20代~30代のキャリアを考えるブログ

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なぜリクルート出身の社員は「使えない」のか?

カフェで隣の怪しげな二人組が大声でこう叫んでいた。「リクルート出身の人って、ホント使えないよな」と。カフェで仕事の話を大声でして、公共の場で人の悪口を言う方が「使えない人」ではないかというつっこみは置いておいて、その発言はどうも賛同しかねたので考察してみた。

リクルート出身者はなぜ使えないのか

私は多くのリクルート出身者と仕事をしたことがあるし、リクルートに新卒、転職問わず入社している人が多いが「使えない」と思った人はほとんどいない。むしろ他の大手企業に比べても圧倒的に使えない人が少ないどころか、優秀な人ばかりであった。

よって冒頭のように、リクルートの人はダメだよねと聞くと気になってしまう。冒頭のような言い方はしないまでもリクルートの人を採用したけどうまくいかなかった、リクルートの人はリクルートでしか活躍できないなどと言う人がいる。

こういった感想の違いが生まれる背景についてもう少し深堀していきたいと思う。

そもそもリクルート出身と呼べるべき人でない人が多い

リクルートは大企業故に社員も多く、卒業生の数はかなり多い。なお、リクルートも外資系のコンサルティングファームのように退職を卒業と表現する。近年ではベンチャー系の企業を辞める人も卒業と言っている。

さて、リクルート出身の定義について考えてみたい。

リクルート出身は、現在でいうところのリクルートキャリア、リクルートジョブズ、リクルートスタッフィング、リクルート住まいカンパニー、リクルートマーケティングパートナーズ、リクルートライフスタイル、リクルートアドミニストレーション、リクルートコミュニケーションズ、リクルートテクノロジーズにリクルートHDを加え、その他独立的に事業を展開している企業に在籍していた正社員を指すのではないだろうか。

今回の私が書くリクルートは上記の企業群だと思ってほしい。 再編があったので昔とは名前が変わっているので一部上記とは異なるだろうが、基本的には上記の会社の事業に含まれているはずだ。 さて、これを踏まえたうえで偽リクルートの特徴を書いていく。

リクルート"求人"広告代理店の人が元リクルートを名乗る 

リクルートの代理店、リクルートの求人広告代理店と呼ばれる企業が存在する。これらの企業はリクルートが自社で保有しているメディア(WEB、紙問わず)の広告枠を販売する企業だ。

もちろんリクルート社内でも広告枠を販売しているが、タウンワーク、ホットペッパー、ゼクシイ、じゃらん、リクナビ、SUUMOといったたくさんのメディアがありその一部を代理店が販売している。

問題は、その代理店に勤務していた人が元リクルートを名乗っている場合だ。厳密には、リクルートの広告営業といったり、リクルートのサービスの売り上げを作る仕事といったり、あたかもリクルートの社員と認識させる自己紹介やプロフィールを作っている。

かつて、大学生のとき、まさに上記のような偽元リクルート社員に出会ってしまい、リクルートの話をさも社員かのようにされたが、後からリクルートではない全然違う会社の人だと知ってなんともいえない気持ちになった。

同時にリクルートという会社は嘘をついてでも名乗りたくなるほどブランド力があるのかと思わざるを得なかった。

CV社員が積極的に元リクルートを名乗る

CV社員とはCareerViewの略であり、有期の契約社員だ。契約社員は多くのリクルート系の会社でCVと呼ばれる。

一部契約形態が異なっていたり、ほぼ同義の意味でも呼び方が違っている場合がある。 リクルートのCV社員は、見せかけの正社員登用可能な契約社員ではなく、数として多いわけではないが正社員に十分なれる。

そして一般的な契約社員に比べて優秀な人が集まってくる。 下記のデータを見てもらえると分かるが、CV社員でも倍率が30倍以上であるし実際入社できる人は優秀である確率が高い。そのため一般的な契約社員という形態とは少し異なると考えてもらって構わない。

リクルートキャリアの働き方データ | 企業情報 | リクルートキャリア - Recruit Career

一方で、このCV社員の人が積極的に元リクルートを全面に押し出しているのを見かけると残念な気持ちになる。正確には合っているのかもしれないが、感情として少し違うのではないかと思う。

