20代~30代のキャリアを考えるブログ

若手のキャリア、転職についてインタビュー、意見を発信しています。

転職面接で受かりやすい人は自分を売り込むのがうまい人だけではない

 転職面接で受かりやすい人の特徴として自分を売り込むのがうまい、自己PRがうまい人と言ってきた。ただし、現実問題としてこれ以外にもうかりやすい人がいるのが事実なのである。面接官側の問題点も含め論じていきたい。

自己PRがうまい人

自己PRがうまい人は話し方がうまく、適切な言葉選び、相手との間合いの測り方、話の切り取り方が自分の良さがでるところだけチョイスする(これを世の中では盛っている?と呼んでいるのだろうか)等のスキルに長けている。

これは新卒就活においてもうまくいった人は中途でもうまくいく傾向がある。新卒就活で失敗している人は自己PRが苦手な人が多い。

もちろん地頭が悪い、学歴が極端に低いといった他の要素がある場合は別だが、東大生で、かつ地頭もいいのに就活で失敗する人は自己PRに問題がある。 しかし、転職活動の面接になると別のスキルで転職を成功させる人がいる。

転職面接と新卒就活面接の違い

転職面接と新卒就活面接の違いはいくつかあるが、面接が1:1(場合によっては企業側が複数人)で行われる点だろう。

新卒の就活でグループ面接が苦手だという人を多く見てきた。隣の慶應大学経済学部所属で回線販売の営業成績でナンバーワンをとり、テニサーでは新歓で過去最高動員をしたさわやか学生がとなりにいると、自分の力を発揮できない思いをした人もいるだろう。

当然だが、商社の面接でラグビー日本一になった経験のある人が隣にいたら委縮して自分は合格は厳しいんじゃないかと委縮するのは当然だ。 だが、中途は1:1でじっくり判断される。新卒でも1:1でしたいが、リソースの都合上、集団でしたほうが効率がよいからそうせざるを得ない側面もある。

中途採用の面接で、1:1だと周りを気にすることなく自分のアピールさえすればよい。また、新卒面接のときと異なり、同じ社会人という扱いで面接を受けることになるため、ある程度同じ目線で、きちんとお客様扱いをして面接をしてくれる。

新卒就活では働いた経験のないひよっこ扱いなので立場が対等でないのは当然だろう。

自己PRが下手でも転職の面接でうまくいく人

ずばり、転職活動の面接でうまくいく人は傾聴力のある人だ。新卒においても傾聴力を見てくる企業が多いが、どちらかといえばまわりとうまくやれる=集団の中に溶け込める、協調性を見ている場合が多いのではないか。(これはかなり個人的な主観であるので意見をいただきたいところである。) 傾聴力とは何か定義したい。

傾聴力とは相手の話をしっかり最後まで聞き、適切な返事や質問を行い、相手が伝えたいことを最後まで話してもらうことに成功し、気持ちよくその場を相手に終えてもらう能力であると思われる。

本サイトではインタビュー記事を多数作成しているが、相手に思いのたけを全部話してもらうためにインタビューする側の傾聴力が問われてくる。 傾聴力があるかないかで大きく変わってくる。

傾聴力を生かした面接

傾聴力を生かした面接について考えてみる。面接官側への能力に関しては後から述べるとして現実に起こっている話をする。

転職活動の面接においては、終業後(歯医者という理由で候補者は少し早めに早退してくる。チームメンバーのoutlookが歯医者の予定でうまりだしたら察しよう)の夕方の時間に面接がはじまることが少なくない。

さて、面接官側の立場だが、夕方になると疲れており、理不尽な上司との折衝につかれストレスフルな状態になっていることがある。 このような場合に面接をするのは嫌だろう。そして人間なので愚痴をいいたくなるだろう。

お分かりだろうが、面接中に面接官が愚痴を言いはじめる場合がある。そうなると、候補者は自分をアピールするよりも面接官の愚痴を聞き共感し、理解している姿勢を出すと面接の通過率があがる。

面接官が役員や社長クラスならこのようなことにはならないが中間管理職だと愚痴を面接中に言い出すのだ。

悪い面接

お分かりだろうが、傾聴力を出して、愚痴をいっている面接官の愚痴をしっかり聞いていると受かりやすくなるが、このような面接官のいる会社は問題ではなかろうか。 面接している側は気づかないのだが知らないうちに面接中に愚痴をいってしまっている"低レベル"な面接官も少なくない。

なかなか会社としても把握しづらく候補者をうまくattractできないために内定辞退率があがってしまう。 面接官をする方も本サイトをご覧になる方には多いが気を付けてほしい。 傾聴力を生かし、候補者に転がされてしまう、面接官には気を付けてほしい。

このようなレベルの低い面接官を出してくる会社にはよほど大手で業界1位でないと入社は見合わせたほうがあなたのためかもしれない。

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ビジョンを語る社長にも傾聴力は有効

経営者になると物事の判断を数秒から数分で行うのでよい候補者かどうかは一瞬で見抜くと豪語している社長にも会う。 そして社長は自社への思い入れも強いため自分のビジョンを語り続ける。

そのときに、傾聴し、きちんと最後まで話が聞けると社長からの評判もプラスになる。(数秒で結果を判断しているため結果はその後変わらない場合もあるが...) 傾聴というより共感してあげることがこの場合は大事かもしれない。

いずれにせよ新卒面接とは異なり、しっかり相手の話を聞いてあげることが面接において有利になることがあることは事実だ。

傾聴力が面接においてプラスになることの危惧

さて、小生の考えだが、傾聴力によって差が生まれている現状を好ましいとは思っていない。

もちろん面接は相互理解の場でキャッチボールをするため傾聴力は多少は必要であるが、傾聴力だけで面接を突破している人を見るとそれで今の面接のやり方はいいのかと企業側に問いたくなる。

しっかりと候補者の思いをふまえ、考えを聞き採用をするかどうか考えてほしい。最後は企業側へのメッセージになってしまった。

面接は客観的に見る場が必要

面接はやはり1:1だと自分のことを客観的に見るのが難しいので、別の場面でフィードバックをもらえるように心がけよう。 転職活動時は友人に相談をし、どういう人間か意見をもらおう。

できれば一緒に働いたことがあり、すでに転職した人がベストだ。仕事への自分についての意見がもらえる。 同様に初対面の第三者から自分に関しての意見をもらうことも重要だ。

面接指導がやたらうまい転職エージェントがいるので転職エージェントに指導してもらうとよい。面接指導とキャリアアドバイスが両輪でうまいエージェントがなかなかいないのでできれば使いわけたほうがいい。

ビズリーチに登録しているエージェントで面接指導に自信を持っていると書いている人がいたらアプローチしてみよう。 また、DODAリクルートエージェントは過去の面接質問集があるのでもらうだけで価値がある。

MIIDAS(ミーダス)というサービスは市場価値把握に使えるよいサービスなのでぜひ検討してほしい。

今日は以上だ。 BIZREACH