20代~30代のキャリアを考えるブログ

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リクルートキャリアかアクセンチュアをすすめてくる転職エージェントに注意しよう

転職エージェントに会い、20代で旧帝大や早稲田や慶應卒でなんとなく転職をしたいと伝えるとリクルート(特にリクルートキャリア)かアクセンチュアをすすめてくる。 若手の後輩にあうと、リクルートに転職した、アクセンチュアに転職したという話が連日のように入ってくる。今回は転職エージェントがアクセンチュアとリクルートキャリアをすすめる背景と転職してよいかどうかを検討していきたい。30代ですすめてくるのはまた別の話なので特に20代の方に読んでいただきたい。

アクセンチュアとリクルートキャリアを転職エージェントがすすめてくる背景

簡単に言えば転職エージェントが儲かるからである。儲かるといっても理由が2つに分かれてくる。

1点目は、リクルートキャリアとアクセンチュアは採用人数が多いから転職エージェントからすると大きな市場だから紹介決定数が多くなることだ。

リクルートに関しては、リクルートライフスタイルやリクルートマーケティングパートナーズもリクルートキャリアよりの採用に近いが転職エージェントはリクルートキャリアをすすめることが多い。

この一文だけでリクルートという単語が何個でてきただろうか。

リクルートキャリアとアクセンチュアは新卒もさることながら、第二新卒、中途でも大量の人数を採用しているのだ。

年間数百人単位で新しい社員が入る会社なので簡単に言うと転職エージェントからするとビジネスがやりやすい。

採用人数が多い会社は紹介したときに受かる確率が単純に高い。数人しかいない募集よりも100人取ってくれる会社に紹介する方が内定を獲得する確率が高くなる。

リクルートキャリアやアクセンチュアクラスになると有能な転職エージェントはこの人は受かる受からないをすぐに判断することができる。

採用人数が多い会社は採用基準が採用人数の少ないベンチャーに比べて明確なので、紹介がしやすい。

 

儲かる理由の2点目は紹介手数料のパーセンテージの問題があるからだ。一般的に、転職エージェントの紹介フィーは年収の30%だ。最近のベンチャー企業は人材を獲得するために35%までひきあげている事も多い。

さて、35%にしている企業があるということは当然ながら50%に設定している企業もある。 採用人数が多く、大手企業であると紹介料を50%にすることもあり、転職エージェントは紹介料のパーセンテージのアップを狙ってひたすら同じ企業にばかり紹介することがあるのだ。

あまり大きな声では言えないのだが、今回名前をあげた企業も紹介料を大きく引き上げていることもある。 かつてのDeNA社等は紹介料を年収の100%という狂気的な額に設定していた。

ちなみに転職エージェントは免許を取得する際に一般的に30%にするように転職エージェントに対して免許を交付する機関からそのように言われる。

紹介料を年収の100%等にする場合は、届け出をしなければならない。申請の際に必ず役所と面談があるため、紹介料を100%にする会社があるのかと疑問をもたれることもあるため理由を口頭もしくは文章で説明しなければいけない 。

2点の理由から見る問題点

さて、上記の2点の理由を見るに問題点が多々あることに疑問を感じなかっただろうか。 採用人数が多いから紹介する、紹介料がほしいからできるだけ同じ会社に紹介しようとする、というのはおかしいだろう。

転職エージェントにはこのような方が一部いるので気を付けてほしい。 なお、再度の説明になるが、転職エージェントには年収×紹介料(多くの場合30%)が転職エージェントの懐に入る。

つまり年収も高い方が助かるわけだ。年収アップという目的に関しては、あなたと転職エージェントの利害が一致するのでこの点は心配しなくてよい。

採用人数が多い企業ばかり紹介する転職エージェントには注意したほうがよい。少し前であればDeNAをやたら紹介する転職エージェントがいた。こういった裏の構造をしっかりと理解しておく。

優秀なエージェントと悪いエージェントの見分け方

優秀な転職エージェントとそうでない転職エージェントの違いを見分けるためには、次のような質問をしてほしい。
--もう少し規模の小さい企業も興味があるのですがありますか?

大量採用ではない会社であなたにフィットする会社を紹介できるかどうかで、あなたのことをきちんとみて、アクセンチュアやリクルートをすすめていることがわかります。

もちろん、転職エージェントとしてもベンチャー志向でなければできるだけ大手で給料がいいところを紹介しようとするのでアクセンチュアとリクルートを紹介するのは間違っているわけではない。

何も考えずに紹介しようとする転職エージェントがダメなだけだ。規模の小さいところであなたの興味を引くところがあれば転職の際の比較軸の1つにもなりますので大手以外をみるということも凡庸なアドバイスになりますが試してみるとよい。

--アクセンチュア(or リクルート)をすすめる理由はなんででしょうか?

アクセンチュアとリクルートを進める人で中の実情をどれだけとらえているかの質問になる。転職エージェントの「人事部とは仲良くしていまして」「人事部とはすぐに連絡がとれるので」という言葉を信じてはいけない。

そもそも人事部からだけしか情報を仕入れていない転職エージェントは絶対にダメである。

最近の状況を中の社員から手に入れるパイプをもっている転職エージェントは高い確率で優秀です。元々の友人がいてコネクションがあるか、転職を成功させた人と継続的に連絡をとっている証拠なので大事な生の情報をもっている転職エージェントは信頼がおける。

実は人事部は現場の実態を把握していないことがほとんどなので人事部からの情報は良い部分だけしか入ってこない。

実際残業を100時間していても40時間以内に申請を抑えろと言われたことを経験している方もいるのではないだろうか?人事部はこのような実態は知らないのです。

話が一瞬それるが、転職エージェントで同じ候補者から何度も頼られる転職エージェントは間違いなく優秀だ。

世の中には一度転職を成功させたとしても候補者との連絡が途絶える転職エージェントも少なくない。

企業は紹介してもらったけど人間としては付き合いたくないと候補者から思われる転職エージェントもいる。

--アクセンチュア(or Big4)からトップティアの戦略コンサルに転職するのは難しいのではないでしょうか?

