20代~30代のキャリアを考えるブログ

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新年度に読みたい、おススメ本10冊を紹介する

新年度になるとあわただしくなり本を読まなくなることだろう。ぜひ新年度に読んでほしい本をピックアップした。長年の名著から最近された本まで紹介する。Kindleで売っていないものもあるのでご容赦してほしい。

4月には本を買い込んでおこう

環境が変わった中でも4月に本を読む習慣を続けている人は読書が習慣化されているので、知識を吸収する量が累計でみると大きく変わっている。無理やりでもいいので本を買い込んでおくと後で必ず一冊は読むのでおススメだ。その際、Kindleだとなかなか本が目につかないので物理的に目に見える紙の本を使ってほしい

おススメの本を紹介

多岐にわたるジャンルの本を紹介していく。自分には合わないと思う本もあるだろうが、一冊でも合う本があれば幸いだ。早速紹介していく

なぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる―

この本は紛れもなく名著だ。すでに3度読み返した。P&G、ダノン、ユニリーバ、日産を経て若くして資生堂のCMOを務めている音部大輔氏の著書だ。音部氏は実務のかたわら博士号を取得し、マーケティング業界の第一人者であるので講演がある場合は聞くに値する方だ。

本の内容は「戦略の定義」からはじまっている。戦略とは簡単に口にしているがふわっとした単語なので実際どのように使うべきなのか、そしてどのように使うのがビジネスに影響を及ぼしてくるのか知ることができる。

特に「時間的資源」「人的資源」といった項目が普段のビジネスにおいて意識をしっかりすることで大きなインパクトを残せるポイントだと思った。

実例もわかりやすく、想像がつきやすい。メーカーやWEB業界にいる人にはまちがいなく読んで欲しい一冊。2017年に入り、読んだ中で最高の1冊だった。社会人であれば読んでおいて損はないことは保証する。4月に入り、新しい議論の場でこの本の内容を活かした議論ができればあなたは評価されるだろう。

なぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる―

なぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる―

 

再起動 リブート―――波瀾万丈のベンチャー経営を描き尽くした真実の物語

 ループス代表取締役の斎藤氏が書いた著書だ。斎藤氏は業界では有名なので存在はもちろん知っていたがこれまでの起業経験がすさまじかった。

起業の世界に若くして入り込み成功も失敗も体験してきている。この本の魅力は失敗している内容をありのままに載せているところがすごい。某宗教団体に社員の多くが傾倒してしまい社内の技術と資金が流れてしまうなど恐ろしい経験をしている。

次々と襲いくる聞き、ショートする資金、働きづめの毎日、仲間の離反といった様々な起業ストーリーが凝縮されている。これほどまでにリアルに書いている本はなかった。

もしベンチャーに転職した新たに起業した方がいたら読んでほしい。大企業にいても読み物としておもしろい。読んだ後、なぜか心臓がどきどきして寝れなくなる一冊だった。野心にあふれた新年度に読んで、さらに気持ちを高めてほしいとおもう。

再起動 リブート―――波瀾万丈のベンチャー経営を描き尽くした真実の物語

再起動 リブート―――波瀾万丈のベンチャー経営を描き尽くした真実の物語

 

生物に学ぶイノベーション 進化38億年の超技術

人間をはじめ生物は長い時間をかけて環境に変化するように生きてきた(生きている)。その生物の進化過程で得られた知見を活かし、素材開発や研究開発対象としている事例が幾多もとりあげられている。

例えば、かたつむりの殻がいつもつやつや光っていることに着目し、汚れにくい成分に着目することで、汚れにくい建築素材の開発を行った。LIXILでは、トイレ用のプロガードやキッチン用のエクセラガードといった一般的に普及している製品もカタツムリの殻の技術から応用されている。

生物は何より無駄がない仕組みになっているためシンプルかつ最大限の効果を生み出す新しい商品を開発するために必要な情報を得ることができる。

外の生物を見る目が本書を経て変わった。進化過程に興味がある人は必見だ。変化にいかにして対応しないといけないか、自分自身で意識するようになった。ビジネスにおいても変化への対応力がないとすぐに競争に負けてしまう。

生物に学ぶイノベーション 進化38億年の超技術 (NHK出版新書)

生物に学ぶイノベーション 進化38億年の超技術 (NHK出版新書)

 

泥流地帯

発売は35年前なので多くの人が知っているかもしれないが、下手な自己啓発書より、おすすめしたい。内容は想像がタイトルが想像がつく通り、泥流に襲われ、数々の苦難を乗り越えていく過程が描かれている。

舞台は大正時代の北海道。貧しさの中生き抜き、理不尽なことも耐え自分を強くもっていく兄弟の強さが印象的です。特に私は次男耕作に感情移入しました。

みなさまも理不尽なことも多い毎日ですが、その中でどう耐えていき、光明を見出すか心の持ちようを変えてくれる本です。私自身この本を読むと初心に帰るので新年度に読んでほしいです。

現在の若い方は読んだことない、知らないという方が思いのほか多いのでもし読んだことなければぜひ手に取ってください。内容的に重すぎる小説なので、ぜひ時間があるときに読んでください。

泥流地帯 (新潮文庫)

泥流地帯 (新潮文庫)

 

アカマイ 知られざるインターネットの巨人

アカマイという企業をしっているだろうか。 インターネットの裏側を支える会社だ。Google,Facebookが表のインターネットの世界であれば、アカマイは裏の世界といったところか。アカマイ社のサービスがWEBサイトに流れる情報負担を軽減している。かつて、アカマイ社のサービスだけがサーバーダウンしなかったことがあり注目を浴びた。

