20代~30代のキャリアを考えるブログ

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若手を中心としたキャリア構築について思ったことをつらつら書いていきます。

ソーシャルゲーム業界に飛び込んだ高学歴新卒の末路

ソーシャルゲーム業界には多くの人材が飛び込んでいった。高収益を背景に、会社が成長したため、採用費に莫大なコストをあてることができたため優秀な人材がとれた。GREE、DeNAがその代表格だろう。ソーシャルゲーム業界に行った新卒はどうなったのか迫ってみた。

ソーシャルゲーム業界の若手離職率は比較的高い

ソーシャルゲーム業界に多くの人材が飛び込んで、ソーシャルゲーム業界の株価の暴落やWELQ問題に巻き込まれ、学歴が活かせないひどい人生に….と思っている方もいるだろう。GREE、DeNAをはじめとするソーシャルゲーム業界、モバゲー、グリーのようなプラットフォーム企業でない企業(KLabやサイバーエージェント等)に就職した人たちも現在も多く活躍している。

一方、離職率が高いのは事実であるが、ゲームをやってみてやっぱりつまらなかったということで次のキャリアを求めて転職している。 ソーシャルゲーム業界はゲーム以外に取り組もうと躍起になっており、その1つの問題がDeNAが運営するキュレーション問題として顕在化した。ゲーム以外の収益を稼ごうとするあまり、強引なビジネスを展開してしまったのだ。

ソーシャルゲーム業界に飛び込んだ高学歴人材

突如、2010年以降から東大、京大、慶應、早稲田さらには海外の有名大学からDeNAをはじめとするソーシャルゲーム業界に就職する人が増えた。

こちらの2014年に発行された下記の東大新聞のデータをみてほしい。

http://www.todaishimbun.org/wp-content/uploads/2014/06/Screen%20Shot%202014-06-18%20at%2010.44.58-thumb-600x600-440.png

(参照:13年度就職状況 三大銀行上位占める - 東大新聞オンライン)

並み居る企業の中にディー・エヌ・エーが割り込んできたのだ。驚く人も多く、ニュースになったくらいだ。DeNAのみならずGREEやKLab、mixiといった企業に数多く就職していった。ちなみに東大新聞にのっているビービットという企業はベンチャー企業であるが東大生を多く採用している企業として有名だ。WEBサイトのコンサルティングを行っている。直近ではUIUX領域の強みをアピールし継続的に優秀な人を採用している。

冒頭に述べた通り、ソーシャルゲーム業界はIPO(株式上場)で得た潤沢な資金と高い粗利率による現金収入を背景に採用ブランディングに投資をし、優秀な学生を採用することができた。 

入社後の彼らの多くが驚いたのは社内の羽振りのよさだ。創業期もしくは創業数年後からいたメンバーは上場によって多額の資産を得た。1億円を超える資産を築いた人間が役員数人だけでなく一般社員にまで発生した。規模は違えどまるで2000年頃のシリコンバレーのようだった。

エンジニアもビジネスサイドもお金があるため気前のいい人が多く、社内環境もよく多くの新卒にとって、目指すべき対象と優秀な仲間がいたため納得感のある進路になるのはごく自然なことだった。

一方、コンプガチャ規制によって一部のソーシャルゲーム企業ではせっかく就職したのに配属が生産性もないつまらないところに飛ばされたり、チャレンジングな仕事ができず日常業務を運用する仕事ばかりになったりといった事例もあり、彼ら、彼女らはすぐに転職していた。

上記の第一次転職ブームはコンプガチャ規制後に起こった。転職先はどのようになったのだろうか。

やはり地頭が評価されるソシャゲ―企業の若者

ソシャゲ―企業の若者は、戦略コンサルやリクルート、大手メーカーにも転職している。東大、京大を出て学生時代コンサルの内定も獲得、入社後も競争環境で深夜まで目の前の仕事に没頭しているポテンシャル層を企業側が欲しがらないわけがない。選考を受けると、あっという間に転職の内定を獲得していった。地頭がよく転職以降が高い層はソーシャルゲーム業界にもっともいたので転職エージェントも彼らに積極的にアプローチしていった。

転職した人たちはソーシャルゲームでの経験を活かし、現在の会社のポジションで活躍している。DeNAからは、少し前の世代にはなるが、Donuts、アカツキ、Quipper(リクルートが買収)といったDeNA出身者がベンチャー企業を作り活躍しはじめている。

GREEであれば、同じく起業であったりスタートアップに参画(ジョインと言う方がいいだろうか)したりする層もいる。GREEの方々はビジネスもエンジニアもとても優秀でありながら、かつ少し危ない匂いがあり、どこか魅力的な感じがある。なぜだかはわからないが、エリート臭がそこまでしない。実際に新卒における学歴もDeNAに比べると落ちている。(だからといって優秀でないというわけでは全くない。)

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ソーシャルゲーム業界の仕事

ソーシャルゲーム業界での経験は転職先でも役にたっている。リアルタイムで変化する、ユーザーの動向、トラフィックをつかみとるため、ユーザーが想像する以上に変化へ対応しないといけない。日昼夜問わずイベントに張り付いてリアルタイムで解析をしている人たちはキレ者ばかりだ。

