20代~30代のキャリアを考えるブログ

若手のキャリア、転職についてインタビュー、意見を発信しています。

金融業界未経験者が金融業界へ転職する際に気を付けるべきこと

金融業界未経験者が金融業界へ転職するパターンはほとんどないのだが、稀にある転職パターンとしては、特別な職種の採用、コンサルまたはMBAを経由してである。お作法を含めて金融業界は独特であり、金融業界未経験者が金融業界へ転職する場合はきついのでその心構えについて書きたい。

ストレス耐性が本当に問われる

商業銀行への転職というのはあまりないが、投資銀行や証券会社への転職は未経験からでもそこそこある。SEという職種に関しては、中途を比較的受け入れており、全く金融畑ではない人が銀行のSEに転職している。

詳しくは書かないが、銀行は待遇がいいのと労働時間も削減されている傾向なので銀行のSEに転身する人がいる。

システム会社でSEが抱えるストレスと銀行のストレスは質が違うため片方で大丈夫だったからといって、もう片方の職種で適応できるとは限らないのだ。

銀行でかかるストレス

銀行でかかるストレスについては、まず、年功序列が強いことだ。基本的に銀行に金融業界未経験の転職者はいないので想定はしていないが、ベンチャーでインターンをしていた学生が銀行にはいって感じるギャップは、役職や序列は絶対であるということだ。

ベンチャー企業は~さんみたいな形で社長も呼ぶため、肩書が気になることはそれほどないが、銀行は当然ながら全員の肩書ありきで物事がすすむため、きちんと覚えておかなければいけない。

昇進や異動についても詳細に把握する必要があるし、飲み会や食事に一緒に行く等の苦労がある。(現在は飲み会の減少および、強制参加でなくなっていると聞いているが、参加した場合は気をかなり使う。)

こうした個人に紐づいた村社会的なストレスが大きくのしかかる。過労等ではなく、人間関係に疲弊してしまう。仕事に関しては、ノルマがきつくいということがあるが、ノルマも実際は怒られるという後のアクションがあるため大きなストレスを感じるということになってしまう。

人間に興味のない人が銀行にいくと、いちいち人の事を適度に干渉しなければいけない環境のストレスにやられてしまう。では、未経験から転職がありうる業界についてもっと見てみよう。

コンサルやMBA経由での転職

さて、もっとも気を付けるべき点はエクセルだ。特にMBA経由の人は、投資銀行の若手のアソもしくは一年目のアナリストにすらエクセルワークをバカにされることがある。

エクセルの作業スピードが遅すぎることを理由に、あいつはマジで使いえないと揶揄している姿を品のない投資銀行の飲み会中に目にすることがある。エクセルワークは自分で鍛えて慣れるしかないので、こればかりはがんばってくださいというしかない。

また変わりつつあるとはいえ、投資銀行業界は長時間労働がまだまだ美徳とされている風潮がある。というより、VP以上で「俺は昔、寝ずにやったんだ。」と古い人がまだまだ存在しているので、彼らのもとに入ってしまうと、大変なことになってしまう。

一方で、外資系投資銀行でもECM等の希少性の高い仕事から人が離れていっている現状もあるため、外資系投資銀行側もなんとかして引き留めようとしている。

M&AやDCMに関しても優秀な人が比較的早い段階からPEに逃げるため、将来の幹部候補がいないことに対して危機感をもっている。新卒から育てた生え抜き社員を幹部まで育てたいものの、そういった人材が出ていってしまう現状に対処しているのだ。

また話がそれたが、長時間労働に関して耐えられるだけの体力がないと投資銀行業界では脱落してしまうため、本当に自分は長時間労働ができるのかを確認してほしい。投

資銀行業界の武勇伝を聞かされることがあるが、それくらいなら自分でもいけるかとおもうひとと絶対無理だという人にわかれる。

前者ならば投資銀行でやっていけるだろうが、後者ならば、高い能力があっても転職は辞めたほうがいい。投資銀行に行けるだけの能力があれば、他にお金の稼ぎ方はたくさんあるのからだ。