インターネットの仕組みを知ることができるため、IT業界にいる人は必見の本だ。IT業界にいなくても普段からインターネットを使う方にとっては興味深い内容だろう。情報の流れ、また情報をどのように制御していくかおもいつかないような発想ばかりだった。

Kindleで購入したのに一年以上読んでおらずたまたま見直していたら面白かった。もっと早く読んでおけばよかったと後悔する内容だった。

アカマイ 知られざるインターネットの巨人<アカマイ> (角川EPUB選書)

アカマイ 知られざるインターネットの巨人<アカマイ> (角川EPUB選書)

 

沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲

新年度になるとWEBサイト運営の担当者になる人も多い。大手メーカーだとど素人をWEBマーケティングのポジションにして自社サイトで商品のPRをしてくれなどと無茶ぶりがきている。

そんなときに最初に読んでほしいのがこの本だ。著者の松尾氏は有名な方で解説がとにかくわかりやすい。WEBサイトでマーケティングするにあたって何から考えていかなければいかないか、そして具体的にどのようにするかが事細かに書かれている。

ここまで実践的で入門編から入れる本は他に知らない。WEBマーケティング初心者にはうってつけの本だ。

ちなみにマンガ形式になっており読みやすい。マンガ形式のものはどうも信用ならなかったが、知人の凄腕のデザイナーから読むように言われて読んだら大当たりだった。すぐに読めてかつ知識を大量にインプットできるのでおススメしたい。

沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション

沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション

 

グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ

グーグル本はたくさん出ているが、中に入りこんで恐らくかなりの確度で真実に近い内容を伝えている本は本書だ。グーグルがどのように誕生し、技術者の集団をどのように売り上げ、利益をあげる組織に変貌させていったかが垣間見える。

ラリーペイジ、セルゲイプリンの生い立ちそして出会いから、エリックシュミットの経営参画そして、競合との熾烈な競争の様子が刻まれている。この本を読んだらある程度グーグルのことがわかったといっても過言ではないだろう。

FacebookCOOのシェリルサンドバーグや元ソフトバンクの社長候補だったニケシュアローラ氏の名前も登場してくる。本を読んでいて、知っている名前ばかりでグーグルがいかにすごいかを思い知らされた。

組織の在り方や技術者のまとめ方、天才との違いを感じれる。たいてい本を読んだ時は「俺でもできそう」という思いが少なからずあるが、ことグーグルに関していうと自分は同じ土俵では勝負することすらできないなぁと関心させられた。

グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ

グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ

  • 作者: スティーブン・レヴィ,仲達志,池村千秋
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2011/12/16
  • メディア: 単行本
  • 購入: 8人 クリック: 447回
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デザイン教室

デザインの重要性はますます増してきている。そのため私のようなデザインの素人でもデザイン領域のことは理解しておいたほうが、得することが多くなってきた。簡単なデザイン力をアップするためのトレーニングがある。モノの見方が変わるのでぜひモノが好きな方には読んでほしい。

また、デザイナーと働くときに指示が出しやすくなると思うので、一度パラパラと読んでみて行かせそうなところがあったら拾ってほしい。

下記2冊ともよいので見てみてほしい。プロのデザイナーには恐らく物足りない内容かもしれないのでご注意を。

デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング

デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング

 

 

デザインの授業 目で見て学ぶデザインの構成術

デザインの授業 目で見て学ぶデザインの構成術

 

夢をかなえるゾウ

 典型的な自己啓発本だろうか。この本のことを批判する人も多いが、書き方が少々怪しいだけで、中身はいい。

4月から環境が変わり、自分を一新したいときは、このようなやや自己啓発的な本は読んでおいても損はない。人間はそうそう簡単には変わらないのである程度は自己啓発本に動かされてもよいと考える。

夢をかなえるゾウは主人公の変わる姿に自分を投影できるストーリー構成になっているのが他の自己啓発本との違いだろう。

自分目線にたって読み進められるかどうかはその本のクオリティを決定する。その点において内容は他書と変わらないが身につく度合が違うはずだ。

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

 

若田光一 日本人のリーダーシップ

若田光一氏は日本人宇宙飛行士の中で過去最高にリーダーシップを備えていると言われている。カリスマ性があるといったわけでもなく、宗教的な教祖のようなリーダーシップでもなく、ごく普通の技術者だった若田氏がどのようにNASAで評価されるようになったか知ることがでる。

若田氏自身も多くのミスをしており、 ミスをどうリカバリし次にどのように失敗しないかに注力している。多国籍のエリート宇宙飛行士を束ねることの難しさ、一つの指示が命取りになる宇宙での迫りくる判断を通して成長してきた若田氏のリーダーシップの在り方がわかる。

新年度になり、リーダーの役割を任ぜられた人もいるかと思うが、若田氏のようなリーダーシップは決して特別ではなく再現性の高いものだと本を読んでいて感じた。学ぶべき点が多いので読んでみてほしい。

若田氏のようにNASAから評価される宇宙飛行士は向こう何十年も出ないのではというくらいの方だ。現役のうちに注目しておいていただきたい。

若田光一 日本人のリーダーシップ (光文社新書)

若田光一 日本人のリーダーシップ (光文社新書)

 

たくさんの本を紹介して

たくさんの本を読んだなかでよいものを紹介させていただいた。特に新年度向けのものを選んだつもりだが、一年中読めるものもあるのでとりあえずゴールデンウィークにまとめ読みをして知識を増やしてほしい。 

特に冒頭で述べたなぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる―はおススメの一冊なので迷ったらこれから読んで欲しい。

本日は以上だ。