企業評論

ジョブローテーションは維持すべきなのか?

個人的な悪しき習慣として考えているのがジョブローテーションだ。3年ごとに営業、人事、広報などといろんな部署をまわされ、広く浅く学んで30代以降に備えようという流れだ。この制度は時代遅れではないだろうか。

ジョブローテーションが必要な理由

ジョブローテーションは、総合商社、メーカーをはじめ様々な部門で導入されている制度だ。ジョブローテーションをしていくなかで会社のことを理解し、会社の仕組みを理解していき、幹部人材になったときに会社全体を見渡せることができる。

総合商社クラスの規模であればとてつもない売上と人数構成のため全体を理解しておく必要があると言われている。社内人脈も構築でき、社内調整も楽になるという算段だ。 

ジョブローテーションに異議を唱える

ジョブローテーションは20代においてキャリアロスになるのではないかと危惧している。20代は1つの職種に集中してそのことをきわめていくことが良いと思う。関連する職種であれば、営業からプロダクトマネージャーやマーケティングといった形での異動はいいが、急に財務にいったりと、関連性のないジョブローテーションはあまりよくない。

一見新しいことに取り組むことは幅が広がってよい経験になるかもしれないが、専門性が身につかず、市場でまったく評価されないことに築いてほしい。

例えば、外資系企業でファイナンスに6年従事してマネージャーまでなった人と、営業と経理、さらには広報を6年かけてローテーションした人の市場価値はどちらが高いだろうか?

前者は他社でシニアマネージャー、ベンチャーで未来のCFO候補として迎え入れられる可能性がある。一方後者は、特にどの仕事でもとりたてて必要な突出したものをもちあわせておらず社内的に価値が高い人間になる。

同じ会社にいてもローテーションするより、同じ仕事をやり続け突き抜ける存在になって自身の名前をあげていったほうが、認められやすい。

シャープ、東芝、パナソニックの実状がある以上、文系職についている方はうかうかジョブローテーションをしている暇はない。

 

総合商社の中でも三菱商事は部を超えての移動が基本的にはなく部内で異動し、似たような仕事をやりつつ専門性を深めている。そのため商社でありながらも転職で需要がある。ほとんど転職はしないのが彼らだが。

入社前に調べること

ジョブローテーションの有無、ある場合はどのような異動になるのかは徹底して調べておこう。人事に聞けばここら辺は率直に答えてくれる。新卒、中途に限らず聞くべきだ。逆にジョブローテーションがない場合は、どのような変化があるか、またどうしてもその部署が嫌だった場合に、異動できる制度はあるか?そしてその制度は実際使われているかをしっかり聞いておこう。 

こういった点を事前に聞いておけば、ある程度専門性が身につく会社かどうかが分かる。単に離職率が低いのは職場環境がいいわけではなく、他に同様の水準で行けるところがない場合もあるから注意すべし。

20代はどのようなキャリアを歩むべきか

先述のとおり、専門性を身に着けてほしい。そのため新卒で専門スキルが身につく会社に行くことは大事だ。また、早く配属されないと、その仕事が自分にあっているか確認できない。研修ばかりの会社は時間を浪費する。

もし、その仕事があわなければ見切りをつけて第二新卒でキャリアチェンジしよう。2,3年の遅れはすぐに取り戻せる。10年ダラダラローテーションしてどの仕事のスキルも身につかない方がよっぽど怖いのはお分かりいただけるだろうか。

出来る限り専門家、なんでもいいので詳しくなれるところを目指していこう。

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いろんな業界が見れるコンサルティングはありか?