コンサル出身者も投資銀行で比較的活躍するが、フラットさがコンサル業界に比べてないこと、恒常的な長時間労働などの理由によってドロップアウトする人が比較的多いように感じる。

また、Big4系コンサルから投資銀行志望の若者は比較的多く私のもとに来るが、実際のところは転職がうまくいっていない。

その要因としては、経験とポテンシャルが投資銀行で求められているものとは違うというものが大きい。FASをはさむという方法もあるが、FASをはさんで投資銀行というのは距離が余計遠くなっている気がしてならない。

FASは投資銀行で疲れた人が労働時間と給料7割でワークライフバランスをととのえるのに適したところである。家族持ちの投資銀行出身者にとってFASのような場所は天国である。もちろん大変なのだが、死ぬほど働かされた投資銀行時代のことを考えると楽に感じているようだ。

FAS側もコンサルや未経験者は足りているので現在の市況としては、投資銀行出身者の若手や、顧客を抱えているディレクター等を採用している。市場にあまり多くいないため、なかなか決まらないのであるが。

金融業界で体を壊す人の話を一度は聞いておくべき

金融業界で体調を壊す人はかなりいるのに、なぜか体調を壊したという人の話はIT業界で圧倒的に多い。

これは仮説であるのだが、金融業界は個人名を使ってネット上で発信することを在職中はタブーとされており、SNSの発信も気を付けるように人事から言われている。(コンプラを気にせずひたすら攻め続ける猛者もいるのだが…。)

よって、銀行の中でも体調を壊した人の場合は、銀行員の同僚や転職エージェントに聞いてみると恐ろしい話がでてくる。

ちなみに体調を壊した人にも優しくない支店長がいて、パワハラで、強引に結果を出してのし上がった人が一世代前にはいた。最近はそのような支店の話を若手からは聞かなくなったので変わっていることを祈っている。

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金融業界に入ったら郷に従いつづけるべき

金融業界では自分独自のアレンジや、工夫はそれほど求められない。システムや承認フローは厳重に定められていて、安全とわかっているため無理なリスクはとらないのでそうしたプロセスに時間を費やすのは不要だろう。

むしろ顧客提案の際の提案資料の削減や、顧客への提案方法フローの変更はよいが社内のシステムどうこうの改善は求められていない。PCのもちだしができないのでそうした点にかなり不便を感じるだろうが我慢しよう。

コンサル業界はほとんどの会社がPC持ち出し可能で、飲み会にもPCをもっていっているのでコンサル業界はある程度寛容である。

たまに飲み会でPCをなくした場合は、かなりの量の反省文を書かされるか、場合によってはクビになるか、会社のルールがかわるかになるが。

ファーストキャリアで金融を選ばなかったけど金融業界に行きたい方へ

財務経理畑でない限り、営業等であったら金融業界に行くことは辞めたほうがいい。それであったら、まだ無思考でコンサル業界にいったほうがよっぽど後のためになる。

コンサル業界は選択肢が多種多様であり、転職の可能性もひろがるが、金融業界で働いている人は意外と転職先が限られてくるので気を付けてほしい。

可能性をむやみにひろげればいいというわけではないので。CFOになりたいからといって投資銀行に入ることが近道ではないことをよく覚えておいてほしいと思う。

もし入社した場合は、金融業界に関しては金融業界独自のルールに従うことで、自分を慣らすようにしていってほしい。それが出来れば、活躍できる機会があるので、将来のキャリアが一気に広がるかもしれない。

金融業界の転職も変化

2016年ごろから金融系の会社もダイレクトリクルーティングにのりだしはじめ、ビズリーチ等を使って採用を行うようになってきた。ビズリーチに登録することで採用している金融機関がよくわかるので見てほしい。

また、金融系は最初にリクルートエージェントにいき登録状況を確認したほうがよいので、ぜひご覧になってほしい。検索して調べることができるので便利である。

ビズリーチリクルートエージェントを使った後は、キャリアカーバーに登録をすることをおすすめしたい。今日は以上だ。