20代~30代のキャリアを考えるブログ

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海外で活躍する日本人起業家15人

ビジネス、芸能、スポーツ問わず、海外で活躍する日本人は数少なく、名も日本ではあまり知られていない。今回はその中でも、海外で活躍する日本人起業家/事業家を15人紹介する。どのようなキャリアを経て、現在の立場にいたっているのか簡単な経緯をまとめてみた。ぜひご覧になっていただきたい。

【アメリカ】Fond(旧AnyPerk)・福山太郎氏

福山氏はシリコンバレーで一番有名な日本人との呼び声も高い。DropboxやAirbnbといった有名なスタートアップを輩出したベンチャーキャピタルのY Combinatorの卒業生である。また日本人第一号の卒業生でもある。

ファーストフード店の駐車場に車を止め寝泊ましていたといった彼の面白いエピソードも有名である。
彼は福利厚生サービスのAnyPerkを2012年に設立し、福利厚生の領域で米国のトップシェアとなるまで成長した。大きく分けて福利厚生サービスと社員表彰サービスを同社では運営している。。

福利厚生サービスは導入した企業に対して携帯電話料金、映画鑑賞、ホテルといったAnyPerkのパートナーが提供する割引や特権が受けられるものである。

社員表彰サービスは企業のマネージャーが社員にインセンティブとしてポイントを付与するものである。貯まったポイントはAnyPerkのパートナー特権と交換できるようになっている。

2017年4月5日に社名をAnyPerkからFondに変更を発表。

【アメリカ】WHILL・杉江理氏

杉江氏は日産自動車開発本部出身であり、世界各地で新規プロダクト開発に携わっていた。
彼は2012年に次世代パーソナルモビリティを開発するWHILLを設立した。

アメリカにもオフィスを抱え、2016年だけで500台程度も販売している。

すべての人の移動を楽しくを実現するために車椅子の開発、販売をしている。

【アメリカ】Logbar・吉田卓郎氏

吉田氏は高校から海外へ行き、高校卒業後はシリコンバレーに滞在し、その後ニューヨークへ引っ越した。彼はは2013年にウェラブル機器を開発するLogbarを渋谷に設立し、サンフランシスコにもオフィスを構えている。

ウェラブル音声デバイスili(イリー)は一つの取り組みであり、インターネット接続不要で、話しかけると一瞬で自動音声される。

このデバイス先行導入応募は3000社越えと世界から注目されている。2020年に東京オリンピックもあり、より気楽に旅行ができるような世界を目指している。

指輪型デバイスのRINGも開発している。このデバイスはジェスチャーで日常のあらゆる操作を実現できるようにする。

ハードのベンチャーは難しいといわれているが、今後期待ができる。

【アメリカ】Techpoint・小里文宏氏

小里氏はカリフォルニア大学を卒業し、リコー出身者である。リコーでシリコンバレーに駐在し、この経験が起業のきっかけとなる。その後、半導体ベンチャーのSigmaxの社長として参画する。

1997年にTechwellをアメリカで起業し、2006年にNASDAQに会社を上場させ、2010年にTechwellをIntersilに4億5500万米ドルで売却。彼は米国で3度起業の経験がある連続起業家である。IPOの経験も2度ある。

小里氏は2012年に半導体ベンチャーTechpointを設立した。監視カメラ、車載カメラ向け半導体の開発、製造と販売事業である。Techpointは約3年半ぶりに東京証券取引所に上場する海外企業であった。

【アメリカ、台湾】Chatwork・山本敏行氏

山本氏は中央大学商学部を休学し、海外へ留学へ行き、その際にChatworkの前身となるEC studioを2010年にロサンゼルスで起業した。2012年に企業名をChatworkへ変更し、シリコンバレーに設立した。

Chatworkはクラウド型ビジネスチャットツールであり、163,000社以上が導入している。チャット、タスク管理機能、ファイル共有、ビデオ会議ができるサービスであり、LINEのビジネス版とも言える。国産発のグローバルで通用するビジネスプレットフォームを目指している。

それ以外にも、社員もお客様を幸せにするという経営理念「Make Happiness」を掲げ、2年連続で社員満足度日本一の会社に選ばれている。

【シンガポール】YOYO・深田洋輔氏

深田氏は世界の貧困問題を解決するビジネスを作るために起業した社会起業家の一員である。彼はDeNa出身者であり、国内外のスタープアップピッチ大会で優勝の実績もある。

深田氏はリワードプラットフォームcandyとロックスクリーンアプリPopslideを運営するYOYOホールディングスをシンガポールで2012年に創業し、現在ではフィリピン、インドネシア、タイにも進出している。

