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20代~30代のキャリアを考えるブログ

若手を中心としたキャリア構築について思ったことをつらつら書いていきます。

ソーシャルゲーム業界に飛び込んだ高学歴新卒の末路

キャリア相談室 ベンチャー

ソーシャルゲーム業界には多くの人材が飛び込んでいった。高収益を背景に、会社が成長したため、採用費に莫大なコストをあてることができたため優秀な人材がとれた。GREE、DeNAがその代表格だろう。ソーシャルゲーム業界に行った新卒はどうなったのか迫ってみた。

ソーシャルゲーム業界の若手離職率は比較的高い

ソーシャルゲーム業界に多くの人材が飛び込んで、ソーシャルゲーム業界の株価の暴落に巻き込まれ、学歴が活かせないひどい人生に….と思っている方もいるだろう。実はソーシャルゲーム業界、モバゲー、グリーのプラットフォーム企業でない企業に飛び込んだ人たちも現在も多く活躍している。

離職率が高いのは事実であるが、ゲームをやってみてやっぱりつまらなかったということで次のキャリアを求めて転職している。 

ソーシャルゲーム業界に飛び込んだ高学歴人材

突如、2010年以降から東大京大、慶應、早稲田からDeNAをはじめとするソーシャルゲ

ーム業界に飛び込む人が増えた。

こちらの東大新聞のデータをみてほしい。並み居る企業の中にディー・エヌ・エーが割り込んできたのだ。驚く人も多く、ニュースになったくらいだ。DeNAのみならずGREEやKLab、mixiといった企業に数多く就職していった。冒頭に述べた通り、ソーシャルゲーム業界はIPOで得た資金と高い粗利率を背景に採用ブランディングに投資をし、優秀な学生を採用することができた。 

入社後の彼らの多くが驚いたのは社内の羽振りのよさだ。創業期もしくは創業数年後からいたメンバーは上場によって多額の資産を得た。1億円を超える人間が1人や2人じゃないくらい発生した。エンジニアもビジネスサイドも気前のいい人が多く、社内環境もよいため多くの新卒にとって、目指すべき対象と優秀な仲間がいたため納得感のある進路になった。

一方、コンプガチャ規制によって一部のソーシャルゲーム企業では、配属が生産性もなくつまらないところに飛ばされたり、チャレンジングな仕事ができず運用ばかりになったりといった事例もあり、彼ら、彼女らはすぐに転職していた。

上記の第一次転職ブームはコンプガチャ規制後に起こった。

やはり地頭が評価されるソシャゲ―企業の若者

ソシャゲ―企業の若者は、コンサルやリクルート、大手メーカーにも転職している。東大、京大を出て学生時代コンサルの内定も獲得、入社後も競争環境で深夜まで目の前の仕事に没頭しているポテンシャル層を企業側が欲しがらないわけがない。選考を受けると彼らの層はあっさりと転職の内定を獲得していった。

そして、ソーシャルゲームでの経験を活かし、現在のポジションで活躍している。DeNAからは、少し前の世代にはなるが、Donuts、アカツキ、QuipperといったDeNA出身者が勢いのあるベンチャー企業を作り活躍しはじめている。

GREEであれば、同じく起業であったりスタートアップに参画(ジョインとも言う)したりする層もいる。GREEの方々はビジネスもエンジニアもとても優秀でありながら、かつ少し危ない匂いがあり、どこか魅力的な感じがある。なぜだかはわからないが、エリート臭がそこまでしない。

ソーシャルゲーム業界の仕事

ソーシャルゲーム業界での仕事はとにかく経験として役にたつ。リアルタイムで変化する、ユーザーの動向、トラフィックをつかみとるため想像以上の変化への対応力が身につく。またデータの量もすごいためデータ分析能力が尋常じゃないくらい必要だ。加えて、ヒットした作品がでたらそれの良い点を徹底的にマネし次のヒット作を生み出す、マネする力も身につく。かつ、企画スピードが命であるため、とにかくトライアンドエラーで様々なことを行う必要がある。エンジニアであってもインフラが強くないとサービスが死んでしまうので必死にやる(イベントの時の大変さは業界の方なら知っているだろう…)

最近であれば、アプリ(特にiOS)に強い人材をビジネス、エンジニア問わずソシャゲ―業界から輩出しているため他社で活躍できる。徹底したKPI管理の手法もソーシャルゲームの方が進んでいる。 

このように一見、みながやらないゲームを”ガチ”でやることで他の領域でも通じるビジネス力が養成されていくというわけだ。業界で培った能力を、次の業界で生かしている。意外に思われるかもしれないが、DeNAには教育をやりたいと言っている方はとてもいて、DeNAでの経験を活かして教育をはじめとする次のフィールドで戦っている。

ソシャゲ―に入った人たちから学べること

1.優秀な人たちが集まる業界は成長できる

ソーシャルゲーム業界は、ゲーム好きではなく、頭のいい人間が集まっている。その結果、ゲーム好きのためのサービスではなくなったかもしれないが働く側としては、いかに儲かるかというサービスが作れるかという観点において優れた人たちと働ける。

個人的な意見を述べると、ヘルスケアはヘルスケアに思いやりのある人、ゲーム業界がゲームに思いいれのある人にしてほしくはある。

2.これから伸びる業界にいた方がいい

ソーシャルゲームが爆発的に伸びる前に業界に入った人はストックオプションでウハウハになった。一方2010年代に入ってから業界に飛び込んだ世代は基本給こそ高いものの決して億単位のお金が入ることはない。

つまり、お金がたくさんほしい方はこれからIPOが続出し産業が伸びるところにいた方がいい。フィンテックなのかIoTなのか、AIなのか、health techなのかはわからないが。ドローン業界に飛び込んでも、もしかしたら成長しないかもしれない。

3.何をやるかより、何を学べたか

ゲームという一見つまらなそうなことでも上述の変化への対応や、大量のデータ分析能力、稼げるところを見つける能力といった結果的に学びが多く成長しそうなことをやるとよい。外資系のコンサルといって、システムのパッケージ導入だけやっていても汎用性のあるスキルが身につかず、市場価値があがらなくなってしまう。

今後、ゲームを作っていた人は何をするのか?

一生ゲーム業界で食べていく人はよほどゲーム好きではない限り稀だろう。そのため、モバイル領域で専門性をのばしつつ何かしらのWEBサービスに関わっていくだろう。同様のIT業界で転職を検討しているなら以下のサイトにまずは登録してみよう。

1.Switch.

SwitchはFacebookを利用したサービスだ。インターネット系の企業からオファーがよくくる。ソシャゲ―系の企業はあまり多くない印象だ。WEBサービス系の企業が多い。

2.LiBzCAREER

女性向けでネット系の企業が強い。

3.転職サイトの【BIZREACH(ビズリーチ)】

ビズリーチはなんと、ベンチャー社長が本当に直接メッセージ送っている。数通しか送らない社長もいて、そこから採用につながることもあることを覚えておいてほしい。それだけコンバージョンがいいのかと話を聞いて思った。

以上だ。

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