20代~30代のキャリアを考えるブログ

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20代~30代のキャリアを考えるブログ

若手を中心としたキャリア構築について思ったことをつらつら書いていきます。

転職で迷ったらリクルートへ行け

 転職活動をして、どこの企業に行くか迷うことがあるだろう。もし、転職をどうしてもしたくて、行きたい企業がなかなか見つからない場合はリクルートに行くことをすすめる。

 

リクルートは正直言って嫌いだった

 はじめに言っておくと、私はリクルート出身者でもなければリクルートのおかげで生計を立てているわけでは全くない。むしろ、昔はリクルートが嫌いで、知的階級層(恥ずかしながら当時は自分のことをそう思っていた)が行くような会社ではないと、よく調べもせずにダサい会社だと思っていた。

大学の友人をみても、外資系企業か商社か官僚で、推薦で技術職につくという人がほとんどでリクルートに好き好んでいく人はあまりいなかったし、かつ、いても正直仲良くなれなかった。

就職活動で「俺、リクルート志望」こういう奴が最もグループワークでは嫌いだった。

だが、なぜリクルートをすすめるか。それは20代の転職でリクルートに行きハッピーになっている人があまりにも多いからだ。

 私がリクルートを嫌いな理由の一つとして、「群れている」印象を受けるからだ。現代であればFacebookを見ることがあるだろうが、

「~さんのおかげでMVPとれました!」

「~グループで、とても成長させていただきました。本当にありがとうございました」

といったように会社の様子をみんなアップしており、群れていてイケていないなんて思っていた。似たような投稿を見たことがあるのではないか。

このようなタイムラインが嫌いな人も周りにいたが、彼らですらリクルートに転職して非常にハッピーになっている。若い世代で転職に困ったらリクルートというのはアリではないかと思っている。(人材エージェントもとりあえず薦めてくる人もいるが…)

 もちろん転職のことはじっくり考える必要があり、安易にリクルートに行けといっているのではない。リクルートは良い会社なので行ってもいいのでは?と言いたい。

 リクルートに転職する20代はどういう人か 

分社化されて以降、複雑になっているので、細かく解説することはここでは控えるが、戦略コンサル、インターネット企業、メーカーに代表される大企業からの転職者が多く、かつ優秀な方が多い。

 20代の読者の周りにもおおいであろう、DeNAやGREE等、東大京大をはじめとするエリート層をかっさらった企業に新卒でいってから、リクルートに行く人間も増えている。さらに前であればサイバーエージェントから、さらにさかのぼるとインテリジェンス等からだ。(現在のインテリジェンスと昔のインテリジェンスは大違いである。昔のインテリジェンス出身者はめちゃくちゃ優秀な人ばかりだ)

 リクルートは紙からWEBへの動きを住宅、求人、結婚とあらゆるライフスタイル領域で実現してきたのでそれにともないWEB人材を大量に欲してきた。現在はWEBがあらゆるビジネスの手段になっているのでWEB人材は重宝される。

リクルートと聞くとあまりイメージがないかもしれないが優秀なWEBエンジニアやデザイナーがリクルートに集結している。7~8年前にビッグデータ解析のセミナーに行ったときに、他社とはくらべものにならないレベルの高さに驚いたことを私自身も体感した。

 DeNAやGREEに行った人たちは、リクルートのような巨大企業ではできないことをもっとベンチャーっぽいところでしたいと思い、進路選択したが結局リクルートでもできるしリクルートの方がいい環境だと気付く。

 様々な事例があるが、

-海外と仕事がしたい

-投資の仕事がしたい

-もっと時短な環境で働きたい

-UIUXについてもっと研究したい

-プロジェクトリーダーとして新規事業を立ち上げたい

-優秀な人と働きたい

-営業を学びたい

-TVCMの制作にかかわる仕事をしたい

 上記の理由でリクルートに行く人が事実いる。そして多くの場合望み通りにみたされる。要はなんでもそろっているのと、転職であれば配属もコントロールできるため、やりたいことができる確率がかなり高いのだ。ちなみに新卒は、分社化されたとはいえ、完全に配属をコントロールできるとはいいがたい(WEBエンジニアはのぞく)

