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20代~30代のキャリアを考えるブログ

若手を中心としたキャリア構築について思ったことをつらつら書いていきます。

高学歴で優秀なのに転職面接で落ちてしまう人

キャリア相談室 基礎スキル 第二新卒

高学歴で大変優秀にも拘わらず転職面接で落ちてしまう人がいる。落ちてしまう人には共通点があるため、基礎的なところでつまずかないように偉そうにアドバイスさせてほしい。

なぜ1次面接で落ちるのか

 転職の場合、転職エージェントに相談をし、その後企業に紹介されていくというのが若手に限らず、多くあるパターンだろう。

 その中でどうして、「優秀な経歴」をもっている人が転職面接で落ちてしまうことがあるのだろうか。それは多くの場合「準備」に問題がある。実際企業側や人材エージェントから言われることとして「受けようという気があるのに調べていないのはおかしい」と。

人材エージェントに会う時に気を付けること 

まずは人材エージェント側の立場から論じる。

 ごもっともであるが、若い初めての転職層の場合、転職意思があるにもかかわらず何も調べずに「とりあえず」人材エージェントに会ってしまう。同業界への転職であれば、他社の実情を聞けば話になるが、異業種への転職の場合そうもいかない。

 大手の人材紹介会社場合、とりあえず、どこか簡単に入れそうなところを紹介させるが、優秀な人材エージェントの場合、異業種転職の場合、厳しい言葉で転職を再考させられる場合がある。(このような本人のためになるアドバイスができる人材エージェントに会える確率は低いのだが)

 実は、新卒以上に中途での志望動機は重要視される。ネガティブな理由を伝えての転職(上司が嫌いだった、仕事がつまらないものばかり降ってきた等)はうまくいかないのは承知であるだろうが、優秀な人は本音と建て前をうまく使い分けて乗り切っている。

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 一方、志望動機を言うということはなかなか難しい。新卒採用の場合は働いたことがないのでそこそこの志望動機しか深堀されず、地頭や適性等を判断して採用を決定している。新卒で戦略コンサルの企業等は、志望動機がまったくきかれず、ケース問題を通して採用が決まることすらあるわけだ。

 第二新卒をはじめ、若手の転職でよくある業界業種を変えての転職では志望動機が大事になる。新卒時にあまり問われていなかったこともあり、志望動機を作ることが難しい。MBA受験のエッセイで、理由を深堀して書かないといけない項目があり、日本人は意外にエッセイの志望動機等で苦労する。

 業界業種を変える転職は、「なぜこの仕事をしたいか」を心の底から考えて答えを出さないといけない。人材エージェントも会ったときに本気で異業界への転職を考えてなければ人材エージェント側も本気で向き合ってくれない。

 優れた人材エージェントほど、本気で日本の産業をよくしようと考えているので優秀でやる気のある人を優先的にサポートしている。もちろん、何もわからない人のために人材エージェントがいるわけなので、なんでも聞いていいのは事実であるが、自分がどういうことをしたいか、どういう人間になりたいか、それにあたって、どういうことを調べているかは伝えられるようにしたほうがいい。

 

丸腰で人材エージェントに会うと機会損失につながるので気を付けてほしい。コンサルに行きたいのであれば、どういうコンサルの種類があって、業界にどういうプレイヤーがいるかまでは調べておこう。各社の採用状況や年収、出世の状況などをプロのエージェントに聞けばよい。

 やる気があって、優秀だと判断され、しっかり準備もしてきた、しそうという人は個人的なツテで優良案件を紹介する場合がある。優良案件は、企業側があらゆるエージェントに公開しているわけではなく選ばれた存在である可能性が高く、その選ばれた存在を維持するために質の高い人をエージェント側も送る必要がある。

 そのため、たくさん会う中でこの人は!という人に優良案件の紹介をしている。

 

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企業の面接に臨む際に気を付けてほしいこと

企業側の立場から論じる。

企業側の中途採用で最も気にしたいのは、未経験者採用の場合は特にまた、違う仕事がいいと辞めてしまわないか、ということだろう。未経験の場合、教育コストがそれなりにかかるのと、新卒と違い、定着率がいかんせんよくない関係で非常に辞めないかについては気にする。

そのため、今の会社、そして職種を辞める理由と、これからなぜこの業界にきたいかは根ほり葉ほり聞く。コンサルティングファームですら未経験者からの採用に対しては、新卒に比べて聞く傾向がある。投資銀行業や、ファンドといった職種でも未経験であるとなぜ?なぜ?と深堀をしミスマッチが起こらないように注意をしている。

 未経験者採用の場合、辞めることが目下の課題になる場合が多いため、最初のフィルターではとても慎重になる。つまり、志望動機をきちんといえるか、事前にその業界を調べているかは生命線になってくる。

 未経験転職の場合は準備の本気度をしっかり伝えよう

 企業を受ける前に、人材エージェントからしっかりとレクチャーを十分にうけ、その志望動機で通用するかを考えよう。

 本気度とは難しいが、一番いいのが、実際の行動を伝えることだ。わかりやすい例でいくと、営業から経理にいきたいとする。人と向き合うより数字と向き合って会社を支えるほうが向いていると思うといった簡単な理由を言ったとする。

 その想いが本当か証明するために、勉強時間を作って、TACに通い、簿記1級や2級をとったとする。そうした場合、企業側は本気だと判断してくれ未経験でも採用してくれる可能性が高くなる。

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 コンサルなど実際の行動が難しい場合は、新卒就活でいうOBOG訪問をして~という点が自分にあってる、貢献できると伝えるだけでも本気度がわかるだろう。あまりにもやりたいベースで伝えすぎても自分勝手で、理想ばかり追い求めるイメージを与えかねないので少しでもいいので、ぜひ何かしらの行動を伴ってうけてほしい。

 上記の例外としてはエグゼクティブポジションになり、企業側からどうしてもきてくれと頼む場合は、企業が口説く時間になるが若手の場合はそうはならないだろうから気を付けてほしい。

志望動機の作り方

志望動機の作り方のようなことは高学歴で有名企業で働いている人に説くのは不必要かもしれないが、可能であればエージェント数人と、業界に所属する友人にみてもらおう。想像している業務内容と違っていたら、面接でうまくいかない可能性があるのでとにかく人に見てもらおう。

いい本を紹介したいが、志望動機はオリジナルなので、優秀な関係者に聞けと私はアドバイスしている。

新卒のときの気持ちで志望動機の作成はしないでほしい。学歴と地頭で受かった、新卒とは違い、社会で働いた経験をもとに実体験をともなったリアリティのある回答こそが現場の面接官に通じるわけである。

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ぜひこれから転職をされる方は「準備」をおこたらずにがんばってほしい。今回は異業界での転職で語らせていただいたので同業界の転職についてはまた別の機会で語りたい。

本日も読んでいただきありがとうございました。