コンサルティングはいろいろな業界が見れて、つぶしがきくという意見がある。この意見に関してはおおむね同意だ。コンサルはいろいろ見れるがスキルが身につかないとたまにいう人がいるが、社会人としての基礎スキルセットから物事を整理して問題点を見つける思考プロセスまで比較的汎用性のあるスキルが身につく。 

もちろん事業を自分で創造するという点においては弱いが社内の経営企画やマネジメントとしてのスキルは身についている。そのためコンサルティング業界に行くことは悪い選択肢ではないのではなかろうか。

ジョブローテーションばかりしている方へ

ジョブローテーションをしている中で自分に向き不向きがわかってきただろう。そうしたら自分の向いている仕事をとにかくもらいにいってやりまくろう。自分の向いている仕事が分かっていることは実はとてもアドバンテージになる。

好きなモノこそ上手になれではないが好きなモノをやっていてパフォーマンスがよければそれだけ社内での地位もあげられる。

社内にずっといる前提でも、専門性を意識しよう。商社であれば、例えば、エストニアの法律に詳しくなればあらゆる部門から問い合わせがくるだろう。(エストニアというのは例である。)メーカーであれば、特定の大きいサプライヤの流通経路やトラブル発生時の対応方法を習熟していれば、各部門からリードタイムのズレや、品質の状態について問い合わせがくる。人事であればダイレクトリクルーティングに詳しくなれば先行的な取り組みということであなたに質問がくる。

つまり、質問が来る人間になれば専門性が身についたといえる。

明日からの考え方

人がやっていない、得意でなさそうな領域を見つけて、こっそりでもいいのでそこの知見を深めていこう。もし転職を考えているのであれば業界的に不足していそうな領域を勉強して積極的に仕事に取り組もう。 

自ずと市場価値は高まるはずだ。

市場価値調査は【BIZREACH(ビズリーチ)】に登録して、どんなスカウトがくるか見てみよう。今日はこのへんで。

2019年10月の転職トレンド

2019年10月時点では、各社の採用意欲はおしなべて旺盛であるものの、ポジションの募集が減少する会社と、引き続き多くの社員を募集している会社に二極化している。景況感の悪化リスクが高まる中で、人材業やコンサルティング業など、労働集約的で「なくても困らない」サービスを提供している産業では、採用意欲が減退している。

大規模な会社は採用人数が多く、個別研修を実施するのが難しいため、10月1日や4月1日など、期の切れ目に新入社員の入社を集中させたいと考えるが、外資系企業など、会社によっては1月入社可能なところもある。 また、10月に転職をするメリットもあるので、下記の記事を参考にしていただきたい。

→10月に転職活動を開始すると有利な理由

マクロでは転職市場が狭まり始めていることを踏まえると、転職を検討しているなら、少しでも早く情報収集に動いた方が賢明だ。→ビズリーチなどの転職サイトにまずは登録し、プロのエージェントに直接ヒアリングすることをおすすめする。

10月のトレンドは、以上だ。

筆者のお勧め転職サービス

1位 ビズリーチ キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

2位 JACリクルートメント ハイキャリアに特化した転職エージェントであり、年収アップに繋がる転職支援に定評がある。年収が500万円以上の方や、その給与帯を目指したい方は登録すべきだろう。特に、年収1000万円前後の転職では日本有数の実績を有している。まずは、レジュメを登録し、キャリアコンサルタントとの面談に参加してほしい。
また、JACリクルートメントに相談した人へのインタビューは→こちら

3位 リクルートエージェント 日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。

4位 アクシスコンサルティング お勧め度は4位としたが、コンサルティングファームに転職したい方には、一番お勧めしている転職エージェントだ。コンサルティングファームへの転職では日本有数の実績を有しており、主要なファームのほとんどと取引している。特に、事業会社に在籍するコンサル未経験者の支援には定評がある。どのファームでどのような選考が行われ、どうすれば合格できるかを熟知しているので、コンサルティングファームへの転職を視野に入れている方は面談に参加すると良いだろう。

5位 パソナキャリア 日本有数のHR企業であるパソナの転職支援サービスだ。丁寧な候補者支援に強みを有しており、候補者の性格や気持ちを理解しながら、ホスピタリティの高い転職支援を行ってくれることだろう。案件数はリクルートエージェントよりやや少ないが、仕事が丁寧で、自分に合った求人を丁寧に紹介してもらうことができる。他のエージェントの面談に参加し、違和感を感じた方には特にお勧めできるエージェントだ。