 給与の面で考えてもIT/インターネット業界から転職するとupか維持のままなので待遇面に不満もない。外資をはじめとする戦略コンサルからの採用にいたっても限りなく維持をする場合があるので、待遇面を維持しつつ事業に携われるので非常にいい環境だ。

戦略ではないが、アクセンチュアから転職する人も一定数おり、満足度の高い王道コースとなっている。(戦略部門からの転職ももちろんある)

 

新卒リクルートの人たちは何処へ?

 昔は退職金もがっぽりもらえたので早期退職が多かったが、近年は40歳近くまで残り、個人事業主に近い形で起業する方、ベンチャーの執行役員や事業部長、マネージャーで転職する方が多い。

 現在の30代のリクルート所属の方は年収がかなり高い。具体的には書けないが、1000万円は余裕で超えている。事業会社であれだけもらえるのは商社とリクルートやキーエンスくらいだろう。ちなみにリクルートは出世の差がつくので、総合商社の方が平均すると全然高くはなる。

 リクルート出身者は企業からとても欲しがられる。指定企業にわざわざリクルートと書いてある企業も少なくなくベンチャーにとっては欲しい人材である。

 中途で若くしてリクルートに入り、30歳中盤こえている方々も比較的おおくいるが彼らもベンチャー企業をはじめ多くが活躍している。

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リクルート出身起業家 

リクルート出身者起業家も多い。一部だが、リクルート出身の起業家を紹介してみる。

宇野康秀:株式会社インテリジェンス創業者、現USEN会長

杉本哲哉:株式会社マクロミル創業者

井上高志:株式会社ネクスト社長

けんすう:nanapi代表取締役社長

経沢香保子: トレンダーズ株式会社創業者

平尾丈:株式会社じげん代表取締役社長

工藤智昭:株式会社ジーニー代表取締役社長

森健志郎:株式会社スクー代表取締役社長

須藤憲司:KAIZEN platform代表取締役社長

 上記は一部であるが、すごいのが、人材からメディア、アドテク、マーケティングとあらゆる領域で起業家が成功していることだ。どうしても偏りがちになりそうだがリクルートが幅広いビジネスをやっているせいもあり、様々な分野での成功者が多い。そして面白い方が多い。

個人的にUSEN宇野氏は上記のメンバーの中でも1つぬけた存在であると思う。顔を見ると、くぐってきた修羅場の数が違うというのが一目でわかる。すごみのある経営者だ。

その一方リクルート村で群れあうことで仕事がとれている会社もあるのでなかなか成長しないが手堅く儲けている会社もある。リクルートにいるだけで食うにこまらないスキルならぬ食うに困らない人脈ができあがるのだ。

 「あ~○○さん!俺の同期だよ!」これで1時間くらい酒を飲むリクルート出身者がいるのですごいと思う。純粋に。

 慶應義塾大学の卒業生は大規模な組織である三田会によって守られているが、リクルートも同様の感じはある。一匹狼のように見えて意外にお互い助け合うところがあってそういうところは素晴らしいと思う。

 

 なぜリクルートの人材は転職市場で価値があるのか?

