20代~30代のキャリアを考えるブログ

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若手を中心としたキャリア構築について思ったことをつらつら書いていきます。

【各業界解説】高学歴新卒就活における企業の選び方|2018卒版

本来20代のキャリアということで中途向けに本ブログを執筆しているのだが、大学生も多く読まれ問い合わせがきているので新卒向けに本日は執筆させていただきたい。内容は新卒の企業の選び方だ。就活も3/1より解禁した。

やりたいことなんてわからない

~の仕事を人生賭けてやっていきたいという人はどれくらいいるだろうか?おそらく何もやりたいことは決まっていないだろう。それは恥ずかしいことではなく、当然のことだ。就労経験もないのに何がやりたいかなんてイメージレベルでしかわかなくて当然だろう。

 さて、このような中でどのように企業を選んでいけばよいだろうか。~がいいと言うつもりはないが、それも卑怯なので専門性の身につく外資系企業を薦めたい。だが、できる限りフラットに意思決定の材料を提示する。

業界を見ていく。ちなみに外資系企業はもう選考がほとんどおわっているので今回は対象外とさせていただく。国1も今回は対象外とさせていただく。

業界ごとの特徴と選考対策方法

総合商社

入社難易度:☆☆☆☆ 

三菱商事、伊藤忠商事、三井物産の3社が実質的に3大商社となっている。給与の高さが魅力的だ。給与テーブルがしっかり決まっており、若い間から年収がかなり高い。2年目で残業代入れて800万円を超える人もおり、高給取りがうまれる。残業が減ると、20代後半~30歳になるまで、1000万円はこえない。

寮に入ると家賃補助も出るためお金が溜まるはず…なのだが、貯金がスズメの涙しかない人が大量にいる。どうなっているのだろうか。

海外に確実に行けるので、海外志向の人にはおススメだ。管理部門であれば、ニューヨーク、ロンドン、シンガポールといった先進国である可能性も高い。

採用は、6/1からの短期決戦だ。OB訪問しているからといって受かるわけではない。むしろフラットに見てくる。特に、3大商社であればなおさらだ。商社も各社100~170,180人の採用をするが、順番がつけられている。優秀な人は早期に合格し、後々の配属も有利になる。早めに受かった人だけの囲い込もあるくらいだ。

だが、対策はOB訪問をしてほしい。そしてIRを徹底的に読み込もう。事業が多岐にわたりすぎて自社の人もわかっていないくらいなのでとにかく調べておこう。体育会系が有利というのは本当であるが、体育会系で受かる人たちはTOEIC900点を超えている人が多い。TOEIC400点で受かった人もいるが、甲子園ベスト4とか、高校サッカー選手権ベスト4でていた、大学の競技日本一、日本代表とかとんでもない経歴の人だ。だまされないようにしよう。

広告代理店

入社難易度:☆☆☆☆

広告代理店といっても就職活動生がいっているのは、電通、博報堂、たまにADKのことか。

電通の過労死事件もなんのその、人気が継続している。年収も商社に準じており、残業代込で2年目で800万、20代後半で1000万円はいく。ただし、残業が規制されたた影響で年収はさがる。電通事件から1年たっていないので、現在の年収については述べることは控えるが確実に下がっている。

電通はコネ入社と揶揄されているがそんなことはなく、一般枠もそれなりにある。コネ入社できるのは、財閥、政界の直系子弟なので、遠縁だと落ちることも良くある。今年も有名人の子弟が入っているが、優秀な方々が多い。

コネ入社は基本的に優秀だ。そして、インターン経由で採用している人も多いため、トータルでみるとコネの方が少ない。インターンで社員と仲良くなっていることをコネなどとひがんでいるだけで実際はそんなことはない。

商社や外資系を辞退して入る人もいる。 

ちなみに電通はデジタル領域が弱いのでデジタル志望でデジタルに詳しいといいのではないかとひそかにおもっている。(これは中の裏付けがあるデータではない私の考えである)

博報堂はなおさらコネは少ない。博報堂も素晴らしい人材がとれており、外資系を辞退して入社する人もいる。博報堂も多様な人材で、電通とは雰囲気の違った感じだ。ただ、電通に行きたかったという人も少なからず多い。

広告代理店に入るためには、OB訪問と日ごろからの観察眼が必要だ。どれだけ日常の変化に目を向けられるかが大事だ。例えば、広告代理店はテレビの枠を買って大きな収益を得ている。そのためテレビのCMを見ていることは大事だ。

JTは、タバコを扱っているので、製品自体のTVCMができない。そのため、JTという企業名を出して、アナザースカイというテレビ番組をしている。じゃあ、何のためにしているのか?等々を日々考えているか見られる。(私がアナザースカイが好きなだけでここで取り上げた。この問自体は簡単だろう)

