キャリア相談室

転職後に行うべき行動

転職後は、環境に適応するために忙しくなりこれまでの人間関係をおろそかにしがちだ。転職は、キャリアアップでありこれまで積み重ねてきたものにあらたにプラスαで次のステージに行くにもかかわらず、人間関係をリセットするような行動をとりがちだ。今回は転職後に行うべき行動をとる。

転職後にこそ、これまでの人間関係を大事にする理由

転職後は、見知らぬ人、見知らぬビル、見知らぬITツール、トイレの場所もわからないといった形ですさまじいプレッシャーが押し寄せてくるだろう。そのため目先のことにいっぱいいっぱいになってしまう気持ちはよくわかる。

また、あなたのことを多くの人は知らないため、あなたのこと積極的に助けようとしない。業界で有名なディレクターや部長クラスでもない限り、転職先の会社であなたに自分から寄ってくる人はそうそういないだろう。そのため不安のなか仕事をはじめるのは当然だ。今回は転職後に人間関係がリセットされ転職のたびに人脈というアセットを失う人が多いためこういったことにならないための注意点について書いておく。

Facebookで「ジョインしました」と言っている場合ではない

転職が決定し、新鮮な気持ちで「~の良い点に惹かれ、これまでにはない価値創造ができそうで~社にジョインすることにしました」とFacebook等のSNSで高らかに宣言している人がいる。待ってほしい。悪気はなくても、前職の人はどこか比較されている感じがして悪い気持ちがする。あなたに悪気がなかったとしても、前職の人はセンシティブになっているため気にする人は気にするだろう。もちろんよく人が辞めているのを目の当たりにしている人は気にしないだろう。

比較をして前の会社のことを書くことは注意してほしい。

転職後は、転職エージェントに報告をしよう

転職前に何人か、会った転職エージェントがいるだろう。実際に転職をお願いしなかった転職エージェントにも転職の連絡をしておこう。情報をアップデートしてくれる候補者に対して、次に良い案件が来た時に真っ先に連絡してくれる可能性が高まる。転職エージェントは多くの人とあっており、あなたと似たような候補者がいるので、頻繁に連絡をとっているとライバルよりも先に紹介されやすい。

転職をその人経由でしなかったからといって気にする必要はない。また次の転職をサポートできるかもしれないし、また情報交換もできるのでどんどん連絡をとっていこう。

また、転職をサポートしていただいたエージェントにも連絡をしよう。なぜかというとあなたが3か月もしくは6か月以内に辞めた場合は企業に転職フィーの一部を返金しなければならない。そのため、企業カルチャーとマッチせずすぐに辞めてしまわないかをとても心配している。一言、うまくいっていますといえるとよいかもしれない。

もしうまくいっていなかった場合はアドバイスをもらえるかもしれない。外部にキャリアのことを相談できる転職エージェントは貴重な存在なのでどんどん活用していこう。 

前職の人とも連絡をとろう

よほど関係が悪く、転職したのでない限り前職の人とも連絡をとっておくことをすすめる。社長と折り合いが悪く転職したとしても一緒に働いていた人とは連絡をとっておこう。もし、転職先が急に倒産してしまい働き口が急になくなったというパターンも往々にしてあり得る。

そういったときにあなたを翌週から雇用してくれる会社はこれまで働いてくれた会社か、よほどあなたのことを個人的に知っている人しか雇用してくれないだろう。家族がいる場合は、急に倒産した場合の保険を用意しておく意味でもつながりはたちきらないようにしよう。

あまりにも当たり前のことを書いているように思えるが簡単なことでも実践していない人が割といるのでわざわざ書かせていただいた。

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転職後に、あらためてこれまでの仕事と強みを整理しよう

転職後に、これまでのことを整理することは大事だ。ある会社にとって当たり前だった広告出稿ノウハウが、別の転職先では重宝されることがある。例えば、金額が億単位になる、民放テレビ局のCMの出稿経験のある人は多くないだろう。