Popslideは新興国に向けてモバイルインターネットを無料化するアプリである。スマートフォンのロックスクリーンを解除する際にポイントが溜まり、そのポイントを携帯の通信料金に変えることができるというサービスである。

【シンガポール】REAPRA・諸藤周平氏

諸藤氏は株式会社エス・エム・エスの創業者でもあり、東南アジアを中心に複数の事業領域を次々に開拓している。

彼は2014年に代表を退任し、REAPRAを2015年にシンガポールで創業した。REAPRAはアジアを中心に起業家の支援、ベンチャーキャピタルとして投資をしている。

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【シンガポール】ASTROSCALE・岡田光信氏

岡田氏は東京大学農学部を卒業し、財務省、マッキンゼー出身者である。

彼は2013年にシンガポールにて宇宙のゴミ、スペースデブリを掃除する世界でただ1つの民間企業ASTROSCALEを設立した。

2017年にオフィスはイギリスに拡大した。上記で紹介したREAPRAからも資金調達を果たしている。

将来、自由に宇宙に行き来できることを見据えて、その安全性を求めて取り組んでいる。

【シンガポール、ベトナム】Cinnamon・平野未来氏

平野氏はお茶の水女子大学、東京大学院を卒業した、数少ない女性の起業家である。2006年にチームメンバーと創業したネイキッドテクノロジーをミクシーに売却した経験もある連続起業家である。

彼女は2012年にシンガポールにAIに関連するプロダクトやコンサルティング開発を提供するCinnamonを設立した。

最初に展開したのは写真チャットアプリのKoalaである。

【マレーシア、中国】funnel・澤田将司氏

澤田氏は大学在学中から中古車の輸出業を経営していて、メインクライアントがマレーシアであり、大学卒業後マレーシアへ渡航し起業。

彼は2007年にマレーシアにオンライゲームのプラットフォームを運営するfunnel malaysiaを設立。現在世界205カ国に、100万以上のユーザーを持つ。

【中国】北京ログラス・山本達郎氏

山本氏は慶應義塾大学法学部在学中、ログラル個人指導塾を設立し、3年間経営しその後売却した。大学後、北京語言大学で中国語を学び、カルフォニア大学Pre-MBAコースを修了。

AERAで中国に勝った日本人100人の1人に選ばれている。

彼は2006年に中国のシリコンバレーとも言われる中関村にWeb支援事業会社の北京ログラスを設立する。

【ロンドン、マニラ、ジャカルタ、メキシコシティー】Quipper・渡辺雅之氏

渡辺氏は京都大学を卒業し、マッキンゼー出身者である。DeNA創業にも参画している。
2010年退職後、ロンドンで学習プラットフォームQuipperを創業。

Quipperは学習コンテンツプラットフォームを提供している。

2015年にQuipperはリクルートに買収され、リクルートが運営しているスタディサプリと融合しサービス展開している。

【アメリカ、韓国】 Treasure Data・芳川裕誠氏

芳川氏は早稲田大学文学部在学中オープンソフトウェアを開発する株式会社レッドハットでエンジニアとして働き、その後三井物産のプライベートエクイティー事業に参画。

彼は2011年にシリコンバレーにクラウド型ビッグデータプラットフォームを提供するTreasure Dataを設立した。Treasure Dataはデータ解析の世界をシンプルにすることを目指している。

サンフランシスコ、東京、ソウルを中心に事業展開をしている。

【韓国】ソウルジャパンメディア・田中政道氏

田中氏は韓国での留学、駐在経験を活かし、韓国でビジネスを展開している。

彼は2012年に韓国ソウルでビジネスをスタートした個人、企業向けに進出コンサルティングをするソウルジャパンメディアを設立した。

韓国と日本に特化した事業を展開している。

【イスラエル】Aniwo・寺田彼日氏

寺田氏は大学院最終学期にトルコのKoc Universityに交換留学し、この経験がその後イスラエルで仕事をする経緯となった。

彼は2014年にイスラエルにスタートアップと有名投資家をマッチングするオンラインプラットフォームのAniwoを設立。

イノベーションを世界にもたらすことを目指しています。

編集後記:

今回紹介した多くの起業家は、大学在学中に海外へ行き起業するきっかけになっていることがわかる。また、強い思いを持って開発に励んでいることがわかった。今後は少子高齢化が日本で進み、海外市場を目指す彼らのような起業家が徐々に増えていくのではないか。

海外にあるベンチャーやグローバルに挑戦する日本ベンチャーを探すのであれば、ビズリーチをおすすめする。

また、英語力があれば英語を使う仕事や海外案件のある、JACリクルートメントもおすすめだ。

今日は以上だ。