広告代理店は激務なのでとにかく気合をいれて覚悟して入社しよう。激戦なので受かるためになんでも努力しよう。 

インフラ

入社難易度:☆☆☆

東京電力、JR東海、JR東日本、東京ガス、NTT東日本(NTTは通常通信に分類されるが属性が似ているためこちらで)といった企業が該当する。

まったり高給で、終身雇用の会社だ。転職マーケットにも出てこないし、MBAに派遣でいっているが、外国人と競わない、典型的な社費MBAの人を生み出すのがこの業界だと考えている。

まったり高給のため人気がある。学歴も高く、おとなし目で頭の切れる人がそれなりに多い。終身雇用で、安定した生活を送るならすすめたい。やはり安定した企業というのは素晴らしい。ただし、東京電力のようなことは予想できなかったはずなので、最悪、何かあることを想定して入社しよう。

給与は残業が少ない関係で、商社、代理店ほど高くないが、飲み会が少ないことを考えると時給単価はかなり良い。

入社対策としてはオーソドックスな面接なので自己PR、志望動機をとにかく練ろう。対策がすべての業界だ。準備もせずに一発芸などは間違ってもやめてほしい。離職率も低いので、あまりガツガツしている人はこのまれない。東大生も多く就職しているが、東大生できちんと対策しても落ちる。NTT東日本なら比較的入りやすいのでリスクヘッジしておこう。各住宅で光ファイバーの工事を地方の支店でするエリートNTT社員もたまにいるのだ。

メガバンク

難易度:☆

メガバンクとは、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行だ。人気順は並べた通りだ。最近みずほは問題続きで人気も落ちている。金融業界であるため比較的高級だ。三菱東京UFJ銀行では、最初の昇進である調査役で差がつくようになってきて、実力主義が20代後半から作用してくる。実力主義といっても根回しが大事な世界だが。

メガバンクの特徴は採用人数がとにかく多いため、受かりやすく、多くの学生が滑り止めにしている。早慶学生のすべりどめだ。

それでもメガバンクは教育がしっかりしているので、転職市場で若手は人気がある。まじめで金融の知識があり、きちんと仕事をしてくれるからだ。堅い部分はあるが、他業界にはない特性をそなえている。

対策としては説明会にとにかく足を運ぼう。説明会にいっていなければ受かりません。スタンプラリーと揶揄される何度も似たような話を説明会で聞く苦痛を乗り切れば内定だろう。目立つようなことは面接でせず、無難にこなそう。

「金融は血液のような役割で~」といっておこう。ちなみにMARCH層になるとメガバンクの難易度はかなり高い。大学ごとに採用人数が大まかに決まっており、枠がすくないのだ。MARCHからメガバンクに入っている人は優秀な人だと思って問題ない。

損保

難易度:☆☆☆

女性が総合職での採用が進んでいない遅れた業界だ。東京海上日動ですら、女性の総合職採用(東京海上日動でいうグローバルコース)が最近までほとんど進んでいなかった。なんと残念なことだろうかと常々思っていた。

東京海上日動も大きく金融カテゴリなので給与もそこそこいい。また仕事も規模の大きいものができるので、東京海上日動、三井住友海上あたりは候補として検討しておこう。銀行ほどではないが堅い。転職する人が限りなく少ないため、市場評価はわからないといったとこだ。第2新卒で異業界に転職するのがまだ多い方といったところだ。

死ぬまで同じ会社で働きたいのであれば損保業界はおススメする。男女差別するわけではないが、総合職志望の女性には上述のとおり、採用自体がすすんでいない関係であまりすすめない。決して女性差別がひどい会社が多い業界というわけではない。

対策はこちらも説明会とOB訪問をしよう。OB訪問は記録されることもあるので気を緩めないでおこう。できればサークルの先輩や、親類の知人であたって、フラットに色々な質問ができる状態だとよい。 

証券

難易度:☆☆(一般の総合職採用の場合)

野村、SMBC日興、大和、三菱UFJモルガンスタンレー証券、みずほ証券あたりのことを指す。リテールは成績もつけられ、サバイバル状態だ。ここで生き抜いている人たちは”マジですげえ”という感想をもつ。話を聞いているだけで恐ろしい内容が多い。

給与もメガバンクよりよく、成績次第で商社を超える。これも結果次第なので恐ろしいのだが。できれば、M&Aや資金調達に従事する、投資銀行部門に行けるといい。コース別でしており、今から対策が間に合うか怪しいが。コース別はエリート採用で給与体系や、時に研修も違うので満足はできる。サバイバルで自信はないが、長時間労働できる知的労働者には部門別採用をすすめる。債券のセールスや株式調査の仕事も部門別で採用している会社があるので調べてみよう。 

