20代~30代のキャリアを考えるブログ

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若手を中心としたキャリア構築について思ったことをつらつら書いていきます。

実は勝ち組?!ジョブホッパ―の優れたキャリア構築戦略

ジョブホッパーと聞くと、採用側からすると印象が悪いのではないだろうか。働いている方々もジョブホッパ―にならないように気を付けているだろう。実はジョブホッパ―であること自体は問題ないことを述べたい。

 

ジョブホッパ―の定義

ジョブホッパ―とは3年以内の転職を何度も繰り返し、30中盤にして、6,7社経験している人のことを言う。ジョブホッパ―は、1年以内の転職も経験している人が多い。実をいうと、ジョブホッパ―は採用市場で価値がないかというと全くそういうことはなく、場合によっては良い人材とみなされることがある。今日はジョブホッパ―について述べたいと思う。

 

ジョブホッパ―になる理由

ジョブホッパ―になる理由は様々だが、今いる仕事が飽きた、よりよい条件でオファーがきた、今の職場が嫌になった等々があげられる。3回以上転職をしていると躊躇なく、転職を繰り返し何かあればすぐに見限って次に進む。

 

ただし、ジョブホッパ―になるためには採用する企業がいるのだ。企業がジョブホッパ―でも採用する理由としては下記がある。

1.人材が不足している

ベンチャーでは誰でもいいから人手が欲しいときがある。一定のラインさえ超えれば誰でもおしすすめていく。カルチャーフィットも見ないためジョブホッパ―は採用されやすい。

2.該当のジョブホッパ―のスキルが希少価値が高い

ジョブホッパ―はタイミングのいい会社ばかりに行くので先進的かつ希少価値のあるスキルを身についている。気づくと業界内にジョブホッパ―しか身に着けていないスキルさえ存在する。

3.短期的な在籍でも構わないので、成長フェーズにあたって力を貸してほしい

離職率の高いベンチャーは一年でいいので、成長フェーズを助けてほしいという半ばバイト的な形で採用されることもある。この場合、1年働いて辞めてもらっても構わないスタンスなので、ジョブホッパ―の方がむしろ好まれる。 

勝ち組のジョブホッパ―はなぜ生まれるのか?

 ベンチャー企業を中心に上場している役員を見てほしい。10社近く経験して役員としてストックオプションをもらって、成功している人がいる。一社あたり、1,2年も数社あるにも関わらず上場でナンバー2,3のポジションを獲得している人がいる。

 こういった例に限らず、一社あたりの在籍年数が非常に短いにも関わらず、採用され続けポジションをあげている。

彼らの転職の流儀は「年収を絶対に下げないこと」

ともすると文句をすぐに言う人種に見えがちだが、意外にもキレやすいタイプはジョブホッパ―、特に成功ジョブホッパ―には少なく、彼らなりに戦略的にキャリア構築をしている。特に転職の際に年収にはとてもこだわる。最初の入社時の年収にとにかくこだわり、年収をさげないどころか、基本的に上げる方向で転職をすすめる。

短期間しかいないことが多いため、入社時の年収は大事なのだ。入社時の年収交渉と一年働いた時の年棒交渉では、前者の方が交渉しやすく年収があがりやすい。採用する側は入社前の人間には幻想を抱きがちなので、期待を込めて年収をあげる。

 これによってジョブホッパ―は年収を上げ続ける。こうして15年も勝つころには同業の中でも年収が高めになっていることが多い。金融業界含め、どの業界でもこのようなジョブホッパ―は存在する。年収があがらないと判断したら、すぐにそこの会社への転職をあきらめる。

彼らは選択肢を必ず多数そろえているので自分の条件に合うところが見つかるまで転職しない。逆に言うと見つかった瞬間にそうそうに転職する。迷いがないことが多く、仕事の面においてもさっぱりしている人が多く意外にもチームが機能する。