 話を戻す。なぜリクルートに行くべきなのか?それはあなたの市場価値をあげてくれるからに他ならない。

 先ほどの転職の話からも分かるがリクルート出身者は企業からのニーズがとにかく高い。また1人で生きていけるだけのネットビジネスの知識、人脈、営業スキルが身につく。給与も悪くないため贅沢をしなければ貯金もある程度たまっていく。

 もちろんこれからの入社世代は上場による利益を受けるわけではないがそれでも十分なメリットだ。若い世代なら転職してあわずにリクルートを辞める事例も少ない。(もちろん一定数はあるが標準よりも少ないと考えられる)

 特に大きい規模の営業組織であればリクルート流の営業術が役にたつ。個人のトークスクリプトが優れているとかそういう細かい話ではなく、どこのエリアには何店舗あり、何店舗訪問したら、話を聞いてくれるのが何店舗で契約までにいくのが~%と営業のファネルをよく理解しているため数字の見通しがたつ戦略がたちやすい。営業部門にいなくても営業のやり方や、数字がわかっていることが多いためリクルート出身者は他にはない良さ、強みがある。

 

リクルートに転職するときに気を付けたほうがいいこと

 リクルートは大企業のためお金が潤沢にある。期末になると「予算余ってるから使い切らなきゃ」という大企業病も発生している。どベンチャーであれば予算を使い切るという目標はまず発生しないので、小さい組織にいったときにリクルート病に使っていると予算や時間の使い方に失敗しうまくいかない人がいる。

 リクルートからベンチャー転職で失敗する人は実は多い。ベンチャーからリクルートへの転職はそれほど失敗しないのだが。リソースに恵まれているということを理解したうえで日々働こう。

 

リクルート各社の違い

 昔はリクルートと言えば通じたが、今の世代には、リクルートは「リクルート」では通じない。キャリアなのかホールディングスなのか、マーケティングパートナーズなのかまで言わないと若い世代とは会話ができない。

 グループ会社たくさんあるが、有名企業出身者が転職でいく企業のみに絞る。

 

リクルートキャリア

 リクナビ、リクナビNEXT、CAREER CARVERを運営している。求人メディアの運営であるが、新卒ビジネスを作った、リクルートキャリアの影響力はとてもでかい。リクルートのDNA的な部分でもあり、自社内でのプライドも高い。

 

典型的な人材ビジネスをやっているためマネージャーをしている、中の友人いわく「優秀な奴は1割くらいしかはいってこない」といっているが巨大なオペレーションシステムが確立してあるので全員がうまく売上をあげる仕組みがよくできている。

 

リクルートスタッフィング 

大企業であればお世話になっている会社も多いだろう。派遣社員の派遣元である。派遣登録もスタッフィングを利用する人も多い。派遣業界のせいか、優秀じゃないイメージがまとわりついているが入社する人は優秀な人が多い。ホワイト企業という演出もしているが、そこそこに働く会社であり、結果を出す人が多い。女性も活躍しやすい会社である。

派遣業界に興味があればスタッフィングがいいかもしれない。

 

リクルートエグゼクティブエージェント

あまり、転職で若手優秀層はいかない。というのもエグゼクティブなので若いエージェントのフィールドではないからだ。とはいえ、ハイサラリーの案件を人材エージェントとして扱える機会なのでチャンスがあればもぐりこんでいいだろう。ここを起点に、外資系の人材エージェントに転職するキャリアがいいだろう。

 ここで働いているおじさんはいい求人情報をもっているので仲良くしておいて損はない。

リクルート住まいカンパニー

 言わずもがなだがSUUMOだ。紙で展開していた住宅情報誌をSUUMOでうまく展開し、確固たる地位を築いた。リクルート出身でネクストを創業した井上氏と激しいシェア争いを展開した。結局リクルート関係者の勝負になっている。

 住まいは営業組織としても強いが、アクの強い人も多く結果を出すまでしつこくやりきるタイプがいておもしろい方が多い。

 住宅関連は若い人が行きたがらないが単価の高い領域でもあるので、ネット×高単価領域を考えているならのぞいてみていいだろう。

 

リクルートライフスタイル

 じゃらん、ホットペッパー、ポンパレ、Air REGIとリクルートのWEBビジネスの集結したような組織体だ。WEB領域に強い人が多い一方、営業組織としても強く営業マンとして活躍する方も多い。じゃらんやホットペッパーの飛び込み営業をすることを想像したらどれだけ鍛えられるか推測するのは容易なことだろう。

