが消えてしまい、いつしか、起業をして事業を作るという目標を失い、一社員として大手企業で死んだ魚の目をしている人と同じ状況になってしまう。

なぜベンチャー企業に行って後悔するのか

起業をして成功するのは、大企業経由での起業もしくは、学生企業の2つが主流となっており、ベンチャー企業出身で起業成功者がまだまだ少ない。

Yahoo!、DeNA、サイバーエージェント、GREE、楽天といったメガベンチャー~大手インターネット企業クラスからの起業成功者は多くいる。GREEの田中良和氏は楽天の初期エンジニアであることは有名だろう。

しかしながら小規模のベンチャーから成功した事例はなかなか耳にしない。多くの若者は、小さいベンチャーに行き、起業家志向がとてつもなく高かったにも関わらずだ。

その後、後悔しベンチャー企業で低賃金で働く都合のいい、そこそこ優秀な人材となっているのは見るに堪えない。

このような状況が図星だと感じたベンチャー社員もいるだろうか。ただ、幸いなのは、ベンチャーで頑張った経験が評価される世の中に、徐々に変わってきていることである。ビズリーチに登録すれば多くのスカウトが届く可能性がある。まずは登録してほしい。

新卒ベンチャーに行ってはいけない理由

新卒ベンチャーに行ってはいけない理由は「お金」であると思う。ベンチャー新卒の年収は300~500万円だ。日系大手企業も同じくらいなのだが福利厚生や寮などの生活コストを考えるとベンチャーは低年収になる。

また、2年目からは大幅に年収があがっていく日系企業が多くますます差がつく。 年を経るごとに大学時代の友人との格差が広がり、普段の飲み会や飲食店のチョイスで差がではじめ、ベンチャーに何で入ったか考え始める。

大したことがないように思えるがベンチャー企業で家賃10万円の家に住み、週1,2回飲みにいき、たまに旅行すると本当に金がなくなる。家賃を下げて、生活費をきりつめ旅行に行かなければよいというが友人たちが同じことを していたのであれば自分だけ我慢するのはつらいだろう。

新卒時の給料が低いと精神衛生上よくない。そのためいくら成長をうたっていてもベンチャーに入ってジリ貧になるのは避けてほしい。

もし、仮に実家暮らしができて、家がそこそこ裕福なのであればベンチャーに行くことはノーリスクなのでぜひ挑戦してほしい。富裕層こそベンチャーにチャレンジすることで 大きな挑戦ができると考えている。

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新卒ベンチャーに行っていい人

もちろん新卒でベンチャーをお勧めしたい方もいる。自分で仕事を作り出せるタイプの人はベンチャーに行ってもよいだろう。実はこのタイプの人は大企業に行っても活躍する。

大企業でもベンチャーでも本質は同じで受け身にならず自分の仕事をいかに作り出すかで決まる。一年目で言われた仕事をしているだけなので自分から仕事を作り出すのが無理という人もなかにはいるが 他部署のプロジェクトに勝手に首をつっこんで、仕事をもらう大企業で活躍する若者もいる。

このようなタイプの人はベンチャーにいっても十分に活躍できる。 ベンチャーのほうが裁量権が大企業より大きくなりがちなので、自分で仕事を作れる人は、ぜひベンチャーにいってほしい。

自分で仕事を作り出せない人はベンチャーに行くことは絶対にやめておこう。転職においても同じことが言えて、ルーティーンを好む人や自分から提案をしない人はベンチャー転職で失敗してしまう。

ベンチャーを選ぶときの注意点

ベンチャー企業に行く場合の注意点を簡単に述べる。

1.既存の柱事業の営業ではないか?

売上の大半(9割程度)を占める既存事業のルート営業に回されるのはつらい。

SEOや広告運用の基礎知識が身につくのであればよいが、ただ営業してビジネスの仕組みを知るような状態であると避けたほうがいい。既存のルート営業であれば大企業とすることが一緒になってしまうため、そうであったら、ネームバリューと年収のある大企業をすすめたい。

既存ではなく、成長している事業や新規事業のほうがベンチャーに入った意味が見いだせる。その後、既存事業の企画やマーケティングにまわるのであればよい。仮に起業しないのであれば新卒で入ったベンチャー企業に残ってストックオプションをゲットし、行使できるまで残ったほうがよい。

ストックオプションは取得してから実際行使できるまでに、数年はかかり、全額行使となると5年程度は必要になる。

よって長期的なキャリアを新卒で入社したベンチャー企業で描く場合はストックオプションも考慮にいれておくといい。在籍年数に応じてもらえるため長くいたほうが得なのだ。

まぁ、金のためにベンチャーに残るのであれば最初から大企業に入ったほうがいいのであまり金金するのはもったいない。

それでも、ストックオプションの支給の段階になったら細かい数百万円のことを気にし始め長期的な視野がない、もしくは、 大企業にはるかに賃金で負けていることを忘れてベンチャーに入ったことを忘れている。

ベンチャー企業ではストックオプションを渡す人とそうでない人が発生し、もらった人はある程度認められているという認識なので、もらった場合は継続して会社に残ろう。 もちろん、全員にストックオプションを配布する企業もあるためまちまちだ。

2.上司、もしくは上司の上司は社長か?