重厚長大メーカー

難易度:☆☆☆

三菱重工や新日鉄、商船三井(海運業界のためビジネスモデルも全く違うが属性が比較的似てるためここに分類)といった企業群を検討してみたらいかがだろうか。

男のロマンを感じることができる。こちらもメーカーではないが、日揮や千代田化工建設といったプラント企業も素晴らしい。ビジネスのリードタイムは長いが日本になくてはならないビジネスを展開している会社が多い。商社のように浮ついた人も少なく堅実にビジネスをしている。商社ほどの給与はのぞめないが、体育会気質でまじめな方はすすめたい。 

対策は、面接でしっかりアピールできるように志望動機を練ることだ。きちんとした志望動機がないと、ロングテールのビジネスをやれないと思われる。

日用品メーカー

難易度:☆☆

花王、資生堂、ユニ・チャームだ。花王は離職率が低いと言われている。卸機能を持っており強固なビジネスモデルがあるので、自分の考えたことを実現しやすい。ユニ・チャームは日本企業の中でもグローバル化が進んでおり、海外で仕事をする機会も得やすい。しかもなんちゃって海外ではなく、本気でやらないとビジネスが揺らぐので、成長もできる。

問題は裁量権が若い間は多くないこと、給与が安いことだ。優しい性格の方だったらこの類のメーカーで働てみてもいいだろう。

対策は、製品理解をしっかりしよう。なぜこの会社か、何がしたいか、何が好きかを深堀される。

自動車メーカー

難易度:☆☆☆

トヨタ、日産自動車が該当する。日産自動車は部門別採用を行うなどキャリア教育に熱心な企業である。専門性が身につくという観点ではおすすめだ。トヨタは海外駐在ができること、また品質へのこだわりが高く、自動車というくくりをとっぱらっても素晴らしい会社だ。

トヨタ出身の経営者はほとんどいないがトヨタ出身で他社で活躍している人は数多くいる。

トヨタはリクルーターがつくので事前に対策をして、長期的に自分の人間性をアピールしよう。思考力の深さは問われる。もちろん製品も理解しておこう。

IT

難易度:☆☆

外資も含むと、オラクルやIBM、アクセンチュア(IT)、NTTデータといった企業群だ。外資と日系を一括りにしているので一概には語れないが、スキルが身に付きやすいため、転職もしやすい。NTTデータは労働時間が長い場合もあるが一般的には働きやすい。たまに死んだコンピュータ言語をやらされ続けて市場価値がない人もいるので気を付けてほしい。ITにいる人は就職したら転職サイトを見続けてほしい。 NTTグループの中でもNTTデータは待遇がいいのでおすすめだ。

知識は文系職では基本問われないがITの領域に興味をもっておくと、頭のよさが認められれば採用されやすい。

メガベンチャー

難易度:☆☆☆

DeNA,GREE、サイバーエージェントがこの部類だ。高学歴が多く、頭脳にたけでバイタリティもある人が多い。初任給も年収400万から550万と決して低くはない。同期も面白い人たちばかりで満足度も高い。長期的に同じ会社にいると考えている人は少ない。

採用は基本的にはインターンの形式が多い。

ベンチャー

難易度:????

ベンチャーは本ブログでよく述べているので割愛する。好きな会社を探して受けてほしい。対策も何もないのでとりあえずインターンに行こう。

キーエンス

難易度:☆☆☆

墓を建てたい人にはおススメだ。というのは冗談で、世間で言われているほど今は激務でない。バックオフィスの総合職でも給与が高く、素晴らしい面もある。営業力というか、がむしゃらにやる力ができるのでスキルというよりマインドが市場で評価される。商社、広告代理店と同じくらい稼げる。

対策は、志望動機を身に着けて、体育会的な強さを身に着けよう。意外と理系人材を欲しがっている面もある。

学歴フィルターはあるか?

学歴フィルターはある。高学歴層、具体的には、旧帝、一橋、東工大、早慶までできっている企業が多い。エントリー数が多すぎる関係でやむをえない。自分の出身大学から志望企業に行っていない場合は、飛び込みで、説明会に行くか、慶應大学でやっているセミナーにもぐりこんで熱意を見せよう。アホらしいことを言うが、熱意は本当に大事だ。熱意がささればチャンスをもらえるかもしれない。

また、東大とその他の大学で扱いは違う。東大の場合は企業から学校に積極的に来てくれる。そのため、東大はロンダで院から入っていたとしてもチャンスが多くなる。東大生でない人は自らチャンスを捕まえにいこう。チャンスは待っていてもこないのだ。

OB訪問

OB訪問は大学から名簿をもらおう。もしくは紹介してもらおう。1人OB訪問できればとにかく紹介してもらおう。あなたが優秀と判断されれば紹介してくれるし、微妙だと思われたら、「んー、ちょっと当たってみます」「いなさそうですね」と返事をされてにごされる。

OBがいなかったら下記サイトを使おう。

同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」 

以上勝手気ままに自分の意見を述べた。2017年卒の情報が多いので2018年卒向けと異なっていたら申し訳ない。参考になれば幸いだ。