加えて、データの量も莫大であるためデータ分析能力が尋常じゃないくらい必要だ。また、ヒットした作品がでたらヒット作の良い点を徹底的にマネし次のヒット作を生み出す、マネする力も身につく。マネする力はビジネスにおいてもっとも重要な資質の1つであることはいうまでもない。

かつ、企画スピードが命であるため、とにかくトライアンドエラーで様々なことを行う必要がある。とりあえずやってみよう的な思考もある。(数字や論理がしっかりしていることは大前提であるが。)エンジニアであってもインフラが強くないとサービスが死んでしまうので必死にやる(イベントの時の大変さは業界の方なら知っているだろう…)

最近であれば、アプリ(特にiOS)に強い人材をビジネス、エンジニア問わずソシャゲ―業界から輩出しているため他社で活躍できる。今でこそアプリは普及しているがソーシャルゲーム業界でいち早くアプリに取り組んでいた人たちは市場価値が高くフリーランスでかなり稼いだ人もいた。徹底したKPI管理の手法もソーシャルゲームの方が進んでいる。 

このように一見、みながやらないゲームを”ガチ”でやることで他の領域でも通じるビジネス力が養成されていくというわけだ。ソーシャルゲーム業界で培った能力を、次の業界で生かしている。

意外に思われるかもしれないが、DeNAには教育をやりたいと言っている方はとてもいて、DeNAでの経験を活かして教育をはじめとする次のフィールドで戦っているのも事実だ。DeNAはとくにダイバーシティにあふれており(新卒レベルの学歴の多様性こそないが)、中途で欲しい企業も数多くある。

ソシャゲ―に入った人たちから学べること

1.優秀な人たちが集まる業界は成長できる

ソーシャルゲーム業界は、ゲーム好きではなく、頭のいい人間が集まっている。その結果、ゲーム好きのためのサービスではなくなったかもしれないが働く側としては、いかに儲かるかというサービスが作れるかという観点において優れた人たちと働ける。

個人的な意見を述べると、ヘルスケアはヘルスケアに思いやりのある人、ゲーム業界がゲームに思いいれのある人にしてほしくはある。ゲーム好きな人が作る作品は随所にこだわりがあってユーザー視点があっておもしろい。ただ儲けるだけのサービスでないことは重要だろう。

2.これから伸びる業界にいた方がいい

ソーシャルゲームが爆発的に伸びる前に業界に入った人はストックオプションでウハウハになった。一方2010年代に入ってから業界に飛び込んだ世代は基本給こそ高いものの決して億単位のお金が入ることはない。

つまり、お金がたくさんほしい方はこれからIPOが続出し産業が伸びるところにいた方がいい。フィンテックなのかIoTなのか、AIなのか、health techなのかはわからないが。ドローン業界に飛び込んで市場が伸びないために、もしかしたら成長しないかもしれない。

3.何をやるかより、何を学べたか

ゲームという一見つまらなそうなことでも上述の変化への対応や、大量のデータ分析能力、稼げるところを見つける能力といった結果的に学びが多く成長しそうなことをやるとよい。外資系のコンサル(実質のITコンサル)といって、システムのパッケージ導入だけやっていても汎用性のあるスキルが身につかず、将来事業会社で活躍したいと言っているのに、事業会社視点で市場価値があがらなくなってしまう。

今後、ゲームを作っていた人は何をするのか?

一生ゲーム業界で食べていく人はよほどゲーム好きではない限り稀だろう。そのため、モバイル領域で専門性をのばしつつ何かしらのWEBサービスに関わっていくだろう。基本的に同様のIT業界で転職を検討することが多い。IT業界での転職なら以下のサイトにまずは登録してみることをすすめる。その他の業界に転職したい場合のおすすめも紹介する。

登録してほしいサービス

GEEKLY

GEEKLY は転職エージェントであり、WEB/IT領域にかなり強い。求人を多数もっているのでできるだけ多く紹介してもらうとよい。

転職エージェント自体は非常に丁寧だ。ただし、若い方が多いので業界で20年以上働いている凄腕転職エージェントに比べると業界の知見量で負けてしまう。

それでも求人を見に行くだけの価値が十分にある会社なので一度足を運んでほしい。渋谷駅から近い。また、遠方なら電話での対応もしてくれる。オフィスの中もきれいだ。

転職サイトの【BIZREACH(ビズリーチ)】

BIZREACHはなんと、ベンチャー社長が本当に直接メッセージ送っている。数通しか送らない社長もいて、そこから採用につながることもあることを覚えておいてほしい。それだけコンバージョンがいいのである。また、ポジションアップを狙っている人にもCXOポジションでの採用がくることもあるのでぜひのぞいてほしい。登録して来るスカウトを眺めてほしい。

リクナビNEXT

転職がはじめての場合は最初に登録しておくべきサイトとして推奨したい。転職初心者にも優しくなっているのでリクナビNEXTに登録し一人は転職エージェントにあってみると良いだろう。

DODA  

大手への転職を少しでも検討していたらDODAがよい。大手クライアントとがっつり手を取っている営業マンが多く他社にはない案件がある。インテリジェンス社の営業マンの強さはリクルートにもひけをとらない。

転職先の候補が1つでも見つかると幸いだ。

今日は以上だ。