こちらはアクセンチュア限定になるが、トップティアのコンサル(マッキンゼー、ボストンコンサルティンググループ、ベイン)に転職したくて、アクセンチュアに一度転職する人がいる。

このようなルートはあまりおすすめしていない。 それでも将来的にはマッキンゼーに行けるからアクセンチュアにとりあえず転職してみようかというような転職エージェントは辞めておいた方がいいと思う。

マッキンゼーが弱くてアクセンチュアが強い領域で、かつこれからマッキンゼーが伸ばしたい領域である場合は、アクセンチュアに転職する意味があるが、そういった具体的な理由がないのに適当なことを吹聴する転職エージェントは避けてほしい。

実際にアクセンチュア(or Big4)からトップの戦略コンサルの転職事例は多数ある。ただし特定のインダストリー(デジタルやオペレーション)といったようになにかの理由があって転職している。

あなたが納得する理由を転職エージェントが話してくれるかどうか見極めよう。

成長環境であるのは事実

さて、少しアクセンチュアやリクルート(リクルートキャリア)のことをネガティブのような形に書いていると受け取った方もいるのではないだろうか。個人的には新卒就活で失敗した方にこれらの企業への転職はすすめている。

両社の企業に第二新卒として転職して成功した方へのインタビュー記事を今後予定しているのでその際に詳細を話すとして、これまでの悶々としていた若いエネルギーを発散し活躍する場所として両社は良いと思う。

ちなみに両社は社風も業務内容も異なるため一括りにしてはいけない。共通するのは成長し、戦えるビジネス人になっている人を多く輩出しているのは事実だ。

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アクセンチュアに転職すべき人

アクセンチュアに転職すべき人は、新卒で入ったキャリアをリセットしたい、なんとなくかっこいいことをしたい、優秀な人と働きたい、ドMであるといった人だ。

なんとなくかっこいいことをしたいといって入る人は、コンサルのことを理解しておらず入ってから痛い目に合うタイプの人だが、それでも痛い目には若いうちにあっておいたほうがいい。

30後半になってからなんとなくかっこいいことをしたいといって痛い目にあっては取り返しがつかない。20代で何も考えずいきがって転職している人もそこそこ厳しい環境で転職するとよい成長ができる。

20代のうちにいい意味で痛い目にあわせてくれる会社は貴重だ。コンサルは特にクライアントビジネスで妥協が許されない職業で単価も大きいためプレッシャーも半端ないので一度いっておくといい。

リクルートキャリアに転職すべき人

リクルートキャリアに行きたい人はずばり営業をしたい人だ。営業経験が多くつめる。皆様ご存知のように新卒、転職の求人媒体や採用コンサルティング、時にはイベント運営をしているためお客さんのためによりそい、かつ営業の経験が多くつめる。

マーケティング、企画の人員もいるが少数なので多くは営業だ。リクルートエージェントも現在はリクルートキャリアに含まれているためリクルートエージェントで転職エージェントがやっている業務につくこともある。

リクルートキャリアでは何度おられかけてもおれない強い心と、ビジネスで大事な突破力が鍛えられる。現在内勤で有り余るエネルギーで外に出たいとおもっていたら転職をぜひすすめたい。

転職エージェントに質問しよう

ここでは書けない内容も含め転職エージェントに両社のことを聞いてみて裏事情をしっかりと聞いてほしい。

もちろんどの会社にもネガティブな面があるのでそういったネガティブな情報も含めしっかりと取得しておいてほしい。 本気で転職を考えているならば転職エージェントに同社で働いている社員を紹介してもらおう。

ただし、社員だけでなく転職エージェント経由で聞く情報も価値がある。初対面の社員の方はさすがに転職希望者にあまりネガティブな話をしないが転職エージェントにはしてくれるものなのである。

例えばであるが、部署の2割がうつ病になったという話は転職エージェントに入るがそれ以外のルートではなかなかこない。

配属は肝心

アクセンチュアもリクルートキャリアも大企業だ。特にアクセンチュアは近年人員増加し8000人を超える大企業になった。

そのため部署、配属が大事になってくる。面接を受ける段階で転職エージェントと相談しどの部署に行くべきか検討しておこう。もちろん決めるのは入社先の人事なのだが面接の段階からある程度の口約束があると安心だ。

そのため配属のことまで考えると会社の内情を知っている転職エージェントに会社の紹介を頼むのが一番よい。

転職しても幻想を抱きすぎない

転職する際はいい面ばかりを言われる。転職エージェントは内定辞退されたくないので内定がでそうなころから急にネガティブな話が減る。

よって、ネガティブな面をきちんと整理して、変に説得されないように注意してほしい。 入社後も理不尽なことが多いので注意してほしい。

企業側から直接リクルーティングがくる

現在は、アクセンチュア等は特にビズリーチ上で企業の人事が直接リクルーティングをしてくる。 すでに業界理解がある場合は直接会ってよい。

もしコンサル業界に自信がなければ、ビズリーチに登録したあとで転職エージェントに話を聞きに行こう。転職エージェントに対策をしてもらうとよい。 今日は以上だ。

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