キャリア相談室

最初から無理だといって転職/就職を諦める人たち

 挑戦をしないことには何もはじまらない。転職においても就職においても挑戦をしたらいいにも関わらず全く挑戦をせずにすぐに諦めてしまってはいないだろうか。◯◯は俺の実力では受からない、××は私の学力じゃ受からない。そうなってはいないか。

挑戦をしないことには、何もはじまらない

かつて私の研究室に、某有名外資系投資銀行のリクルーティングチーム(OB担当)から限定の説明会にこないかと後輩たちに勧誘がきていた。しかし、彼らの多くは説明会に足を運ばなかった。

仲がよかった後輩の一人に、なぜ行かないのかと問うと「どうせ受からないから」と答えていた。その回答に愕然とした。多くのOBがリクルーティングに来ていた会社、もしくは同業に進んでいたにも関わらず自分には無理と安易に考えていたのだ。

彼はトップティアの企業をほとんど受けず、「自分でも受かりそうな企業」を探し外資系のコンサルティングファームに進んでいた。

心が折れることなく無難な状況を選択するのもよいが可能性を捨てるのは非常にもったいないことだ。本当に彼はリクルーティングに来ていた外資系投資銀行には受からなかったのだろうか?もしかしたら受かったのかもしれないが挑戦しないことには何もはじまらないだろう。

転職でも「俺には無理」をよく聞く

転職活動においても、”トップティア”の企業に受からないと答える人がいる。新卒では暗黙の序列があり、マッキンゼーの方が、アクセンチュアより難しい、ゴールドマンサックスの方がクレディスイスより人気があるといった価値観を共有している。しかし、中途では必ずしもあてはまらない。

アクセンチュアやPwCのデジタルチームは同業の戦略コンサルよりも優秀な人たちがあつまっているためデジタルやITの文脈であれば、トップティアの戦略コンサルにいけるかもしれない(企業ブランドにこだわっているならの話だが)。

転職活動においても新卒の文脈でとらわれていると、絶対無理と考え何も挑戦しないまま終わってしまってはにもったいない。

だが、友人で転職に成功している人を見ると、俺でもいけると考え始め、あっさり有名企業に転職を果たす人も少なくない。そのため周りの人間のレベルが高いほど、自分もいけるといい勘違いをすることができるので付き合う人を変えるのは重要なことなのだ。

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ベンチャー転職は簡単ではない

ベンチャー企業の面接にも有名企業出身者が多く受けにくる。ベンチャー企業だったら余裕で受かるだろうと”格下”に見た発言をする人もいる。だが、格下だと思ってうけたら全くそんなことはなく面接で落ちてしまうことになる。

ベンチャー企業は、格下ではなく、全く別の能力が求められるところなので一概に比較できるものではないのだ。ベンチャーは簡単、有名外資系企業は無理だと考えることになり痛い目を見るだろう。

仮にベンチャーを受けるとしてもしっかり準備をして業界のことを理解してから応募してほしい。

なぜ挑戦をしないのか

挑戦をしない人の多くは過去の失敗体験に原因がある。過去の失敗で、ひどく傷つき、再起する気力を失い、自分の身の程を知ったためにチャレンジをしなくなる。

一方、成功している人は、失敗から学び、再度挑戦するために立ち上がっている人だ。転職の文脈でいくと、新卒、転職とそれぞれ同じ会社で面接に落ちてしまっても再度受けたら受かったということがある。

このケースは単に小手先のテクニックを磨いたわけではなく現職でしっかり成果を積んで、落とされた会社から声をかけられるくらいの人材になったパターンだ。また、落ちたが、別の会社に転職し、スキルアップしてから再度リベンジした人もいる。

挑戦をするためのステップ

挑戦をするためには友人、知人に実際に転職をした人にあたってみよう。転職に成功した人たちがなぜその転職をしたのか、そしてどうやって転職を成功させたのか聞いてほしい。

個人的には、資産10億円の人が「リスクをとって転職しました」といってもまるで説得力はないだろう。本当にリスクを取っている人を探し出そう。もし見つからない場合は転職エージェントに紹介してもらえばよい。

大手ならばデータの量も多い。もしくはビズリーチに登録して好みの転職エージェント似合ってもらおう。リクルートエージェント等の大手でも問題ない。 ぜひ最初から諦めないでいこう。挑戦するのは金銭的にはタダなのだから。時間を持て余していたら挑戦してほしい。

2019年10月の転職トレンド

2019年10月時点では、各社の採用意欲はおしなべて旺盛であるものの、ポジションの募集が減少する会社と、引き続き多くの社員を募集している会社に二極化している。景況感の悪化リスクが高まる中で、人材業やコンサルティング業など、労働集約的で「なくても困らない」サービスを提供している産業では、採用意欲が減退している。

大規模な会社は採用人数が多く、個別研修を実施するのが難しいため、10月1日や4月1日など、期の切れ目に新入社員の入社を集中させたいと考えるが、外資系企業など、会社によっては1月入社可能なところもある。 また、10月に転職をするメリットもあるので、下記の記事を参考にしていただきたい。

→10月に転職活動を開始すると有利な理由

マクロでは転職市場が狭まり始めていることを踏まえると、転職を検討しているなら、少しでも早く情報収集に動いた方が賢明だ。→ビズリーチなどの転職サイトにまずは登録し、プロのエージェントに直接ヒアリングすることをおすすめする。

10月のトレンドは、以上だ。

筆者のお勧め転職サービス

1位 ビズリーチ キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

2位 JACリクルートメント ハイキャリアに特化した転職エージェントであり、年収アップに繋がる転職支援に定評がある。年収が500万円以上の方や、その給与帯を目指したい方は登録すべきだろう。特に、年収1000万円前後の転職では日本有数の実績を有している。まずは、レジュメを登録し、キャリアコンサルタントとの面談に参加してほしい。
また、JACリクルートメントに相談した人へのインタビューは→こちら

3位 リクルートエージェント 日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。

4位 アクシスコンサルティング お勧め度は4位としたが、コンサルティングファームに転職したい方には、一番お勧めしている転職エージェントだ。コンサルティングファームへの転職では日本有数の実績を有しており、主要なファームのほとんどと取引している。特に、事業会社に在籍するコンサル未経験者の支援には定評がある。どのファームでどのような選考が行われ、どうすれば合格できるかを熟知しているので、コンサルティングファームへの転職を視野に入れている方は面談に参加すると良いだろう。

5位 パソナキャリア 日本有数のHR企業であるパソナの転職支援サービスだ。丁寧な候補者支援に強みを有しており、候補者の性格や気持ちを理解しながら、ホスピタリティの高い転職支援を行ってくれることだろう。案件数はリクルートエージェントよりやや少ないが、仕事が丁寧で、自分に合った求人を丁寧に紹介してもらうことができる。他のエージェントの面談に参加し、違和感を感じた方には特にお勧めできるエージェントだ。