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転職エージェントから見るジョブホッパ―

転職(人材)エージェントはジョブホッパ―が大好きだ。なぜなら転職してもらえる確率が高いためお金になるからだ。ジョブホッパ―は給料もそこそこあり、選考対策も自分でできて、転職をしてくれるため、好んで案件を差し出す。

そのため転職未経験の人よりもジョブホッパ―に良い案件が流れる現象さえ起きてしまうのだ。ジョブホッパ―というのは世間が思っているほど評判が悪くない面もある。

ジョブホッパ―の方は、自信家でオラオラしている人というより、ややおとなしめで客観的に物事を見れる人の方が多い。いざジョブホッパ―になっても意外とうまくやっていけることをしっているのでどんどん転職していく。

自信家で根拠がないハッタリをかましている人は転職ができない。そして彼らはできたたおしても社内ですぐうまくいかず次こそ転職できなくなるパターンが多い。

逆転現象もある。例えば、35歳転職未経験大企業勤務と、35歳、転職5回の方だったら後者の方が転職しやすい。前者は転職経験がないことからうまくやっていけるのかという不安さえ出てくることがあるのだ。もちろん業界ナンバーワン企業で活躍しているプレイヤーであれば、転職未経験のほうが好まれるのだが。

このようなパターンもあることを覚えておこう。だからといってとりあえず一回は転職しようという野暮なことは言わない。

そう、“プロ”ジョブホッパ―と素人ジョブホッパ―が存在するのだ。

好奇心旺盛なジョブホッパ―

何でもやりたがるジョブホッパ―も存在する。次々とキャパを超えるくらい手をだしていき、どれも中途半端に終わる。こんな人はいないだろうか?このような人は実はジョブホッパ―界では成功している。興味を持ちすぎている一方、行動の総量が大きいため、スティーブジョブズでいうconnecting the dotsの瞬間が訪れるのだ。

何でもやって、がむしゃらにやっていたら、いつか結びついて、それが市場価値を高める専門性になるのだ。嫌なことを我慢するより好きなことにどんどん飛びつくのも決して悪くはないということを覚えておこう。 

ただし、できる限り、相関性のあるものに飛びついたほうがいい。まぁ、興味の向く方向に本能のまま行動する人はそのようなことは考えないか。

ジョブホッパ―になってもいいのか

答えはノーだ。一度ジョブホッパ―界に足を踏み入れたらいいかもしれないが、転職がクセになるし、組織でがんばる喜びは得られなくなる。いうなればフリーランスみたいな形だ。そのくせフリーランスと違い、最後の責任は会社が負うので、ポテンシャル以上の成長がなくなる。

ジョブホッパ―は優秀な人が多いので長期間腰を据えてじっくり働けばとんでもない成果がでそうな人を見てきた。だが、ジョブホッパ―になったばっかりに残念なことになってしまっている。

ジョブホッパ―になっても生きていけるし、それほど気にしなくてもいい。ただ、素晴らしい組織を作る喜びも体験したかったり、もっと自分の力を極限まで伸ばしたかったりする場合は、じっくり腰をすえてがんばる経験がほしい。

人間なので飽きるだろう。それでもジョブホッパ―になっていないならとどまってほしい。

 

ジョブホッパ―はマーケットに敏感

ジョブホッパ―の方と数十名お会いして感じたのは、彼らは転職エージェントから情報を常に得て、転職サイトをかなりチェックしているということだ。私の勝手なイメージでは知り合いづてや過去のエージェントに頼ると思いきや、ビズリーチや、新しい転職サイトに登録して、常に情報を探しているといっていた。

 

そのため、新興の転職エージェントにもバイアスなくあってどんどん吸収していく。ある意味人材業界に精通しているのはジョブホッパ―なのかもしれない。

紹介転職サイト:

1.BIZREACH(ビズリーチ)

2.業界最大級の求人数と豊富な非公開求人!/DODA  

3.転職エージェントのパソナキャリア

4.Switch.

それではまた明日。