新しくベンチャー企業がテレビCMをやると決めたときに、アドバイスできるのは別の会社でノウハウを培ってきた人に限られる。

まったネット企業で活躍してきた人が別の大企業に転職した際に、WEBサイトの運用法や便利なITツールの導入を支援できるなど、思わぬところであなたの強みが生きてきて、転職後、自分のポジションをいち早く確立できる。

そのため、あなたの強みは何なのか、これまでやってきたことは何なのか、使えるツールは何なのかを一度整理しておこう。これまでの仕事の振り返りは非常に大事だ。みんなが使っているだろうと思っているツールでも全社が使うツールなどないのだから。 

転職後も新しいエージェントと会うべき

これまでの付き合いも大切にしつつ、新しい会社での人脈もできるはずだ。同時に、新しい転職エージェントにも接触することをおススメする。転職したばかりだが、次のキャリア(社内での要職獲得含め)を考える上で、これまでにない新たな第三者と接触してほしい。転職エージェントは無数にいるため、どんどん活用するとよいだろう。ネットワークはどんどん増えていって損はない。新しい転職エージェントを探すにはこれまでとは違う会社に登録しよう。大手であれば、リクルートエージェントマイナビエージェントDODA の中で登録していないところ。また様々な会社からオファーを受けたければ、BIZREACH(ビズリーチ)がよいだろう。

出会いを求めることばかりが重要というわけではないが、現在の人間関係の中だとせまくなってしまうのでぜひ検討してほしい。

それでは以上だ。

2019年8月の転職トレンド

2019年8月時点では、各社の採用意欲は引き続き旺盛だが、求人案件数が減少する業界も現れてきている。例えば、積極的に採用を行っていたリクルートキャリアをはじめとする大手人材会社や、各コンサルティングファームも軒並み採用数が減少に転じている。人材業界やコンサルティング業界は、各社の業容拡大の支援を行う業界だ。だからこそ、各社が業容を拡大したいと感じる景況感が良いタイミングほど顕著に業績が向上する。そのような会社の採用人数が減じていることは、景況感の悪化リスクが高まる兆候だと言っても良いだろう。

今後は、景況感の悪化懸念が増すことで、多業種の求人案件が減少する可能性も高いだろう。そうすれば、キャリアチェンジの難易度は格段に上がってしまう。転職を検討している方には、早いタイミングでキャリアチェンジを行うことをお勧めしたい。

筆者のお勧め転職サービス

1位 ビズリーチ キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

2位 JACリクルートメント ハイキャリアに特化した転職エージェントであり、年収アップに繋がる転職支援に定評がある。年収が500万円以上の方や、その給与帯を目指したい方は登録すべきだろう。特に、年収1000万円前後の転職では日本有数の実績を有している。まずは、レジュメを登録し、キャリアコンサルタントとの面談に参加してほしい。
また、JACリクルートメントに相談した人へのインタビューは→こちら

3位 リクルートエージェント 日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。

4位 アクシスコンサルティング お勧め度は4位としたが、コンサルティングファームに転職したい方には、一番お勧めしている転職エージェントだ。コンサルティングファームへの転職では日本有数の実績を有しており、主要なファームのほとんどと取引している。特に、事業会社に在籍するコンサル未経験者の支援には定評がある。どのファームでどのような選考が行われ、どうすれば合格できるかを熟知しているので、コンサルティングファームへの転職を視野に入れている方は面談に参加すると良いだろう。

5位 パソナキャリア 日本有数のHR企業であるパソナの転職支援サービスだ。丁寧な候補者支援に強みを有しており、候補者の性格や気持ちを理解しながら、ホスピタリティの高い転職支援を行ってくれることだろう。案件数はリクルートエージェントよりやや少ないが、仕事が丁寧で、自分に合った求人を丁寧に紹介してもらうことができる。他のエージェントの面談に参加し、違和感を感じた方には特にお勧めできるエージェントだ。