インタビュー

「官僚はつまらない」東大法学部生がベンチャーに入社する理由

本ブログではベンチャーに飛び込むのはやめたほうがいいと話をしている。それでも毎年、有名大学を卒業し大企業に行くことよりもベンチャーに飛び込む方がいる。そういった方の生の声を聞いてみた。インタビュー形式にしてある。

官僚を目指した日々

-自己紹介をしていただいていいでしょうか。

東京大学法学部の4年生です。4月から100名規模のベンチャー企業に就職します。もともと官僚に興味があったので、神奈川県の中高一貫校を卒業後、東大文1に入学し、そのまま東大法学部に進学しました。官僚になるつもりだったので、学生時代も政治家や官僚の方に話はよく聞いていました。

-ベンチャー企業を志望しはじめたのはいつからでしょうか?

3年生の最初のころはコンサルに興味があったので、コンサルを志していました。おととしの夏に入社予定のベンチャー企業のインターンシップに参加して、そこの会社に入りたいと思うようになりました。そのため、ベンチャーに行きたいと思ったというより、入社先に入りたいと思ったというのが正しいです。

-なぜそこの会社の選考を受けたのでしょうか。

大学やサークルの先輩で入社している人がいたのでそこの会社自体は知っていました。優秀な人が入社していたので、なんとなくではありますがよさそうな企業だなとは思っていました。たまたま知人に紹介されて選考を受けてみたところインターンまで行くことができたので、参加してみました。

-実際インターンに参加してどうでしたか

優秀な人が多かったのはもちろんなんですが、自分の雰囲気に合うなという印象でした。私は、東大法学部で”イカ東”という感じは否めないのですが、私のようなタイプでも活躍している人が社員でいて、ここなら自分もやっていきたいと感じるようになりました。

官僚はスピードが遅いと感じた

-官僚は選択肢としてなかったのでしょうか?

大学3年になってからは全くありませんでした。官僚の話をたくさん聞いてきましたが、仕事内容がまったく魅力的にうつらなかったからです。私はまじめでコツコツタイプの人間ですが、そんな私にすら、官僚のスピードの遅さと働いている人が楽しそうでなかったことがあり、官僚志望はやめました。

同じ東京大学法学部の友人たちを見ていて感じることは、官僚に行く人が二極化していることです。官僚になって、国を本気で変えたいと思っている人と、受験の延長線上で入るのが難しいところに就職(入省)して、その中で偉くなりたいと思っている人の2パターンに分かれます。

どちらもパターンも事務次官(各省における最高ポスト)等の上位職を目指しているのですが、国を変えたいと思っている人は、偉くならないと自分の理想とすることができないため出世を目指します。それに対し、受験の延長線上で官僚になった人は、出世すること自体が目的化してしまい、理念も想いもなく、とにかく偉くなることだけ考えています。

学生のうちからこのような発想になっていること、そして、後者の受験の延長線上で官僚を目指す人の方が大多数を占めているため、崇高な理想をもっている尊敬できる官僚志望の友人は東大法内でもごく一部です。官僚を踏み台に政治家を目指している友人もいますし、ごく一部の人に日本の未来が託されてしまうと思うと不安です。

私は、日本を変えたいという強い思いもないですし、難関試験を突破しとにかく偉くなりたいという思いもありません。そのため、官僚は私の選択肢からはずれました。

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日系大手は選択肢に入りませんでしたか?

大企業についても違うなと思いました。30歳になるまでに専門性を身に着けて、業界の中でも随一の存在になりたいと考えています。そんなとき大企業ではローテーションがあったり、昇進までに時間がかかりすぎて責任がもてる仕事ができなかったりと自分の志向に合わないと思いました。専門性の観点でいくと、なんでもいいなと思ってます。

ベンチャーがまさにそういう志向性にあっていました。コンサルティング業界も受けましたが、雰囲気的に自分には違うなと思いました。受けていても受かる実力がなかったかもしれません。

入社した会社を大きくすることに魅力を感じる

-ベンチャーと聞くと最初は大手に入ったほうがいいなと思いますがいかがでしょうか。

自分にとってはベンチャーに入るのも大手に入るのもあまり変わらないなと思っています。ベンチャーの世界で生きていくなら最初からベンチャーに行った方がいいと思います。入ったベンチャーで活躍して会社を大きくして、自分の働いていたところが~出身の人は優秀だと言われる存在にしていきたいです。

 

-給与面ではベンチャーは外資に劣りますがその点どのように考えていますか?

私の入るベンチャーは1年目は400万円くらいです。少ないと思うかもしれませんが、私は贅沢をしたいとか、買い物したいとか欲求が全くなく、経験が積むことができればいいと思っています。事業部長クラスにならないと1000万円はもらえないというのはわかっていますが、そこまで欲しいかと言われるとそうは思いません。

お金が欲しかったら金融業界に進んでいたでしょう。

-東大という学歴ですが、周りの一緒に働く人の学歴は気にしますか?

やっぱり、東大の人の方が優秀である確率は高いなと思います。もちろん早慶でも自分よりはるかに優秀な人はたくさんいますが、優秀である確率は東大の方が高い印象です。もちろん学歴に関係なく優秀な人がいるのであのひとが~大学といったことは気にしません。

東大は官僚人気は衰える

-まわりの東大法学部生はどのような方が多いですか?

官僚に行く人は確実に少なくなっています。自分のように民間就職、特に外資やベンチャーの傾向が強まっているのではないでしょうか。もはや優秀な人がいくのが官僚ではない気がします。ロースクールはそれほど変わらないのかもしれません。

文Ⅰに入るのが昔ほど難しくなくなったので、東大の文系の中の最高峰という位置づけが変わってきている部分もあります。法学の勉強はつまらなかったので、文Ⅱに入って経済学部に行けばよかったなと今になって思います。

 

-ベンチャーに行く周りの人を見てどう思いますか?