そもそも契約期間も3年のためMAX3年しかいなかったにも関わらず積極的に名乗っていいものかと疑問をもってしまう。

もちろん働いていたのは事実なので難しいところか。 なお、CV職から正社員になれなくてもネット企業を中心に正社員で転職する人も少なくないためいい選択肢であることを付け足しておく。

一瞬で退職して元リクルート

リクルートキャリアをはじめ営業要員を大量に抱えているリクルートのカンパニーは、比較的転職が容易な時期もあった。

しかし入社してすぐに活躍できないと居づらくなり辞めてしまう。数か月で辞めた人が元リクルートの○○が教えるみたいに書かれてもリクルートの社員側からすると困るだろう。

マッキンゼーでも同様の話をよく聞くが、あの人はほとんどいなかったのに元マッキンゼーを名乗っているよね等、元○○問題はなくなることはないだろう。 さて、以上がそもそもリクルートの人が使えないという前に、リクルートと呼んでいいか怪しい人たちについてとりあげた。

そのうえで、本当の元リクルートの人が使えないのか考えてみよう。以降の元リクルートという単語は、偽元リクルートは入っていないものとして読んでいただきたい。

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変化をしたがるリクルート

リクルートは使えないというところをもう少し掘り下げると、実はリクルートの人が嫌い、もしくは自分とは合わないというのが理由ではないかと思う。

リクルート出身者、特に2010年以前に入社されている方たちは営業マンとしてのパワーと、変化への対応力がある。バリバリの体育会系の風土が強かったことと、2000年代に入ってから紙からWEBへ変化しないといけなかったという事情がある。

彼らは転職すると転職先の企業のやり方が悪いと思ったら積極的に変えようとつとめる。問題があると思ったり、もっといいやり方があると思ったりすると周りを気にすることなく、できる限りうまいやり方で変化を起こそうとする。

変化を好まない人が多い組織であれば、変化を起こしてかき乱そうとしてくる新参者へは抵抗があるだろう。これはリクルート出身者に限らないがリクルート出身者が変化を起こそうとする傾向にあるという点で書かせていただいた。

使えない一部のリクルート社員

実際に使えないと思われるリクルート社員についても考えてみよう。これはコンサル出身や大手企業出身者がベンチャーに転職した場合と同じパターンがはてはまる。 リクルートのやり方を過信しすぎて柔軟性がなく、転職先の組織のやり方に柔軟に対応できない場合がある。

いつまでも「リクルートでは~」「Rだと~」と言い続け転職先の人から嫌われる。 ベンチャー企業は特にそうだが、リソースが資金面でも人的面でも限られている中で大企業のように洗練されたオペレーションや、雑務をアウトソースするなど効率的にうまくやることはかなり難しい。

適応できない人が使えないと言われるのは事実であるだろう。その組織のやり方に染まりすぎるとほかで活躍できない問題も起こり続けるだろう。

 リクルート出身者を採用すべきか

リクルート出身者は優秀で活躍する人も多い一方、カルチャーフィットの面でゴリゴリの人に入社されても会社として困ると思われる人もいるだろう。

近年は、WEB重視のため、多岐にわたる職種や人材を採用しているため一概にリクルート色と言えないかもしれない。それでも営業が強い人材はやはり多く在籍しているため、勢いとパワーのあるスマートな人材を受け入れる会社側の土壌があるか怪しいかもしれない。

また、大企業にしては自由すぎる社風のため、しっかりした企業には規律やルールの順守と言う観点において守れない人が発生するだろう。

リクルートに入社すべきか

転職先の一つとしてリクルートはぜひ検討してほしい。様々述べてきたがリクルートに在籍していたことは少なからずメリットになることは多いだろう。

近年ではリクルートからコンサルに転職したり、コンサルや投資銀行からリクルートに転職したりと人材の動きがある。

ぜひ自己成長に重きを置く人には入社してもらえるとよいかもしれない。リクルートに入りたいときは、リクルート系のサービスをつかうよりも、他社の転職サイトに登録し、一般のエージェントからアドバイスをもらったほうがよい。

リクルート系の会社の採用はリクルートキャリアではあまりしていないのだ。(もちろん例はある)

【BIZREACH(ビズリーチ)】リクナビNEXT(外部エージェントを探すため)に登録しておくとよい。 今日は以上だ。

ちなみにコンサル転職なら、ビズリーチの利用と同時にアクシスコンサルティングを使ってほしい。

今日は以上だ。