 ライフスタイルは生活領域を文字通りすべてやっているので、楽しい仕事がたくさんある。広告費も潤沢にあり、大きなビジネスを体感するならここだ。リアルとWEBのどちらも学べる。

 

ニジボックス

リクルートでもいけてる組織といわれている「Media Technology Lab」から独立してできた組織だ。マッチングアプリであるMatchbookを運営している。Matchbookは社内でも似たようなサービスをゼクシイが展開しているため競合になるのだが社内で競うのがリクルートらしい。

 元々、WEB領域では社内外で有名な麻生要一氏がCEOをつとめ会社を大きくしてきた。麻生氏はイベントによくあらわれているので一度話を聞く価値がある。

 

リクルートマーケティングパートナーズ

 ゼクシイ、スタディサプリ、カーセンサーと色々とやっている。Quipperも買収し、事業領域を広げている。カーセンサーが非常に好調なようで積極的に人も採用していた。ゼクシイは言わずもがなで安定して収益減となっている。

 ゼクシイがあるせいで女性も活躍できるホワイトな会社のイメージがあるが、バリバリの営業組織であり、女性が非常に活躍する一方、ハードワーキングではある。(他のグループ会社と同程度ではある)

 リクルートコミュニケーションズ

 リクルートの広告代理店的な立ち位置だ。リクルートの中でもコンサルちっくでクリエイティブな人たちがあるまる。やはりここもWEB領域の仕事が多く、WEB転換をうまく図ったリクルートの象徴的な存在あるだろう。

 

RCO(リクルートコミュニケーションズ)の方は一風変わったイメージがある。営業というイメージからはほどとおくマイルドにものごとをおさめ仕事をすすめている。

 

リクルートアドミニストレーション

 M&Aや財務といったバックオフィス的なところをしている。雰囲気が一風かわっているがリクルート的な攻めの姿勢をもった人材も多くいる。リクルート社内を横串で見れるので大企業でバックオフィスを経験したい人にはいいだろう。

 社風については社員とあって確認してほしい。私にとっては中の人がイメージと最も違った会社であったので慎重に吟味して転職してほしい。

 

Indeed

 巨額の投資で買収した、アグリゲ―ションサービスを展開するIndeed。外資系のカルチャーでエンジニアもビジネスも面白い人たちがそろう。リクルートの中でもいけてる雰囲気がでているだろう。

 転職するなら今はIndeedにいってみたい。HR領域において先進的な開発が行われており想像以上のサービスをどんどんだしている。一方日本では、なかなかマーケットに根付くのが難しいビジネスであるため今後の展開が気になる。

 

リクルートはのぞいてみてほしいし、転職を検討してほしい

 リクルートは調べるほど素晴らしい企業だ。今すぐ起業したい、どうしてもやりたいことがあるといった感じでなければ「とりあえずリクルート」は良い選択肢だと思う。まずはコンサルでいろいろ事業を見たいという意見ももっともだ。

コンサルに行くと事業ができないというのは若いうちに辞めたら全然適応できるので気にしないでほしい。だが、リクルートでも全然成長できるので転職を検討しているのであればまずは受けてみよう。

ほぼ中立の立場からリクルートを論じてみた(繰り返すがリクルート出身者ではない)。出身者が言うのはポジショントークだと思っているので、参考になると幸いだ。また、中の人からの批評も受け付けたい。

ちなみにリクルートの転職サービスはリクルートに転職するにはあまりいいサービスがそれほどない(ビジネス的には成功している)ので、ビズリーチ等を使おう。ビズリーチに登録したらリクルートを紹介してくれるエージェントも多い。リクナビネクスト経由では少ないのだ。

転職サイトの【BIZREACH(ビズリーチ)】

BIZREACH