自分もそうですが、意識高い人多いなと。こちらのブログでも拝見しましたが、「ジョインします」とfacebook書いている人を見ると、痛いヤツだなと思います。Wantedlyをずっとシェアし続けている人も良く分からないですし、なんちゃってと言う意味でファッションベンチャーな気がします。

自分はノリがよいタイプではないので一般的なベンチャーに行く学生とは違うように見られますが、成長したいだったり、面白いことをしたいだったりといった欲求はとてもあるので、そういった点はベンチャーに行く周りの友人と似ていると思います。

 

-将来のキャリアはどのように考えていますか?

具体的なものは考えていませんが、面白いことに取り組みたいです。仲間と一緒に起業したいですね。私は社長タイプではなく、右腕として支えるタイプなのでリーダータイプの友人と一緒にやっていきたいです。それまでに必要なスキルをベンチャーで鍛えていきたいです。とはいえ、ベンチャーで7~8年はじっくり働きたいです。

あと、彼女が人生で一度もできたことがないので彼女が欲しいです(笑)

迷うなら大手に行くべきだろう

ベンチャーに行く、現役東大生にヒアリングをした。インターンという一つのきっかけで進路を決定しているようだ。東大でありながら、決断に迷いはなく、意思決定がシンプルだった。東大だからベンチャーに行くのはもったいないという思想もなく、こういう人が日本に増えるとよいと思う。もし迷うなら大企業に行けと私はアドバイスしたい。

新卒だとビズリーチ・キャンパスというサービスがあるので、相談をしたかったらぜひ使ってほしい。

 また、中途でベンチャーを志望している方はビズリーチを非常におすすめしている。特に優秀層にはビズリーチにはぴったりの求人と転職エージェントがある。

 

 

2019年12月の転職トレンド

なにかと慌ただしい師走、転職活動を始めるのは腰が重いかもしれない。しかし、新年度に向けて転職したいなら、必ず12月に転職活動をスタートさせてほしい。

一年で最も採用活動が活発なのは1月から2月だ。一年で最も入社が多い4月に向けて、2ヶ月前内定が一般的だからだ。 しかしこれは管理職ではない一般社員の求人に限った話で、重要ポジションの求人は12〜1月に募集終了する。なぜなら、新年度に向けて事業計画を立てたり遂行したりする経営幹部や管理職は、一般社員よりも早いタイミングで採用する必要があるからだ。

また、一般社員の求人も、1月より早めに募集開始する企業はあるので、いち早く応募しておけば有利だ。人気企業の魅力あるポジションには、驚くほどあっという間に応募が殺到し、良い人材がいれば募集がクローズしてしまい後の祭りだ。 転職活動といっても、ただネットサーフィンをしているだけではまずい。転職エージェントしか持っていない、ネット非公開の有料求人が多いので、転職エージェントになるべく早く登録し、希望にあう求人情報の提供を受けた方が良い。

ちなみに転職エージェントも、担当できる求職者数には限りがある。転職活動が盛んな1月から2月は、求職者に優先順位をつけて対応しているのが実情だ。優秀なエージェントに、しっかりとサポートして欲しいなら、早めに登録だけでも済ませておこう。

→ビズリーチなどの転職サイトにまずは登録し、経験豊富なプロのエージェントに、非公開ポジションの情報を、直接ヒアリングすることをおすすめする。12月のトレンドは、以上だ。

筆者のお勧め転職サービス

1位 ビズリーチ キャリアアップを考えるのであれば、まずは必ず登録すべき転職サイトだ。大手企業の特別求人やベンチャー企業の幹部求人などが多く掲載されており、求人の質が段違いに良い。また、多くのヘッドハンターやキャリアコンサルタントが登録しており、スカウトメッセージが届くこともある。自分の市場価値を知ることに繋がるので、直近での転職を検討していない方も登録すると良い。

2位 JACリクルートメント ハイキャリアに特化した転職エージェントであり、年収アップに繋がる転職支援に定評がある。年収が500万円以上の方や、その給与帯を目指したい方は登録すべきだろう。特に、年収1000万円前後の転職では日本有数の実績を有している。まずは、レジュメを登録し、キャリアコンサルタントとの面談に参加してほしい。
また、JACリクルートメントに相談した人へのインタビューは→こちら

3位 リクルートエージェント 日本一の実績を有する転職エージェントである。案件数が多いので、市場の情報を網羅的に収集することができる。また、キャリアコンサルタントへの教育が行き届いているため、どのキャリアコンサルタントが担当になっても、安定して質の高い支援を受けることができる。特に、若手でこれから実績を積んでキャリアアップしたい方は、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加すべきだ。

4位 アクシスコンサルティング お勧め度は4位としたが、コンサルティングファームに転職したい方には、一番お勧めしている転職エージェントだ。コンサルティングファームへの転職では日本有数の実績を有しており、主要なファームのほとんどと取引している。特に、事業会社に在籍するコンサル未経験者の支援には定評がある。どのファームでどのような選考が行われ、どうすれば合格できるかを熟知しているので、コンサルティングファームへの転職を視野に入れている方は面談に参加すると良いだろう。

5位 パソナキャリア 日本有数のHR企業であるパソナの転職支援サービスだ。丁寧な候補者支援に強みを有しており、候補者の性格や気持ちを理解しながら、ホスピタリティの高い転職支援を行ってくれることだろう。案件数はリクルートエージェントよりやや少ないが、仕事が丁寧で、自分に合った求人を丁寧に紹介してもらうことができる。他のエージェントの面談に参加し、違和感を感じた方には特にお勧めできるエージェントだ。