社長や経営陣と距離が近いことはベンチャーにおいては大事だ。レポートの構造が複雑もしくは、複数人になっているとせっかくベンチャーに入った意味がない。

意思決定はとにかく早くそして、提案者が主体的に動ける状況が望ましいので、最終責任者と意思確認がうまくとれるような状況に最初からしておこう。 ベンチャー企業でヒエラルキー構造がしっかりしているところだけは避けよう。

ベンチャーですでに失敗したなと感じている人は

現在は、ベンチャー企業から大企業への転職も容易だ。市場を見ているとベンチャーでの経験を大企業が評価することも多い。

背景には、デジタル系の部署を設立したこと、ベンチャーキャピタルの設立、ベンチャー企業との業務提携といった、新時代のトレンドに合わせるためにベンチャーの血が通った優秀な人材を欲しがる。

大企業に行く場合に気を付けるべきことは礼節をしっかりすることだ。ベンチャー企業ではいろいろと緩かったことも大企業では厳密にルールを守らないといけないこともあるので気を付けよう。

実際にベンチャー企業から大企業もしくは、ベンチャー間での転職(ビジネスサイドでの数年おきの転職はあまりすすめないが)をするなら、BIZREACH(ビズリーチ) に登録は絶対にしよう。

ベンチャー企業間の転職ならポジションアップを狙ってほしいので、ポジションアップをするなら、BIZREACH(ビズリーチ)一択だ。ベンチャー系の年収アップも可能だ。意欲のある人には非常によいチャンスがふってくるはずだ。

一方、労働マーケット自体の理解がベンチャーの方は乏しいので、まずハイキャリアに強いJACリクルートメントか、日本一の転職支援実績を有するリクルートエージェントのキャリアコンサルタントに相談し、市場の理解はしておこう。 ベンチャーにしろ大企業にしろ労働環境の理解は必要だ。

また、新卒の方はビズリーチ・キャンパスでベンチャー企業に務めるOBやOGに訪問して、イメージを膨らませてみると良い。

挑戦している方が少しでも楽しい環境で働けることを祈っている。今日は以上だ。

2019年11月の転職トレンド

企業は10月に下期の採用を終えて体制が整い、今の時期は求人情報としては凪の状況であるという向きもある。11月の採用決定者数は、数字としては低調になっているのが事実だ。

転職希望者も、上半期末や下半期初の繁忙期を終えて一息つき、転職活動をなかなか始めない。実際に、転職メディアの閲覧数は、11月は決して多くない。

だからこそ、実は、11月に転職活動を休む、年末年始休みまで転職活動を始めなくていい、というのは誤りだ。管理職や、チャレンジングなポジションの転職を望む人がいれば、少なくとも情報収集は、確実に11月から開始したほうがいい。

日本の企業の多くは3月決算だが、上期の業績の着地結果が固まるのは今、11月の始めである。企業側では、業績の着地結果を踏まえて事業計画を修正し、下期の業績達成に向けて動き出していく。

業績を達成するため、欠員を急いで補充するケースもあるが、逆に、チャレンジが必要なプロジェクトで、クリティカルに必要な人を採用するので、重要な求人ポストの募集が意外と始まる時期なのが11月だ。

中途入社は4月がピークだが、重要なポジションは採用決定まで時間がかかる。重要なポジションを4月に確実に充足させるため、先行して、とりわけ非公開ポジションの募集を始める会社も多い。 重要なポジションは数も少ないので早い者勝ちだ。あっという間にクローズするので、多くの転職希望者が気付かない間に、募集が終わっていくのである。

→ビズリーチなどの転職サイトにまずは登録し、経験豊富なプロのエージェントに、非公開ポジションの情報を、直接ヒアリングすることをおすすめする。

11月のトレンドは、以上だ。

筆者のお勧め転職サービス

1位 ビズリーチ キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

2位 JACリクルートメント ハイキャリアに特化した転職エージェントであり、年収アップに繋がる転職支援に定評がある。年収が500万円以上の方や、その給与帯を目指したい方は登録すべきだろう。特に、年収1000万円前後の転職では日本有数の実績を有している。まずは、レジュメを登録し、キャリアコンサルタントとの面談に参加してほしい。
また、JACリクルートメントに相談した人へのインタビューは→こちら

3位 リクルートエージェント 日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。

4位 アクシスコンサルティング お勧め度は4位としたが、コンサルティングファームに転職したい方には、一番お勧めしている転職エージェントだ。コンサルティングファームへの転職では日本有数の実績を有しており、主要なファームのほとんどと取引している。特に、事業会社に在籍するコンサル未経験者の支援には定評がある。どのファームでどのような選考が行われ、どうすれば合格できるかを熟知しているので、コンサルティングファームへの転職を視野に入れている方は面談に参加すると良いだろう。

5位 パソナキャリア 日本有数のHR企業であるパソナの転職支援サービスだ。丁寧な候補者支援に強みを有しており、候補者の性格や気持ちを理解しながら、ホスピタリティの高い転職支援を行ってくれることだろう。案件数はリクルートエージェントよりやや少ないが、仕事が丁寧で、自分に合った求人を丁寧に紹介してもらうことができる。他のエージェントの面談に参加し、違和感を感じた方には特にお勧めできるエージェントだ。